Apple Storeついに上陸

本日、シンガポール初(東南アジア初)のApple Storeがオープンしました。場所はOrchard。東京で言えば銀座、大阪で言えば心斎橋に当たる場所です(どちらにもApple Storeがありますよね)。

これまでシンガポールにApple Storeがなかったのが不思議なくらいです。オンラインショッピングはありましたが実店舗はなく、Premium Resellerや量販店で買っていました。まあ、そこらじゅうのショッピングモールに最低1店はありますから、通常の購入(カスタマイズとかしない場合)に関しては全く問題がなかったのですけどね。しかし、修理とかになると面倒で、国内に2か所しかない代理店に持ち込み(それも長い順番待ちをしないといけない)、そこから国外に修理に出されて最低1週間は手元に戻ってきません。新品交換も代替機の貸し出しもなし。これからはApple Storeに持ち込めば、予約してから行くこともできるし、修理や交換にかかる日数も少なくて済むはずと期待しています。少なくともGenius Barの人たちはResellerや量販店の人よりも詳しいでしょうから、これまでよりは適切な対応をしてもらえるんじゃないかと思います。

Apple Storeの上陸でResellerの数や品揃えがどう変化するかはチェックしておきたいと思います。巷の安く修理してくれるような業者はそのまま生き延びそうですけど。今現在特に買うものもないですしオープン当初は人も多く混雑してそうなので(周辺国からの客も含め徹夜組が結構並んでいたらしいです)、しばらくしてから空いてそうな時に様子を見に行ってこようと思います。

祝日と有給休暇

昨日の投稿で祝日について触れたので、今日もその話をもう少しだけ。

現在日本の祝日は16日ありますね。会社によっても違ってくるでしょうけど、年末年始とお盆の休みを入れると、年間の休日数は20~25日ぐらいあると思います。海外にいて日本の人たちと仕事をすると分かりますけど、これかなり多いです。日本はしょっちゅう休んでいると感じます。シンガポールの祝日は年間で11日。日本の半分ほどです。

一方で、日本人は有給休暇の取得率が低いと言われます。勤続年数によって異なりますが、年間で20日の有給休暇があるとして、50%の取得率なら祝日・休日と合わせて30日を超える日数を休んでいる計算になります。シンガポールでも年間の有給休暇は20日ほど。100%取得したとして休みの日数はやっと日本と同じかまだ少ないぐらいです。

日本人は働きすぎ、会社が有給休暇を取らせてくれないから祝日を増やして休ませている、などと言われますが、果たしてどうでしょうか。いや、もちろん会社や個人の状況によって本当に祝日すら休まずに働いていらっしゃる方はいらっしゃるでしょうし、そういった人たちにはなんとかして休ませてあげるべきだと思います。でも、祝日を増やすよりも有給休暇の取り方・取らせ方を改善するべきで、これ以上祝日を増やすべきではないと思います。

ちなみに、日本とシンガポールの休みの違いは単純に祝日の数だけではありません。まず振替休日。日本は土曜日が祝日になっても振替はありませんが、シンガポールでは企業は翌月曜日が休みになります。学校は休みになりません。育児休暇も出産直後だけでなく、一番下の子が7歳になるまでは年間6日、12歳になるまでは年間2日取ることができます。もちろん父親もです。あと、年次有給休暇とは別に有給の病気休暇があります。こうして比べると、祝日で全国民に一律休みを与える日本よりも、個人のニーズに合わせてフレキシブルに休みを活用できるシンガポールの方が今の社会には適していると思うのですが、どうでしょうか?みんなが一斉に移動するために起こる渋滞・ラッシュも緩和できますしね。

政治家さんたちにもっと頑張ってもらって改革してほしいところですが、日本の政治家からしてシンガポールに比べて休み過ぎな印象なんですよね。まず彼らの働き方から改革しないとダメなのかも。

GWなんて無かったですよ

日本の皆さんは明日で終わるゴールデンウィークを惜しんでいらっしゃるころでしょうか。当然ながら、シンガポールにそんなものはありませんでしたよ、ええ(泣)。4〜5月は今年は4/14、5/1、5/10が祝日で休みですが、それ以外はいたって普通通り。(「今年は」と書いたのは、5/1を除いて日付固定ではなく毎年変わるためです。)

