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蔵出し写真はまだまだありますが、ちょっと一休みして使用機材について。今年の夏にα7IIを購入して今はこれがメインカメラになっているのですが、まずはそれまでのメインであったα6000について書きたいと思うのですが、そうなるとさらにその前に使用していたNEX-6についても触れなくてはなりません。2013年以降ブログで機材のことはほんのちょっとしか書いてなかったので。
NEX-6の購入経緯はちょっとだけ書いていますが(My Photo Life in 2013)、画質に妥協することなくOM-D E-M5よりコンパクトな機材にしてもっと持ち歩くようにしたかったということです。E-M5の標準ズーム12-50mmは長さがありましたから。もしパンケーキズームの14-42mmがすでに発売されていれば、NEX-6のSELP1650よりもそちらを選んだのでしょうが、当時はまだ発売前でした。
NEX-6にはほぼ満足していたのですが、いくつかどうしても我慢できない点がありました。特に大きいのはメニューの使いにくさです。どこに何の設定項目があるのか分かりにくいだけでなく、リストの後方にある項目にたどり着くのにずっと下までスクロールする必要があります。全体的に露出アンダーの傾向があり常に1段以上補正する必要がありましたし、標準ズームのSELP1650の画質もボディの性能を活かしきってない感じで次第に物足りなくなりました。購入の大きな理由の一つであったコンパクトなレンズが不満の原因になったのはなんともアレですが。
そんなわけで昨年夏にα6000とSEL1670Zに買い換えることになりました(α6000 & SEL1670Z)。これにより、NEX-6の不満点はすべて解消されました。メニューは非常に使いやすくなりましたし、ボタンカスタマイズで頻繁に使う機能はメニューを開くことなく設定できるようになりました。露出もほぼ適正ですし、ツァイスレンズの描写は文句ありません。露出に関してはソニー機は全般に他者に比べアンダー傾向がありますが、白飛びしてしまうよりは調整しやすいのではと思います。とはいえ、NEX-6はアンダーすぎました。結局、画質を考えるとどうしてもレンズは大きくなってしまうのだと再確認。その流れが今年のα7IIにも続いているわけです。良い写真を撮るための機材と普段の持ち歩き用機材は別に考えることにしました。
NEX-6とα6000を比較してみて、操作性・撮影の快適さが非常に大切だということを実感しました。撮っていて楽しいですし、設定を少し変えて何枚か撮るということも増えました。α7IIはα6000以上にカスタマイズ可能で使いやすくなっていますので、さらに楽しく撮影できます。昔EOS 7Dで写真を楽しんでいた頃の感覚が蘇ってきました。α7IIについてはまた改めて、α6000で撮った蔵出し写真の公開が終わってから書こうと思います。またカスタマイズについてもα6000とα7IIの設定を比較しながら書きたいと思っています。