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昨日の朝は地震のニュースで起こされました。幸い関西在住の親族・友人はみな無事でしたが、震源地に近い地域に住んでいる親族の家は結構な損害を受けたようです。6年前まで私たちが住んでいた場所も被害を受けており、そのまま済んでいたら今頃は大変だったと思われます。亡くなられた方の親族の方には謹んでお悔やみ申し上げます。特に学校付近で亡くなられたお子様の親御さんの気持ちを考えると心が痛いです。
シンガポールにはこれと言った自然災害がありません。地震は起きませんし(隣のインドネシアが震源の地震はありますが、こちらまで揺れが伝わることはほとんどありません)、津波も然りです。台風も来ません(フィリピン沖で発生した台風は北上するので赤道付近まで下がってくることはありません)。大雨による冠水と落雷ぐらいでしょうか。雨も日本の梅雨のように1日中降り続くことはなく、長くても数時間でやみますので、その間屋内で待機しておけば大きな被害に遭うことはなさそうです。むしろ事故や人的災害に遭う可能性の方が高いかもしれません。工事やメンテナンスが日本ほどしっかりと行われていないようで、電車もエレベーターもエスカレーターもしょっちゅう止まっています(しかもなかなか直してくれない)。
地震があるから日本は怖い、シンガポールは安全、というつもりは全く無くて、それぞれの国に暮らしやすい面も気をつけないといけない面も両方あります。どこに住んでいても共通していることは、いつ何が起こるか分からないということと、考えられる危険に対しては準備(特に気持ちの面で)をしておくにこしたことはないということです。いざ何か起こったときにパニックにならず落ち着いて行動できる精神的な強さを身につけたいものです。