「Fujifilm XF56mmF1.2 R」タグアーカイブ

ラップトップスタンド

ラップトップPCを使う時にはスタンドを使って画面の位置を少し高くしてあげると、視線が上がって姿勢も良くなります。妻はMOFTのAdhesive Laptop Standを使っていますし、息子はIKEAのラップトップサポートを使っています。

私もMacBook Proの購入にあたりラップトップスタンドも購入することにしました。ラップトップスタンドの効果として、底面を浮かせることにより放熱を良くするということもあります。息子のIKEAのやつだとその効果は望めませんが。PCに貼るタイプも物によっては放熱が逆に悪くなる懸念があります。そもそも私はこれまで27インチのiMacを使ってきたので、どうせ高さを上げるなら、家族が使っているものよりもう少し高くなるものが欲しい。

Twelve SouthのCurveスタンド
Twelve SouthのCurveスタンド

というわけで、Apple Storeでも取り扱いのある、Twelve SouthのCurveスタンドをMacBook Proと同時に購入しました。

パッケージ写真にあるように、外付けモニターの下辺とほぼ同じ高さまで上げることができます。私の場合、机の上にアイリスオーヤマのモニター台を置き、その上に設置することで27インチiMacとほぼ同じ高さまで上げるようにしました。これに合わせて椅子の高さも上げると、マウスを持つ右手首も負担が少なくできるんですよね。

注意点として、MOFTなどと違いスタンドにMacBook Proを置いたままでタイプするようには作られていません。つまり外付けのキーボードとマウスは必須です。

在宅勤務の際にはMacBook Proを会社のPCに置き換えて使っています。キーボードとマウスも接続して、会社にいる時よりもむしろ快適な環境になりました。仕事の効率もUPといきたいところです。

Refurbishedという選択

悩んでおりましたMacBook Proですが、その後決断し、即購入いたしました。

世の中はApple製M1チップ搭載Macの高いパフォーマンスに沸き立っておりますが、選んだのは、MacBook Pro 16インチです。これまでのハイエンド機でありながら新製品のローエンド機に処理能力で並ばれ、ちょっと複雑な気持ちです。もう少し待ってM1のやつを買えばよかったかなという思いも多少はあります。

簡素なパッケージ
簡素なパッケージ

極めて簡素なパッケージ。

整備済製品です
整備済製品です

そう、整備済製品です。いったん誰かが購入したものの何らかの理由で返品され、Appleによって点検修理・清掃が行われて再版されたものです。新品より15%も安いですし、普通の中古と違ってメーカーの保証がありますから安心です。

購入したマシンのスペックは、CPUがi9の2.4GHz、メモリ32GB、SSDは2TB、グラフィックスをRadeon M5500 8GBにアップグレードされています。いわゆるUltimate Modelというやつで、Apple Storeで買うことのできるカスタマイズモデルです。整備済製品はタイミングを逃すとすぐに売れてしまいますので、先週急いで購入したのです。できればまだOSがCatalinaの物が欲しかったですしね(Capture OneはまだBig Surでの動作保証がされてない)。

新品ではないので多少のかすり傷や汚れ程度は覚悟していたのですが、そのようなものは全く見当たりませんでした。どこからどう見ても、パッケージ以外新品と全く変わりありません。これを15%も安く買えたのですから、ものすごく得をした気分です。ちょうどCPUとストレージを無料でアップグレードできた計算になります。M1のMacBook Pro 13インチと外付けモニターを買ってもほぼ同じ値段でしたけど(やっぱりちょっと気になる)。

Appleは今後2年かけてすべてのモデルをApple Silicon搭載に切り替えると言っています。その後はインテルCPU搭載の旧機種のサポートは薄くなる可能性がありますので、そのころにまた買い替えるといいのかなと思います。それまでには必ずApple Silicon搭載の16インチ、USBポートx4のモデルが出ているはずです。昨年発売のモデルとは言えi9搭載のMacBook Pro 16インチはまだ現行機種、2年間快適に使うのには十分すぎます。新品ではないということで1〜2年で買い替えてもなんとなく言い訳ができそうですし。

新たなMac環境
新たなMac環境

iMacには備わっていたSDカードスロットがMacBook Proにはないので、Apple純正のSDカードリーダーも同時購入。これで念願のUHS-II対応です。他にも周辺機器を買い足し・買い替えして環境を整えました。これらについてはまた別の記事で。

神レンズ追加購入

以前からずっと欲しかったXF90mmF2、ついに購入しました。XF35mmF1.4・XF56mmF1.2と並んで神レンズと評判が高く、このレンズで撮影された写真を見るたびに物欲を刺激されていました。

X-T2を購入した当初は、このあたりの焦点距離のレンズとしてはXF80mmF2.8を購入しようと考えていました。等倍マクロですし、手振れ補正も付いてますし。しかし、実物を手に持ってみるとその大きさと重さに驚愕。フルサイズ用のキヤノンEF100mmF2.8LやソニーSEL90M28Gより大きく重いのですから。そして写りに関してもボケが綺麗でないという意見が多く、作例を見る限り私もそう思います。マクロレンズは欲しいですが、重さと画質のバランスという点でこのレンズは見送らざるを得ません。

