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ついにα7IIの後継機種、α7IIIが発表されましたね。3月下旬からの発売です。α7II以降に発売された機種の機能をしっかりと取り込み、かつ上位機種のα9、α7RIIIとは微妙に差別化して、まさに正統な後継機という感じです。この機種ならではの新機能は特にありませんが、非常に魅力的でバランスの取れたスペックになっていると思います。
α7IIユーザーとして特にいいなと思うのは、ジョイスティックの採用です。私の所持機ではX-T2とX100Fに同様のフォーカスレバーが採用されておりこれがとても便利です。バッテリーの持ちが良くなったのも大変ありがたいですが、これは新型バッテリーの採用によるもので、これまでのバッテリーを何個も予備に持っている私としてはちょっと複雑です。
もしX-T2を買う前であれば、まず間違いなくα7IIIを買うでしょうね。α7IIとSEL24240を下取りに出して、α7IIIとSEL24105G、もしくはタムロンやシグマのEマウントレンズでしょう。そうそう、シグマが正式にEマウントに対応するというのも大きなニュースですよね。純正のレンズは高価なものばかりになってきたので、サードパーティーのレンズが手頃な値段で買えると嬉しいです。
が、今はX-T2とXマウントのレンズを買ってしまっているので、少なくとも当面は見送りです。予算と収納スペースの問題もありますが、今はFujifilmの写りが気に入っているので。Sonyを完全に卒業してしまうか、それともフルサイズはやはり手元に残しておくべきか、まだ結論に達していません。フルサイズへの未練はありますし、特にSEL90M28Gは手放しがたいのですが、今はFujifilmのXマウントをメインで使っていくつもりです。
個人的な印象ですが、Sonyは最高の機械・最高の光学系を目指しているように思います。その結果として高画質な写真が得られると。一方Fujifilmは最高の写真・最高の撮影体験を目指しており、それを実現するための手段としての機械と光学系を作っている気がします。どちらの方向性が正しいとか良いとか言うつもりはなく、どちらも正しいと思います。が、数年前の私は良いカメラが欲しくてSonyを買い、今の私は自分好みの写真が撮りたくてFujifilmを買ったと。そう、私の方向性もブレているんですよね。
過去の経験上、2つのマウントを維持して併用していくのは難しく、結局一方しか使わなくなります。そう考えると、やっぱりSonyの機材は一時帰国の度に少しずつ売却していく方向になるのかなと。