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LX5を日本で売却して以来、STYLUS1が唯一の所有コンデジとなりました(妻使用のものは除く)。STYLUS1は非常に便利で良いカメラです。28mmから300mmまでカバーできるのは素晴らしい。F2.8と明るさもそこそこあります。が、やはり画質はセンサーサイズなりです。もちろんフルサイズやAPS-Cのミラーレスと比較せず、純粋にコンデジとしてみたら優秀な部類だともいます。でもフルサイズミラーレスのサブ機として併用するにはちょっと物足りない。フルサイズとAPS-C2台を持ち歩く体力はすでにないので、サブ機はコンデジがいいのです。高倍率を実現するためには仕方ないのですが、サイズもコンデジとしては大きめですしね。
そんなわけで、もっと画質が良く、もっと小さなコンデジが欲しいと思っていました。STYLUS1以上の画質となると、1インチセンサー搭載の機種ということになり、大きさも考慮に入れると、ソニーのRXシリーズかキヤノンのG7Xのどちらかになります。G7Xはファインダーが無いことと液晶が下にチルトしないのがどうしても許容できず、ソニーのRXIIIを買うことにしました。メインのカメラと同じメーカーだと便利なこともありますし。
RXシリーズの最新機種はMark4なんですが、あえて1つ前のMark3にしました。M4とM3の違いは主に動画性能(4KとかHFR)で静止画の性能・画質は同じということですので。もちろんファインダーが綺麗になっているのとか動画撮影中に静止画撮影もできるのは静止画メインであっても魅力的なのですが、値段が数万円違いますからね。コンデジに10万円以上出すのはちょっと躊躇します。
9月に購入して使い始めました。今回は買い替えではなく買い増しです。先月のサッカー観戦などの望遠が絶対必要な場合を除き、外出・旅行のお供(撮影が主目的ではない)はRX100になりました。大きさはLX5と変わらないぐらいなので会社に行く時も毎日持って行っています。仕事帰りに撮影する機会は今までのところありませんが、持っていることが大事ですから、常に持ち歩いています。画質はこれまたセンサーサイズなりでしょうか。ミラーレスと比べるとやはり劣ります。でもSTYLUS1よりは良くなったと思います。
操作性はミラーレスのαと共通しているところが多いので迷うことはありません。が、カスタマイズできるボタンが少なく、設定を変えるのにαと比べて1〜2ステップ余計に手間がかかるのがちょっとだけストレスです。ズームの望遠側が70mmまでなのも、あともう少しあればなぁという感じです。G7Xと同じ100mmまでいければほとんどのシーンをカバーできると思うのですが。あと、ファインダーを収納すると電源オフになってしまうのはやはり不便です。M4では改善されていて動作を選べるようになっているので、M3とM4を併売するのなら、この機能だけM3もファームウェアアップグレードで対応してくれたらいいのに。