iPad Pro

今使っているタブレット端末はiPad Air 2。発売直後に買ったのでもう2年半以上使っています。性能的に全く問題はないのですが、Apple Pencilが使いたくて、iPad Proが欲しいなあと思っていました。

Apple Pencilが使いたい主な理由は

  • 子供に勉強を教える時に使いたい
  • 楽譜を書くのに使いたい
  • 写真のレタッチに使いたい

という3つです。

どれも指や市販のスタイラスでもできなくはないのですが、実際にやってみると思うようにいきません。指先もペン先も太すぎるのです。思い通りの位置に音符が書けなかったり、字がきれいに書けなかったり。そしてこれらの用途には画面が大きいほうが良い。これまでのiPad Proは12.9インチモデルが後発の9.7インチモデルにスペック的に劣っていましたが、今月発売になった新機種では12.9インチも10.5インチも同等の性能です。

というわけで、早速新しくなったiPad Proの12.9インチモデルを買いました。

iPad Pro + Keyboard + Pencil
iPad Pro + Keyboard + Pencil

容量は64GB。今のiPad Air 2も64GBで十分足りてますし256GBも必要なさそうなので節約。色は本当はスペースグレーにしたかったのですが在庫が無く、これまで所有しているiPhone/iPadと同じゴールドで。Apple PencilとSmart Keyboardも購入し、今回は液晶保護フィルムと背面ケースも用意しました。過去のiPadはフィルムもケースもつけずカバーだけで使ってきましたが、特に液晶面はApple Pencilを使うならちゃんと保護しておいたほうが良さそうなので。

大きな画面と左右に付いたスピーカーは動画を観るにはとても良いです。Apple PencilはもちろんSmart Keyboardも思った以上に使いやすくていいですね。性能面ではこれまでのところ正直iPad Air 2との差は感じていません。iOS11になれば優位性が実感できるかもしれません。そして、分かってはいたことですが、やはり大きくて重いです。外出時に持ち出すことはないでしょう。なので、iPad Air 2もそのまま併用することにします。上に書いたような用途や動画鑑賞にはPro、それ以外のゲーム・音楽などはAir 2という風に使い分ければお互いの容量も節約できていいかなと思っています。

X100Fを購入しました

店頭で触ってみて気に入りましたので、買いました。想定通りですね。以前所有していた初代X100もとても良いカメラで好きでしたので、それがさらに進化しているとなれば買わざるを得ません。

ちょうど先週末限定のプロモーションをやっていたのも背中を押してくれました。通常価格から$50引き、予備バッテリー(旧型でしたけど)・16GBのSDカード(いらないけど)・$10のフォトプリントクーポン(いらないけど)・防湿ケース(いらないけど)がついてきて、さらに純正レザーケース(これは嬉しい)もつけてくれました。バッテリーとレザーケースはもともと一緒に買うつもりでしたのでラッキーでした。X100Fは海外で買ってもちゃんと日本語に設定でき、説明書の言語と電源プラグの形状以外は世界共通です(日本製)。ちなみにソニーやパナソニックはこちらで買うと日本語にできないしビデオも60pが選べなかったりしますので要注意。

開封の儀はシンガポールの風習に従って店頭にて行われました。今回は店員に開封や設定をされてしまうのではなく、自分で中の袋を開けて(ちゃんと未開封でした)、バッテリーとメモリーカードを入れて、言語と時刻の設定をすることができたので良しとします。付けてくれたSDカードは容量も速度も足りないので、いつも使っている64GB・95MB/sのSDXCカードを別の店で買って帰りました。

X100は結構豪華でしっかりした化粧箱に入っていましたが、X100Fは紙製の箱に普通に入っているだけでちょっと残念。でもまあ現実的には箱より中身にお金を使ってくれた方がいいです。少し前にファームウェアのアップデートがあったのを知っているので、まずそれを適用してから初期設定です。

X100Fがやってきた
X100Fがやってきた

初代X100と違いケースを付けたままでもバッテリーやSDカードを取り出せるのはいいですね。USB充電時以外はケース付けっぱなしになりそうです。その他のアクセサリーもこれから揃えていかなくては。今回は液晶保護フィルムは貼りたいと思っていますので、次の日本出張の際にフィルムを買って貼ってもらいましょうかね。三角環とカバー、アクセサリーシューカバーをどうするかも考え中です(X100ではニコンのものに付け替えていました)。ソフトレリーズボタンも付けたいです。フードと保護フィルターもあったほうがいいのですが、これらを付けてしまうとレンズカバーとケースが使えないんですよね。

しばらくカメラ関係の物欲も撮影のモチベーションも下がっていましたが(そういえば今年に入ってからブログに1枚もあげてないです)、久しぶりに写真への意欲が湧いてきました。。まだ室内での試し撮りしかしていませんので、早くX100Fを持ち出して撮影したいです。

X100Fを触ってきた

先週末にX100Fの実機に触ってきました。こちらの家電量販店にはFujifilmのカメラを置いているところは少なく、カメラ専門店でも実機を展示しているところは少ないです(頼めば売り物のを開けて触らせてくれますけど)。国内に1つだけあるFujifilm Studio(直営ではなくカメラ店への委託です)なら確実ですのでそちらへ行ってきました。

触ってみて、ああやっぱりこれだ、と確信しました。予想通り、初代X100の不満点はかなり解消されている印象ですし、新機能も加わっています。ISO感度もダイヤルで操作できますし、MENU/OKボタンも押しやすくなっていました。フォーカスレバーも導入され、ボタンのカスタマイズもある程度できます。近接撮影もマクロモードへの切り替えなしにシームレスにできるのは助かります。デジタルテレコンバーターを使えば35mm相当だけでなく、50mm相当、70mm相当でも撮影できます。

一方気になった点もいくつかありました。AFは進化しているもののa7IIに比べるとちょっと迷いやすいかなと感じました。それでも初代X100ほど外すことはないだろうと思いますが。X100はどうだったか忘れましたが、シャッターボタンの半押しまでのストロークが長めで、ちょっと慣れが必要かも。あと、Qボタンは間違って押してしまうことが多そうです。

デジタルテレコンがRAWと両立しないのはSonyと同じですが、将来的にファームアップで改良されると嬉しいですね(Olympusのようにトリミング前のRAWを残してくれたらそれでいいです)。チルト液晶と手振れ補正もあれば完璧ですけど、それがないのも含めてのX100シリーズなのかなとも思うので、そこは許容します。

総じて、ほぼ期待していた通りの良い感触を得ました。

というわけで。続きます。

X100Fが欲しい

旅行用のカメラを検討していて気になったのがFujifilmのX100F。レンズ交換式の一眼ではなく、レンズ固定のコンデジに分類されるものです。センサーはAPS-C。レンズは23mm F2の単焦点でズームはできません。大きなセンサーと明るいレンズのためにコンデジとしては大きく重いです。ミラーレス一眼のボディのみとほぼ同じくらいです。通常のコンデジと比べるとズーム域と携帯性で劣りますが、画質面では圧勝です。一眼と比べると、レンズ交換はできませんがその分レンズとセンサーが最適化されており、携帯性でも勝ります。

X100F
X100F

実は私は2011年の初代X100を持っていました。画質面とデザインに関しては大満足でした。ただし操作性は悪かったです。海外赴任に際し手持ち機材の整理を行い手放しましたが、X100での撮影は非常に楽しかったです。

旅行に際しては画質のX100Fと汎用性のRX100M4を組み合わせて持って行くのもいいなと思い始めました。X100を所有していた頃も、X100とPanasonicのLX5の2台体制で旅行に行ったことがあります。ほとんどの写真はX100で撮り、ズームが必要なときはLX5を使っていました。LX5と比べるとRX100M4は望遠が弱いですがデジタルテレコンで補えるでしょう。画質は上ですし。

X100Fはシリーズ4代目ということで、初代X100と比べるとかなり進化しています。X100で感じていた不満点(当時のレビュー)はほぼ解消されているのではないでしょうか。そのあたりは実機を触って確かめてみたいところです。センサー性能は当然良くなっており、画素数も倍になりました。画質面に関してはまったく心配していません。EVFや液晶の性能も上がっています。新機能もフィルムシミュレーションも追加されています。RAW現像に使っているLightroomとの親和性も上がって使いやすくなっているようです。

お値段はそれなりにしますし、旅行に関しては手持ちの機材でやりくりできないわけでもないです。ただ、このシリーズはデザインも好きだし、実際に撮影していて楽しいし、写真も他社とは違う雰囲気でいい感じに仕上がるんです。旅行とは関係なく、純粋に欲しくなってしまいました。

旅行に持って行くカメラは?

夏に旅行に行く予定を立てたので、持って行くカメラの検討をし始めました。

画質面から言えば当然フルサイズのa7II。これに高倍率ズームのSEL24240を組み合わせれば広角から望遠までカバーできます。室内用に標準単焦点のSEL55F18Zも持って行けば撮影機材としてはほぼ完璧でしょう。ただし、問題は非常に重いこと。特にSEL24240が大きく重いんですよね。家族旅行ですし、歩く時間・距離の長い旅行になりそうだし、大きくて重い機材を持ち歩くのも年齢とともに辛くなってきていますし。フルサイズ一式を持って行くのはちょっときついかなと思い始めました。

次点としては、数年前にイタリアに行った時の組み合わせ、a6000に標準ズームSEL1670Zと単焦点SEL24F18Z。a6000はもう3年以上前の機種ですがまだ現役で使えますし、レンズの写りも申し分ないです。フルサイズ機を持っている今APS-Cのボディに投資するのはどうかと思うものの、a6500にアップグレードしたらSEL24F18Zでも手振れ補正が効くなぁ、なんて考えたり。

携帯性と機能性を重視すれば、コンデジのRX100M4のみ。この場合望遠は70mmまでですが、おそらく足りるのでしょう。でもやはり画質面ではかなり劣ります。せっかくの旅行ですから、可能な限り画質は良いものがいいなと。投資してRX100M5にアップグレードすれば、AF速度・精度の向上により歩止まりは良くなるでしょうが、画質自体はそんなに変わらないのでしょうね。

どうせ追加投資するなら、いっそ別マウントでよりコンパクトなシステムを揃えてもいいんじゃない?と考えてみました。が、センサーサイズの小さなマイクロフォーサーズでも結構な重さになります。E-M1 MarkIIに評判の高倍率ズーム12-100mm F4を組み合わせるとフルサイズ並みになってしまいます(値段も)。FujifilmのXマウントは非常に評判が良くて気になっているのですが、こちらもボディ・レンズをどう組み合わせてもa6000オプションより軽くはならなさそうです。

で、富士フイルムのカメラを眺めていてふと気づいたもうひとつのオプション。それはX100Fです。長くなるのでまた次回。