サーキットブレーカー

こちらシンガポールは4月7日よりサーキットブレーカー(Circuit Breaker:回路遮断)と呼ばれるロックダウン状態にあります。昨日発表があり、5月4日までの予定だったこのサーキットブレーカーは4週間延長して6月1日まで続くことになり、さらに今日から今後2週間は制限がさらに厳しくなりました。シンガポールの感染者数はトータルでは増加していますが、最近の感染者のほとんどは寮で集団生活を行なっている外国人労働者であり(十分にコントロールされており市中に拡大する恐れは低い)、それを除けば市中での感染者数は減っています。サーキットブレーカーの効果は出ていると考えられますが、しかしまだ十分な減少ではなくまた感染経路が不明な患者も多いことから、さらなる規制強化・期間延長となりました。これからの2週間で市中感染が1桁まで減れば5月4日以降制限を少し緩和する可能性があるとのことですので、そうなるよう自分のできることをやるのみです。

ほとんどのオフィスは閉鎖で自宅勤務、学校もネットを使った遠隔授業が続いています。生活必需品を売る店以外は閉鎖、飲食店も持ち帰りとデリバリーのみで店内飲食禁止です。不要不急の外出は禁止、外出が認められるのは上記必要不可欠な業務に従事する人の通勤・食料の買い出し・近所での運動のみ。買い物や運動に出かける際は1人のみで、家族複数人でまとまっての外出は禁止です。違反すれば罰金です。

食料や生活雑貨に関しては外食ができないこと以外は大きな不便なく暮らしていますが、衣料品や家電備品などを買うことができないのはストレスです。家の中に修理を要する箇所が複数あるのですが、直さずとも生活はできるものなので壊れたままになっています。プリンタのインクも切れており、通販で発注したものの来月にならないと届かない見込み。リングフィットを先月買っておいて本当に良かった。これが現在唯一の運動・息抜きになっていますので。

ここを乗り切れば少しずつ日常が戻ってくると信じて、今の不便な生活を耐えていくしかありません。日本ももっと厳しくやらないと、取り返しがつかないことになってしまうんじゃないかと心配しています。