しかも今週半ばから体調を崩してしまって、仕事すら片付けられない状態です。常に微熱があり時々高くなり、エアコンを止めてても寒くて震えてしまったりしてます。こんな暑い国に暮らしているのに。症状はそれだけ。鼻も喉もお腹も特に問題はありません。なんなんでしょうね。

来週は色々と忙しく、寝込んでいる暇はありません。そして次の週末からは出張も入ってます。そのため、なんとかしてこの週末で治してしまわないといけません。本当は明日は花の撮影に出かけるつもりだったのですが、大事をとっておとなしくしておくことにします。

α9雑感

先週、α9が発表されましたね。プロ向けのフルサイズミラーレス、キヤノンなら1DX2シリーズ、ニコンならD5に当たる感じですかね。

1DX2やD5に比べると日本での価格はお手頃に感じますが、果たして同等の性能を実務で発揮できるかどうかですね。まあ私はプロじゃないですし、飛びモノ・動きモノは撮らないので買う予定はないです。α9のスペックをα7シリーズと比べると個人的には高速連写以外に大きな違いと魅力を感じないので、α9の登場でα7シリーズの後継機がどのようなスペックでくるのかが気になります。

α9で改良・進化した点でα7シリーズにも採用して欲しいのは、左肩のAFモードダイヤル、スティックコントローラーによるダイレクトAF点選択、そして容量がアップした新バッテリーです。当然新バッテリーは既存のα7M2では使えないんですよね?同じ形状・大きさで容量を増やしてくれたらありがたかったんですが。

今年中に発売されるという噂のα7M3がこの新デザイン・新機能・新バッテリーを採用してくるかどうかが気になります。もしα7M3の価格がM2に比べてかなり高くなるようなら、α9の登場で安くなるかもしれない(ならないかもしれない)α7R2という選択肢もありますが、とにかく今は様子見。それよりももっとα7M2を使う機会を増やしてあげないといけません。

今度のルーターはどうかな?

約2ヶ月のごぶさたでした。まだ引越しは終わってません。諸手続き・片付け・新居の準備に大忙しです。新居の契約はすでに始まっており、しばらくは2軒借りている状態です。幸い距離が近いので、貴重品・壊れ物・精密機器は手持ちで少しずつ運んでいます。

今日は新居の方にファイバーインターネットが開通しました。ターミナルポイントとルーターもに最新のものに交換してくれました。昨年契約更新の際に交換してもらったルーターは性能がイマイチで、結局古いルーターを使い続けていました(新しいルーターの方が遅いなんて・・・)。1Gbpsの回線契約なのに500Mbpsまでしか対応してないルーターを使い続けるという勿体無いことをしていたわけですが、今回のルーターは大丈夫そうです。今のところ。まだ数時間しか使ってませんけどね。もちろん1Gbps対応ですし、転送速度も867Mbpsは出ています。

今回のルーターはデフォルトの設定ではSSIDは一つだけで、デバイスの対応状況・電波状況に応じて自動的に5GHzと2.4GHzのどちらかが割り当てられるようになっていました。ところがちょっと距離が離れただけで5GHzではなく2.4GHzでの接続になってしまうようで、通信速度が全く上がりませんでした。なので従来通り5GHzと2.4GHzで別のSSIDになるように設定を変えてもらいました。

旧居でもそうだったのですが、リビングにルーターを置くとベッドルームでは信号がとても弱くなるので、長いLANケーブルを使ってベッドルーム近くにルーターを移動させています。こうすることで私の仕事部屋では300Mbpsを超える通信速度が出ています。旧居で古いルーターを使っている時はせいぜい250Mbpsだったので、新しいルーターでちゃんと改善されているようで一安心。

更新できない日々

今年に入ってからブログの投稿頻度が落ちております。仕事もですが家のことでも色々と手のかかることがあり、ちょっと時間の余裕がない感じです。そのためブログに書くようなネタもなく、投稿が滞っている状況です。

シンガポールに来てもうすぐ4年になりますが、初めて島内での引越しを行う予定です。引越しが終わって落ち着くまではこんな感じかもしれません。引越ししようと決めた途端に家電やらなんやら色々と不具合が出て直す必要が出てきたりしています。あるあるですね。色々とやることがあってあたふたしています。

