LX5を使ってみての感想

先週末にやっとLX5を持ち出していろいろ撮ってみることができたので、使ってみた感想を書いてみたいと思います。

まずは使用感から。これくらいの大きさ・重さがある方がしっかり握って安定したシャッターを切れる気がします。一眼を使っているからそう思うのかもしれませんが。以前にPanasonicのデジカメは使っていましたから、操作自体も問題ありませんでした。あえて言えば、設定項目へのアクセスがキヤノンやニコンのようなメニューのインターフェースに比べると使いにくいです。また、インテリジェントオートでは設定できる項目自体が減って、RAWでの撮影もできません。

純正の本革ケースについては、撮影時に本体のレンズキャップを外さないといけないため速写にならないことと、メモリーカードやバッテリーを取り出す際にネジを外すのが面倒なのがちょっと気になる点です。質感とかはいいんですけど。

園庭で遊ぶ園児たち
園庭で遊ぶ園児たち

次に画質についてです。多少色かぶりがありますが、発色自体は悪くないと思います。広角での歪曲は場合によっては少し気になるかもしれません。

少しディテールはつぶれ気味ですが、TX7よりはマシです。最近の画像処理はどのメーカーも多少ディテールを犠牲にしてでもノイズを減らす方向なのでしょうかね。TX7は通常の鑑賞でも少し気になるレベルでしたが、LX5は等倍で見れば気付くというレベルで、カラーノイズも残し気味の処理です。

上記はJPEG撮って出しの場合で、RAWで撮影するとノイズ処理も気にならず(処理してないから当たり前ですけど)非常に満足のいく絵が得られます。レンズが明るいのでISO感度も低めに抑えられますし、処理せずともノイズは少なめだと思います。自分で気に入ったレベルまで処理すれば納得のいく結果が得られます。画質を気にするような撮影の場合は迷わずRAWですね。

上の写真は屋外撮影でJPEG撮って出し。下の写真は屋内撮影でRAW+JPEG。左がJPEGで、右はRAWをLightroom3でストレート現像したものです。

前菜盛り合わせのトマト (JPEG)
前菜盛り合わせのトマト (JPEG)
前菜盛り合わせのトマト (RAW+LR3)
前菜盛り合わせのトマト (RAW+LR3)

こうして書いてみると、なんだか気になる点のほう多いみたいな感じですけどそうではなく、総じてLX5には満足しています。一眼には及ばないけれど、撮影するのが楽しいカメラです。まだ試してない機能やモードもたくさんあるので、また次の機会にいろいろ試してみようと思います。

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