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なんだか無駄に投資してしまってる気もしなくはないですが、結局Adobe Photoshop Lightroom 2も購入してしまいました。キャンペーン中で定価より1万円近く安くなっているので許してください。
いかにストレスなく、かつ効果的に写真の管理・現像を行うかを考えた結果、こうなりました。春モデルのPCは私の必要とする要件をすべて満たすものがなく、そのために20万円以上の出費をするのはもったいない(1年ほどで買い替えるとさらにもったいない)ので、新PCの購入は延期することにしました。しかし今のPCでSilkypixをガンガン使うのはちょっと遅さに耐えられない。加えて、Silkypixでは画像の管理ができないので別のソフトを使うことになりますが、CanonのZoom Browser EXは7Dに付属のバージョンにしてからSilkypix以上に遅くて使い物になりません(これはPCの問題というより、ソフトの問題のようです)。これらの問題を解決するため、試用して軽快に動くことを確かめたLightroomを導入することになったわけです。管理と現像を1つのソフトでまかなえればワークフローも単純化されます。PCを買うのに比べれば1/10ほどの投資で済んだので良しとしましょう。
ただ、前にも書いたようにLightroomの現像操作はDPPやSilkypixと異なり、どうもまだしっくりときません。これは慣れるしかないでしょう。また、Silkypixと比べると用意されているプリセット(テイスト)が少なく自分で一から調整する必要があること、歪曲補正とデジタルシフトの機能がないことが欠点です。どちらのソフトも購入してしまっているわけですから、必要があれば使い分けるのが一番でしょうね。また可能な限り、Silkypixで気に入っているテイストをLightroomでシミュレートしてプリセットとして登録するという作業も徐々に行っていこうと考えています。
LightroomのほうがSilkypixよりも明らかに優れている点ももちろんあります(画像管理を除いて)。一番大きいのは仮想コピーを作ったりスナップショットを登録したりすることで、1枚の写真に対して複数の仕上がりを保存・比較できることです。部分補正できるのも場合によっては便利です。ただ、うまく使わないと不自然な仕上がりになる気するので注意が必要です。現像の仕上がり具合は悪くないと思います。色合いはDPPとSilkypixの間ぐらいの感じでしょうか。いつか3つの現像ソフトでの仕上がりの違いを比較して記事にしてみたいと思います。
現像ソフトの選択に関しては長い間迷ってきましたが、一応の決着がつきました(メインはLightroom、必要に応じてSilkypixとDPPを併用)。次はプリンタとカラーマネージメント、そして夏以降に新しいPCという順に環境を整備していくつもりです。撮影機材のほうはエクステンダーとストロボが次の購入対象です。いやあ、次から次へと沼が待っていますねぇ。