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昨年の秋に出張で日本に行ってきたのですが、使わなくなったカメラとレンズをその際に売却してきました。
以前も少し述べたのですが、シンガポールでは店での買取価格が安く、また個人間の売買もトラブルが多いため、機材の売却は日本の信頼できる店でと思っています。しかしこちらで購入した機器は電源プラグの形状が違いますし、言語設定で日本語が選べないもの(ソニー機)もありますので、日本では買い取ってもらえないものと思い諦めていました。でも、調べてみたら海外モデルでも買い取ってくれる店もあるとのこと。日本国内モデルに比べると買取価格が下がってしまいますが、何店か調べた中で最も減額が少ないと思われるところで売ることにしました。
今回売却したのは以下のカメラとレンズです。思い出の写真とともに振り返ってみたいと思います。
Sony α6000 + SEL1670Z + SEL24F18Z
今でも全然現役で使えるカメラですが、使わないまま置いておくのはもったいないので、他の人に使ってもらうことにしました。APS-Cセンサーのサブ機は今はX100Fに取って代わられましたので。この2本のレンズもともに素晴らしく、下手なフルサイズ用のレンズよりよっぼどよく写ります。
特に思い出深いのはやっぱりイタリア旅行です。このカメラと2本のレンズの組み合わせで色々な思い出を写真に残すことができました。他にも、動物園・植物園・水族館と様々な場所で使いました。
Sony NEX-6ダブルズームキット(SELP1650 + SEL55210)
シンガポールに来てから最初に買ったカメラ、最初のEマウント機でした。α6000を買って以来使ってなかったのに前述の理由でずっと手元で眠っていましたが、ついに売却できました。
カメラ自体の質感はα6000よりもよかったのですが、全ての写真がちょっとアンダー気味になるのが不満でした。また標準パワーズームもコンパクトなのは素晴らしいものの写りに満足できず、1年でα6000を買うことになりました。望遠ズームの方は悪くなくて、α6000でも使っていました。ちなみに、NEX-6で使っていた他のレンズ(SEL35F18とSEL50F18)も2016年にすでに売却していましたので、これでAPS-CのEマウントレンズは全て手元からなくなりました。
Olympus STYLUS 1
フルサイズ換算で28-300mm、しかもF2.8通しという使い勝手の良いコンパクトカメラでした。ただし、センサーサイズが1/1.7と小さいので、F2.8といってもあまりボケませんし、特に暗所ではAFも遅くノイズも多かったです。コンデジでも1インチ以上のセンサーが主流になった昨今ではさすがに厳しいです。
防湿庫と物置がちょっとだけスッキリしました。今回手放した機材の中でも特にα6000とレンズたち(SELP1650を除く)は本当に良い写真を残してくれました。それ以外はもっと使い込んであげれば良かったなぁと反省しています。購入額と売却額の差額分以上の価値が得られるよう、手持ちの機材を使いこなすように努力したいと思います。
咋夏のチェコ旅行の撮影ではX100Fが活躍してくれましたが、旅行初日に残念な発見がありました。
空を撮影しようとEVFを覗くと、隅に変なものが見えるのです。ヒビのような、糸クズのような、黒く短くヒョロッとした線のようなものが。撮影した写真にそのようなものは見当たりませんし、OVFで覗いた時にも見えません。どうやらEVFの内部にゴミがついてしまっているようでした。
気持ち悪いですが、とりあえず写りには影響はないので、そのまま使い続けました。購入後に混入したものなら何かの拍子で落ちるかもしれないと思っていましたが、2〜3ヶ月使っても全く消える様子はありません。飛行機内でカメラを入れたカバンを足元に置いていたのでその間に混入してしまったのかと思っていましたが、もしかしたらそれまで気づかなかっただけで購入当初から付いていたのかもしれません。
よく考えたら、ゴミがEVFからカメラ内部に落ちてセンサーに付いてしまったらもっと困ったことになるので、やはりちゃんと処置してもらうことにしました。
X100Fをサービスセンターに預けてから約1週間、EVFはキレイになって帰ってきました。分解して掃除してもらったのかと思いきや、EVFユニットが丸ごと交換になっていました。
聞くところによると、X100シリーズでEVFにゴミが入るケースはそう珍しくはないようです。また、X-T2などの防塵防滴モデルだとそう行ったことはほとんど起こらないそうです。X100Fの後継機は防塵防滴になってくれるといいですね。
先週は日本も寒かったようですが、なんとここシンガポールも寒かったのです。
現在は雨季ですので乾季に比べると気温が低めなのは普通なのですが、それでも例年は日中の最高気温は30度程度まで上がり、夜も25度を下回ることはあまりありません。ところが先週は、最高気温が25度を切り、夜の最低気温は21~22度まで下がりました。日中のエアコンもいらず、夜はタオルケットをかけないと寒いくらいでした。もちろん日本の寒さとは比べ物になりませんが、ずっとこちらで生活している私にとっては異常な寒さなのです。普段は会社に行く時も半袖なんですが、先週・今週は長袖です。
加えて、ずっと雨が降っていました。通常、雨季とは言っても日本の梅雨とは違い、シンガポールで一日中雨が降り続くことはほとんどありません。せいぜい1〜2時間の雨が日に2〜3度降る感じです。ところが先週は本当に梅雨状態で、雨が止んでいる時間の方が少なかったです。
今日はやっと晴れ間も見えて、ちょっとホッとしました。このままいつも通りの気候に戻ってくれるといいのですが。
