U-23活躍中

オリンピックで寝不足の毎日です。深夜にサッカーの中継がある日は、子供と一緒に寝て1時前に起き、観戦後にもう一度寝るというパターンです。

女子の方は、まあ一応世界チャンピオンですし、順当にベスト4まで進出してくれました。北京では届かなかったメダルまであと一つです。グループリーグ最終戦の引き分けが物議をかもしていますが、最終的に勝つためにベストの選択をしたわけで、全く問題ないですよ。無気力試合とか八百長とかと一緒にしないでいただきたい。あれがダメなら、野球の敬遠なんてもっと露骨でしょ?

さて、男子ですが、メキシコ五輪以来44年ぶりのベスト4です。あまり期待されていなかった中で勝ち進んでいくのが前回のワールドカップを思い起こさせます。

初戦のスペイン戦は下馬評を完全に覆しての勝利。アトランタでブラジルに勝ったのとは次元の違う、がっつり組み合っての勝利です。奇跡などではありません。その後のスペインの体たらくを見ると、実力通りだったといえます。

大きかったのは2戦目のモロッコ戦での勝利。これで3戦目を有利に戦うことができ、グループを首位で通過することができました。首位通過のおかげで、トーナメントの初戦でブラジルと当たるのを避けることができたのは非常に大きいです。決勝までブラジルと当たらないわけですから。

トーナメント初戦はエジプトに完勝。トゥーロンでは負けた相手ですが、その時のチームより守備が大幅に改善されているので、相手に退場者が出ていなかったとしても勝っていたでしょうね。オーバーエイジで吉田の加入は大きいです。

アトランタではブラジルに勝ったもののグループリーグ敗退。2戦目以降でしっかり勝点を稼げたのはその時の教訓があったからかもしれません。シドニーでは決勝トーナメント進出もリードを守れずPK戦の末敗退。しっかり守って追加点という展開でベスト4に進めたのもこの教訓のおかげかもしれません。44年ぶりの快挙は、まさにこの間の日本サッカーの歩みの象徴だと思います。

準決勝の相手、メキシコは大会直前の親善試合で勝った相手。でも本番は全く別物でしょうから、気を抜かずにやって欲しいと思います。(女子は逆にフランス相手に負けてますが、こちらも本番ではしっかり対処してくれるものと期待しています。)

順当にいけば決勝の相手はブラジル。3位決定戦で韓国と当たるのは避けたい。(もっと避けたいのは韓国が決勝に進んでブラジルとの3位決定戦ですけど。)メキシコに勝って決勝に進めば問題無し。最高の舞台で最高の相手と戦えることを期待しています。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください