Apple Watchが壊れた

仕事中にふと左手首のApple Watchに目をやると、なんだかいつもと違う感じ。なんと、液晶部分が浮いて中の基盤が見えているではありませんか。この状態でもきちんと機能はしているのですが、隙間から水が入ってしまう可能性を考えると、このまま使い続けるわけにも行きません。購入から丸2年でお亡くなりです。

おそらくバッテリーが膨張して液晶を持ち上げてしまっています。以前、iPhone 5でも同様なことが起きた(しかも妻のと合わせて2台も)ので、容易に想像できました。調べてみると、この初代Apple Watchでは同様なことが起きている人も結構いるようですね。防水になった2代目以降では起きにくいのかもしれませんね。

修理に出すか、現行のモデルに買い替えるか。考えた結果、どちらも選択せず、別の腕時計を使うことにしました。腕時計がApple Watchである必要性もなくなってきたので。実際のところ、最近はApple Watchの使用率は半分ぐらい。Apple Watch以前に使っていたAstronも使っています。したがって、活動量計としては機能していません。出張や旅行の際も、余分に専用ケーブルを持っていくのが煩わしくてApple WatchではなくAstronを選択してしまっています。外出時のiPhoneの収納場所もカバンの中ではなくポケットに戻ってきたので、着信に気づかないこともないですし(というかそもそも着信が少ない)。

そう考えると、Apple Watch購入時の記事で述べた、Apple Watchに期待するものAstronと比べて優位な点が今ではほとんど実用になってないことになります。むしろデザイン的にはAstronの方が遥かに優っていますし。腕時計本来の機能でも、手首を動かして時計を顔に向けて動かさないと時間を確認できないのはちょっとしたストレスでした。

とはいえ、Astronの不便な点は依然として存在するわけで、それらを解決してくれる別の時計が果たして存在するのか。ちょっと探してみることにします。

(2018-05-20追記) 壊れたApple Watchの写真を、新しく買った時計の記事にあげています。

電撃解任に思うこと

サッカー日本代表ハリルホジッチ監督の突然の解任から1週間が経ちました。驚き・怒り・絶望・不安・期待、さまざまな思いが頭の中を駆け巡り、今でも自分の考えをうまくまとめることができませんが、少し整理してみたいと思います。

確かに、監督の戦術と選手がうまく噛み合ってない感じはしていました。が、だからといって本大会の2ヶ月前に監督交代するのはさすがにありえないでしょ。最近になって急に意思疎通ができなくなったわけでもないですし、兆候はかなり以前から見られました。素人目にも。そんな時に、監督と選手の橋渡しをするのが他のスタッフだったり協会だったりするんじゃないでしょうか。協会は監督とじっくり話をしたんでしょうか?その上でどうしても監督の考えが協会の方針と合わない、もしくは協会側が納得できないなら、そして監督がやり方を変えるつもりがないのなら、解任やむなしです。それをせずにいきなり解任するというのは、協会の怠慢と職権濫用でしかないと思います。もしそのようなプロセスを経ての解任だったとしても、それはもっと早くに行うべきことで、この時期ではありません。

スポンサーの圧力があったという噂もありますが、スポンサーだって道楽で金を出しているわけでもないですから、彼らにとって利益になるように意見を出すこと自体は間違ってはないでしょう。一方で監督も選手もプロですから、こちらも結果を出す(そして自分の市場価値を上げる)ために全力を尽くしているはずです。では協会のすべきことは何でしょうか?それは日本サッカーを短期的・長期的に成長させるための方針(ビジョン)を示し、関係者(スポンサー・監督・選手を含む)の賛同を得ることだと思います。今のサッカー協会にはそれが出来ていないことが一番の問題だと感じます。もちろんハリル監督自身に問題が無かったわけではなく、他社の意見に耳を貸す(採用するかどうかは別)必要はあったように思います。が、それも協会側から説得力のある方針が示されなかったからではないでしょうか。

この解任が短期的に正解だったかどうかはワールドカップの結果で分かります。しかし長期的に見た場合にどうでしょうか?今後の日本サッカーの強化の方向性を決める参考になるでしょうか?結果に関わらず、本大会を含むこの4年間が全く無駄になってしまった気がしてなりません。せめて、西野監督と選手には、ぜひハリル監督が目指したサッカーを少しでも試してもらいたいです。