年末年始にひいていた風邪はまだ治っていません。年明けに熱は下がり家族と旅行には出かけることができましたが、今度は咳がひどくなり、旅行中もずっとコンコンしていました。咳は先週いっぱいひどいままで、声もすっかり変わってしまいました。今でもまだ咳は出ますが、週末ぐらいから咳の回数も減ってきてやっと少し楽になってきました。いやあ、長かった。
こんな体調の時に気温も記録的に低くなるというのは、本当に運が悪いです。気候の回復とともに体調も回復して、早く通常運転に戻りたいものです。
あけましておめでとうございます。
実はクリスマス後から高熱を出して寝込んでしまいました。解熱剤を飲むと少し楽になるものの、効き目が切れるとまた高熱。最高で40度を超えることも。これが5日間続きました。(7年前にもそんなことがありましたね->大変だった年末年始)
年を越して迎えた元日の昨日、ようやく熱が下がり起き上がることができました。今日から家族で近場に小旅行に行く予定になっていましたので、本当にギリギリのところで間に合いました。まだ食欲もないので食事は楽しめませんし、再び熱が上がる可能性もあるのでおとなしくしておく必要はありますが、とりあえず一緒に出かけることにはします。
昨年は色々とトラブルも多く、またモチベーションも上がらず、個人的には低調な一年だったと思っています。そして最後にも病気になるとは。今年は昨年の教訓と反省を糧に良い結果が得られる一年になるよう努力したいと思っています。
カメラ関連でもまだこちらのブログに書けてないことがいくつかありますので、ぼちぼちと上げていこうと考えています。今年も更新のペースは昨年同様でしょうが、撮影した写真の掲載は増やせたらいいなと思っています。
旅行記の最後に、食べ物の写真をまとめて載せます。チェコの料理はドイツっぽさとロシアっぽさが同居する感じで、私は個人的にとても好きです。
プラハで多くの料理に付け合わせとしてついてくる蒸しパンのようなもの。クネドリーキと言います。
中欧で有名なグラーシュ。これはそれをもっとスープっぽく仕立てたものです。
ソーセージとチーズフライ。シンプルですが、美味しいです。ソーセージもチーズもやっぱり本場ヨーロッパの方が美味しい。
チェスキークルムロフで食べた料理。お肉はもちろんとても美味しかったですし、川魚をこんなに美味しくいただけるのは珍しいと思いました。そしてプラハよりも安い。
チェコといえば忘れてならないのがビール。毎日・毎食飲みました。色々な銘柄を試しましたが、このピルスナーウルケルが一番気に入りました。ビールが水よりも安いのが最高です。
やっぱりヨーロッパは何度訪れてもいいですね。まだ行ったことのない都市にも行きたいですが、プラハもまた訪れたいです。
プラハ市内の写真をもう少し。
スペインシナゴーグの内部。ユダヤ教の教会です。ここでちょっとしたコンサートを聴きました。
カレル橋にいたパフォーマー。結構上手でした。
旧市街広場にはシャボン玉のパフォーマンスをしている人がいました。
ハヴェルスカー市場。市場というか小さな商店街(屋台街)でしたが、賑わっていました。
公園でくつろぐ人たち。どこでも緑があると落ち着きます。
今回はプラハから電車でお隣の国・ドイツのドレスデンへ。近くてもチェコとドイツでは全く雰囲気が違いますね。ベルリンやフランクフルトとドレスデンでもまた全く違うんでしょうけども。電車内のアナウンスも国境を越えた途端に英語がなくなりドイツ語のみになりました。
トラムに乗って旧市街へ・・・のつもりが、この日に限って当該トラムが運休。旧市街を通る他の路線も運休や行き先変更になっており、仕方なく徒歩で向かいました。
まずはツヴィンガー宮殿へ。内部には美術館や博物館があり、絵画や科学関係の展示を堪能。
ドレスデンでも城に入って見る予定でしたが、宮殿で予想外に時間を費やしてしまったことと電車の出発時間との関係で、外観のみで諦めました。
帰りはタクシーで駅に向かい、ホームで電車を待つも一向に来ず。結局2時間ぐらい遅れていました。それだけの時間があったら城もオペラ座も見学できてたのに。残念。
バスに乗ってプラハから西の街、カルロヴィ・ヴァリにやって来ました。この日はあいにくの雨で、到着後しばらく雨宿りを余儀無くされましたが、1時間ほど待つとなんとか小降りになり一安心。
ここは温泉街として有名です。温泉といっても日本のように入浴するわけではなく、飲む温泉です。健康に良いらしいです。
コロナーダと呼ばれる湧き出し口が何箇所もあり、それぞれに味と温度が微妙に違います。
ユニークな形の陶器のコップを買って飲みます。取っ手部分に飲み口がついています。正直、あんまり美味しくはありません。
今回プラハを拠点にいくつかの街を訪れましたが、どれもそれぞれに特色があって楽しかったです。
フルボカー城からさらに南、世界遺産の街・チェスキークルムロフにやって来ました。
こちらでも観光の中心はお城です。塔に登るのは結構大変でしたが、そこからの眺めは非常に素晴らしく、苦労して登る価値は十分にあります。
いろいろと書くよりも写真を見ていただくだけでこの街の美しさを感じていただけるんじゃないかと思います。
ぜひともまた訪れたい魅力的な街でした。
プラハから南へ足を伸ばし、フルボカー城に行って来ました。貸切の車でのツアーです。あまり馴染みのない場所ですが、とても良かったです。
例によってフルボカー城の中は撮影禁止で、さらに城の外観の写真も逆光での構図しか無理でした。写真には残せませんでしたが、心の中にしっかり刻み込んでおきます。
駐車場付近の町の様子です。近くには綺麗な湖やキャンプ場のようなところもあり、とてものどかで良さそうな町でした。
時間があればもう少しゆっくり見て回りたいところですが、城の見学を終えた後は次の目的地へと向かいました。