Silkypix勉強中

SILKYPIX4.0 & Pro RAW現像 ウルトラテクニック昨年ダウンロード購入した Silkypix Developer Studio Pro ですが、まだまだ使いこなせていません。マニュアルを読んで勉強してもいいのですが、最新バージョン対応の本(「SILKYPIX4.0 & Pro RAW現像 ウルトラテクニック」)が発売されたので、こちらを購入して勉強中です。

この本の良いと感じた所は、本の中で解説されている画像のRAWファイルが附属のCD-ROMに収録されているので、これを使って解説に従ってもしくは自分なりに補正を試しながら読めるところです。

このSilkypixとCanon純正のDigital Photo Professional、さらには最近試用してみたAdobeのLightroom 2と3つの現像ソフトを比べてみて、「凝り性だけど面倒くさがり」な私にはSilkypixが一番向いているような気がしています。

DPPは簡単に使うことができる半面、かゆい所に手が届かない感じ。色の調整をするにはピクチャスタイルを編集するしかありません。LightroomはSilkypixと同じことが軽快にできるけれどもSilkypixよりも使いこまないといけない感じがしています。Photoshop使いの人には分かりやすいインターフェースなのかもしれませんが、私にはちょっととっつきにくいです。

Silkypixは豊富に用意されているテイストのおかげで、非常に簡単にさまざまな補正をかけることができます。全体のテイストだけでなく、パラメータごとにもテイストがあるのも助かります。まずは全体のテイストから自分のイメージにもっとも近いものを適用し、パラメータごとのテイストを変更することでさらにイメージに近づけます。その上でパラメータを微調整して仕上げます。

欠点は画像管理が貧弱なことと動作が重いことでしょうか。フォルダビューがないですし、せめて前回開いていたフォルダを自動で開くぐらいはして欲しいですね。推奨スペックがCore 2 Quad以上というのもちょっと厳しい。私のPCはCore 2 Duo 2GHzですから、重くて当然なのでしょうねぇ。春を目標にPCの買い替えも検討中です。Lightroomの起動と動作の軽快さ(Adobeのソフトとは思えない)と秀逸な画像管理は捨てがたいところですが、しばらくはSilkypixメインでやっていこうと思っています。

澤村 徹 (著) 大型本 – 2009/12/25

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