Haw Par Villa

知る人ぞ知るテーマパーク、ハウパーヴィラを紹介します。シンガポールに観光で来る人でここを訪れる人は稀だと思いますが、2度目以降でどこに行こうか考える場合、候補に入れてみてはと思います。

テーマパークといってもユニバーサルスタジオみたいに家族で楽しめる場所ではなく、乗り物やアトラクションもありません。色々な像が野外に展示してあるだけなのですが、なんというか、独特なテイストの像ばかりなのです。(関西の人じゃないと分からないかもしれませんが)探偵ナイトスクープで桂小枝探偵がやっていた「パラダイス」的な施設です。

虎豹別墅
虎豹別墅

入り口はこんな感じ。すでに奇妙な雰囲気は漂っていますが、まだ序の口。

虎の娘?
虎の娘?

マスコットの虎ちゃん。手にはタイガーバームを持っています。そう、ここはタイガーバームの創業者が作った庭園だったのです。

生首
生首
地獄絵図
地獄絵図

園内には地獄の様子を描いたコーナーがあります。洞窟みたいな暗めな場所に様々な地獄が描かれています。閻魔大王もいました。

土俵入り
土俵入り

なぜか土俵入り。中央には切り株とタイガーバーム。

蟹女
蟹女

蟹女(笑)。なんじゃこれ。

西遊記を描いたものや、動物の像、ちょっと18禁的な像など他にも色々あります。1時間少しあれば見て回れますので、興味のある方は観光の空き時間に訪ねてみてください。

「天気の子」観てきました

やっとで体調も快方に向かってきました。と思ったら数年ぶりにヘイズがひどくなってきました。

さて、この夏公開されて話題になった映画「天気の子」が遅ればせながらシンガポールにもやってきたので観に行ってきました。

天気の子
天気の子

同じ監督の前作「君の名は」と構成も似ていて、そのせいで前作のファンからは賛否両論のようで、私はどちらも良かったと思いますが、どちらかといえば今作の方が分かりやすくて好みです。妻はアニメ映画自体が好きでなく、前作は評判だったから見たものの好きではないと言っていました(SF的な物語も好きではないため意味が分からなかったらしい)。その彼女も今作は良かったと言っています。

どんな作品も粗探しをすればキリがありません。超常現象的なことは置いておいても、実際にそんな行動ができるわけがない、なんてシーンも多くあります。結末も本人たちだけがハッピーで多くの人を犠牲にしたと言うのも事実でしょう。そのような選択をした主人公たち、そのように物語を書いた監督。その考えに共感するも良し、納得しないのも良し、見た人にそれぞれの考え方を持たせるのがいい作品なんだと思います。