逆にXF90mmF2はボケの綺麗さに定評があります。主題を浮き上がらせるその表現力はポートレートに、そして花の撮影に最適です。等倍撮影以外の用途ではこちらのレンズの方が明らかに向いています。中望遠レンズを手振れ補正なしで使うのはちょっと不安だったのもあり、なかなか購入に踏み切れずにいましたが、X-H1の購入により何の問題もなくなりました。

本当はX-H1と同時に日本で購入するつもりでしたが、XF16-55mmF2.8を先に購入したために予算オーバー。日本を離れる前になんとか資金を確保して店舗に向かうと在庫切れ。一度燃え上がった物欲は収まらず、シンガポールに帰国後に購入となりました。保護フィルターは日本で買っておきました。ちなみに購入したカメラ店での割引と現在の為替レートのおかげで、日本で免税で買うよりも安く買えたので、結果オーライです。

XF90mmF2
XF90mmF2

ちなみに上の写真はX-H1とXF56mmF1.2で撮影しました。XF56mmF1.2もX-H1の手振れ補正の恩恵を大きく受けるレンズの1つですが、寄れないのがブツ撮りには致命的ですね。もちろん屋外で距離をとって撮影する分には素晴らしいんですよ。一方でXF90mmF2は結構寄れるので、ブツ撮りにも使えます。これからXF90mmF2の出番がどんどん増えてきそうな予感がします。

JEWEL

チャンギ空港に隣接する新しい商業施設、JEWELに行ってきました。私たちが訪れた5月の段階ではまだオープンしてないアトラクションや店舗もありましたが、ほとんどの店舗はすでに営業しており十分楽しめました。

JEWEL
JEWEL

ここを象徴する施設がこの滝(?)です。ガーデンズバイザベイと同じ人によるデザインだそうで、確かに全体的な雰囲気はよく似ています。空港のターミナル間を結ぶスカイトレインが真ん中を通り抜けています。

ライティング
ライティング

カフェモロゾフでお茶をしながらなんとなく撮った1枚。

Bamboo
Bamboo

1階部分にはなんだか東京ミッドタウンっぽい竹が。

シルエット
シルエット

滝が流れ込む部分の地下にも飲食店があり、水の流れの不思議な模様を見ながら楽しむことができます。この流れをスローモーションビデオで撮影するのが流行りだとか。

植物園 (2)

せっかく植物園に来たからには、当然花の写真を撮らなくてはなりません。Xマウントのマクロレンズは持っていませんので、手持ちの2本の単焦点レンズ、XF35mmF2とXF56mmF1.2で撮り比べです。

蘭々
蘭々
愛らしく
愛らしく
西日を向いて
西日を向いて

まずはXF35mmF2で撮った3枚。どれもフィルムシミュレーションはProvia、開放F2、JPEG撮って出しです。光の具合が良かったおかげもありますが、なかなか色乗りは良いのではないでしょうか。寄れませんのでマクロレンズのようなとろけるボケは出せませんが、F2の明るさがあれば背景は程よくボケます。

競演
競演
嘴
開放
開放

続いてXF56mmF1.2での3枚です。同じくフィルミシミュレーションはProvia。1枚目は1段絞ってF2、あとの2枚は開放F1.2です。また最後のだけはちょっと暗かったのでRAW現像で露出を0.5ほど上げました。このレンズは35mm以上に寄れませんので、花の撮影をするには距離感が微妙です。開放だとピントの合う位置がとても薄いので、少し絞ったぐらいがちょうどいいと感じました。でも絞るなら35mmの方が扱いやすいかな。

どちらのレンズも、被写体の大きさや距離感によっては十分に花撮りにも使える印象です。が、やはりもう少し寄れるレンズの方が表現の幅が広く使いやすいのは確かです。XF80mmF2.8のマクロはさすがにちょっと大きすぎ&重すぎなので(Sonyで使っているフルサイズ用のSEL90M28Gの方が若干小さくボケもより綺麗)、レンズを追加するならXF90mmF2の方がいいかなと思っています。

もう一つ気になったのは手ブレですね。特に人物を撮った時に、いい感じで撮れたと思っても家でチェックしてみるとブレてピントが甘くなっている写真が多くありました。XF90mmF2だとさらに厳しいでしょうね。自分の撮影技術が未熟なのは確かですが、やはりボディ内手ぶれ補正が欲しいなぁと感じました。

植物園 (1)

ようやく重い腰を上げて、昨年からの写真の整理を済ませました。というわけで、古い写真になりますが、蔵出しをしていきたいと思います。今回からCapture One Proによる出力です。といってもほとんどJPEG撮って出しです。

まずは昨年ボタニックガーデンに撮影に行ってきたときの写真です。マリーナ地域にあるガーデンズバイザベイではなく、シンガポールのほぼ中心にある植物園で、現時点でシンガポール唯一の世界遺産に登録されている場所です。