春には出張も組まれており(その準備・企画にも結構時間を取られています)、その際に東京で1日だけ時間を使うことができそうです。この機会にまたカメラかレンズを買ってきたいと思っていますが、今のような撮影頻度だと本当に必要なのか?と家族に白い目で見られそうです。

WindowsでMac風の日本語入力

MacのJISキーボードは、英数キーをおせばIMEオフ、かなキーを押せばIMEオンとなり、現在どちらの入力モードにあるか意識せずとも切り替えができ非常に便利です。間違って日本語入力モードのまま英数字をタイプしてしまっても、英数キーの2度押しで半角英数に変換してモードも変更してくれます。USキーボードには英数・かなキーはありませんが、Karabinerというアプリを使うと左右のCommandキーをそれぞれ英数・かなキーと同じ機能を持つように設定することができます。私のMacにはWindows用のゲーミングキーボードを使っていますが、KarabinerでOption(Alt)キーとCommand(Win)キーを入れ替えて、さらにCommand(Alt)キーでIME切り替えできるようにしています(ゲーミングキーボードも導入)。

困るのは仕事で使っているWindows PC。JISキーボードなら半角/全角キーでトグル変換なので、今どちらの入力モードにあるか意識して切り替える必要はあるものの、まだ1ストロークです。しかしUSキーボードだとAlt+~での変換となりちょっと面倒です。WindowsでもKarabinerが使えればいいのに。

というわけで、Keyhacというアプリケーションを導入してみました。Keyhacである程度はMacに近い操作にカスタマイズすることができます。JISキーボードなら無変換・変換キーをMacの英数・かなキーと同じ動作をするように変更できます。USキーボードだと変換・無変換のキーがありませんので、左のコントロールキーの1度押しで英数、右のコントロールキーの1度押しでかな入力モードになるように設定してみました。

def ime_on():
	keymap.wnd.setImeStatus( 1 )

def ime_off():
	keymap.wnd.setImeStatus( 0 )

keymap_global[ "O-RCtrl" ] = ime_on
keymap_global[ "O-LCtrl" ] = ime_off

keymap_global[ "LWin-J" ] = "F6"
keymap_global[ "LWin-K" ] = "F7"
keymap_global[ "LWin-I" ] = "F10"

本当はスペースキーの横にあるAltキーでIMEのオン・オフを行いたいのですが、Altキーを押した時点でメニューバーがアクティブになる(Altキー本来の動作)のが優先されるため、IME切り替えのためにはAltキーを2度押しする必要があります。レジストリをいじってAltキーをCtrlもしくはWinキーと入れ替えればMacと同じキー配置にできますが、そうすると他のショートカットに影響が出てきますので諦めました。またMacと同じように左Ctrlキーの2度押しで半角変換->確定->英数入力モードとなるようにしたかったのですが、これもうまく実現できませんでした。

加えて、左WinキーとI、J、Kキーの組み合わせでひらがな、カタカナ、半角英数に変換できるようにしました。MacだとCtrlキーとの組み合わせで出来ることを再現しようとしたわけです。WindowsでCtrlキーと組み合わせると他のショートカットとかぶってしまうので修飾キーはWinキーに変更、さらにMacだとCtrl+Lで半角英数なのですがWin+LはスクリーンロックになってしまうのでWin+Iに変更しています。

Keyhacの設定はGUIではなく、Pythonで書かれたファイルを編集する必要があります。人によってはちょっと敷居が高いかもしれません。またデフォルトで書かれている設定から不要なものは削除したほうが良さそうです。私はPythonはまったく触ったことがなかったのですが、見よう見まねでなんとか設定してみました。Pythonではインデントの位置で関数やステートメントの有効範囲が決まるようなので注意する必要があります。ちなみに私の環境ではKeyhacを動作させるためにVisual Studio 2015ランタイムパッケージをインストールする必要がありました。この辺のことも公式ページに書かれていますので、使ってみようと思われる肩はしっかりと読んでおきましょう。

完璧とは言いがたいですが、少しはMacとWindowsの使い勝手を近づけることができたかなと思います。KeyhacはMac版もあり、Sierraで動かないKarabinerの代替アプリとしても挙げられているんですが、El Capitan+Karabinerが優秀すぎるので、もうしばらくOSアップデートを控えてKarabinerを使い続けようと思っています。