休日
休日
話は尽きません
話は尽きません

ここでのんびりとくつろいでいる人はとても多いです。広々としていますし、南国らしい植物に囲まれてとても雰囲気の良い場所です。

覗き見
覗き見

園内ではなぜか鶏をよく見かけます。近づくと(当然)逃げるので、望遠レンズで草の間から。

見ざる聞かざる
見ざる聞かざる

なぜか言わざるはいません・・・。

あづまや
あづまや

この日は標準レンズなし、あえて望遠レンズと2本の単焦点(35mmF2と56mmF1.3)のみで回りました。やはりXF56mmF1.2はボケ方が綺麗ですね。

ポートレートだけじゃない

XF56mmF1.2 Rは、このレンズを使うためだけにXマウントを選んでもいい、神レンズと評判です。

56mm(フルサイズ換算85mm)レンズはポートレート用と言われていますが、スナップ用としても優秀だと思います。画角は狭くなりますが、その分余計なものを省いて主題にフォーカスした写真が撮れます。X-T2用にどのレンズを買うべきか調べている時に、このレンズで撮られたスナップ写真を何枚も見て、自分もそんな写真が撮りたいと思いました。当初、単焦点はとりあえず1本で始めようと考えていましたが、どうしてもこのレンズが欲しくなって買ってしまいました。23mm(X100F)も35mmもF2なので、それよりも明るいレンズも欲しかったですし。値段は結構しますけど、それに見合うだけの性能のレンズだと感じました。

ちなみに、XF56mmF1.2 R APDという、全く同じ光学系にAPDフィルターが入ったレンズもあります。APDの有無で値段が2倍近く高くなります。APDフィルターがあるとボケがとても滑らかになり、それこそポートレートには最適だと思いますが、フィルターの分だけ実効の明るさは減少します。少なくとも私にとっては、綺麗なボケのために2倍の値段を払うよりも、本来のF1.2の明るさの方が必要だろうと考えました。APDがないとボケが汚いというわけではないですしね。

使ってみた感想としては、やはりF1.2の明るさはいいです。暗めの室内での撮影に使ってみましたが、シャッタースピードを稼ぐことができるので助かりました。手振れ補正はありませんが、明るさのおかげでなんとかなります。ボケの具合もいい感じです。絞りを開けると被写界深度も浅くなり狙ったところにピントがこないことも多くなることには気をつけないといけません。

用途としてはスナップをメインに考えてはいますが、今の撮影環境では家族を撮る機会の方が多いので、ポートレートっぽく綺麗な写真を撮ってあげれればいいなと思っています。

X-T2を購入しました

手放したカメラとレンズは、そのまま新機材の購入資金となりました。

昨年半ばに購入以来、一番のお気に入りカメラとなったX100F。しかし、EVFの修理のため、せっかくの日本出張中に使うことができません。秋の日本は久しぶりなので、せっかくなら写真も撮りたいじゃないですか。それもSonyではなくFujifilmの画・色で撮りたいという気持ちが強かったのです。

というわけで、「現地(日本)でFujifilmのカメラを買う!」という結論にたどり着いたわけです。X100Fの画質を他のレンズ・画角でも楽しみたいと思い始めていましたので、使わない機材と入れ替える形でXマウントのシステムを導入することにしました。

Fujifilmの現行Xマウント4機種・X-Pro2/X-T2/X-T20/X-E3とX100Fはどれも同じセンサーと同じ画像処理エンジンを搭載していますので、どれを使っても基本的に同じクオリティーの写真を得ることができます。ですので、画質ではなく使用用途や環境、撮影スタイルや使いやすさと言った点から自分に適したものを選ぶことになります。私が選んだのはX-T2でした。最新機種のX-E3にも惹かれましたが、以前店頭で実機を触った際にタッチ操作の精度と速度がまだ発展途上だと感じましたし、レンジファインダースタイルはすでにX100Fを持っていることなどから見送り。将来的にα7IIに代えてメイン機として使うことも考えて、防塵防滴・1/8000のシャッタースピード・見やすいファインダーを備えており、大きめのレンズでも使いやすい一眼スタイルのX-T2に決めました。

念願のX-T2
念願のX-T2

(X100Fにつけているのと同じ赤いシャッターボタン、予備にもう一個買っていたのでX-T2にもつけてみました。)

日本出張中に、そして家族のイベント撮影にと使いましたが、使い心地がとても良いです。ボディ内手振れ補正がないのがちょっと不安でしたが、手振れ補正なしのレンズで使ってもなかなかの歩留まりでした。安定して構えることができるおかげだと思います。

画質はもちろん満足です。フルサイズのα7IIで撮った写真にも負けてないと思います。明るくて優秀なレンズが多いので、ボケに関しても補うことができますし、ノイズの処理もうまくできていると思います。これからメインのX-T2とサブのX100Fで同じ画質を得られるのもいいですね。どちらを持って行っても、また2台を併用しても、同じクオリティの写真が撮れます。

XFレンズたち
XFレンズたち

レンズもこれまでに4本ほど揃えました。キットレンズでもある標準ズームのXF18-55mmF2.8-4 R LM OIS。望遠ズームのXF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS。そして単焦点レンズをXF35mmF2 R WRと、XF56mmF1.2 R。あと数本欲しいと思っているレンズがありますが、それらはニーズと予算に応じて順次考えていきます。