PS4でMDR-1000Xを使う

昨年末に購入したPS4、ほぼ毎日忙しく遊んでおります。PS4でゲームをする際、ヘッドホンやイヤホンから音を出してプレイしたいと思う人は私だけではないと思います。しかしながらPS4で使えるのは基本的には有線のイヤホンだけ、それもコントローラーに繋げて使うしかありません。PS4のBluetoothはコントローラーやキーボードでは使えるものの汎用のBluetoothオーディオとは接続できないようになっているからです。純正の専用ヘッドセットなら使えるんですが(今月、プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットCUHJ-15005が発売されました)、私はすでにMDR-1000Xを持っており、ゲーム用とそれ以外用の2つのヘッドホンを別々に持つのは非常に無駄です。同じソニー、しかも新製品同士(PS4 Slimは9月、MDR-1000Xは10月の発売)がそのまま接続できないのは大変不思議なのですが。

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

なんとか手持ちのMDR-1000Xを活用できないものかと調べてみると、Creative社のBT-W2を使えばPS4を他のBluetoothオーディオ機器と接続できるということを知り、早速購入しました。シンガポールのCreative Storeから直接購入しましたが注文の翌日に届けてくれました。しかも日本で買うよりちょっと安い。

接続は非常に簡単で、PCを使ってBT-W2とMDR-1000Xをペアリングし、その後BT-W2をPS4に挿します。PS4の設定からヘッドホン出力をすべての音声に変更すれば完了です。ゲームの音がMDR-1000Xから出るようになりました。

MDR-1000Xの強力なノイズキャンセリングのおかげで、隣で楽器を演奏しようが掃除機をかけようが気にせずにゲームに集中できます(楽器練習や掃除をしてる横でゲームをするなという話ですが、それはまた別問題ということで)。PS4を使って映画を観るときなんかはBluetoothスピーカーに出力したらいいなと思っているのですが、折しも所有しているBluetoothスピーカーが故障してしまって試せず。というかそもそも再生できるメディアがないんですけど(ブルーレイは持っていないし、DVDはリージョンコードの関係で日本で購入したものが再生できない)。

2017年の抱負

あけましておめでとうございます。って、すでに1週間が経ちましたね。日本は今日は成人の日で、こちらシンガポールではいたって普通の月曜日。会社の同僚の中には年末の天皇誕生日から今日までずっと休暇中という人もいますが、こちらでは3日から通常営業です。今月末は旧正月でお休みですのでそこまでちょっと頑張って、また少し休みたいと思います。

今年は昨年よりも写真を撮りに出かけられるように頑張りたいです。カメラはもう暫くα7IIでいけそうかなと思いますが、もしα7IIIが魅力的なスペック(と手の出せる価格)で登場するようなら考えちゃうかも。でもボディよりもレンズが欲しいかな。24-240mmの高倍率ズームは便利なんですけど重いので、24-70mmの標準ズームか16-35mmの広角ズームがあってもいいかと考えています(F4通しの方です。GMは高すぎるしそもそも24-240mmと重さが変わらない)。でもやっぱり機材よりもまずは撮影することが大事ですよね。

年末に買ったPS4はやっぱり楽しい。もっと早くに買ってもっとたくさんのゲームを楽しんだらよかった。他にすることもたくさんあるのでゲームばっかりしてるわけにはいきませんが、とりあえず手持ちのゲームでまだやってないのをどんどん片付けて(3DSのポケモンSMも買っただけでほとんどプレイしてない)、それから次に買うゲームを考えます。

昨年はiPhone7を買わなかったので、今年の秋に出るであろうiPhone7s(多分)は買おうと思っています。ちょうどキャリアの2年契約の更新がありますので、同時契約で安く買えますから。その前に、春にはiPad Proも新型が出るという噂なので、そちらも買おうと考えています。今使っているのはiPad Air 2のWiFiモデルで、外に持ち出すことはほとんどないので、それなら大きい画面の12inchのiPad Proがいいかなと思っています。Apple Pencilを使ってホワイトボード代わりに子供に勉強を教えたりもできそうです。

今年もいろいろ買うことになると思いますが、買うだけで満足せずにしっかり使うこと、逆に言えば頻繁に使うものだけを買うようにするのが今年の目標です。