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ゴールデンウィークが終わって1週間。当然ですけど、いつもの生活に戻ってます。ようやく連休中の写真のレビューができました。
連休前半は奈良に行ってきました。京都や神戸に比べてなかなか足が向かず、ずいぶん久しぶりです。同じ古都でも京都とは違う趣があります。滞在は実質午後だけでしたので、東大寺近辺だけしか回れませんでした。
美味しいレストランも見つけたので、今度はもう少しゆったりと時間を使って出かけてみたいと思います。
毎度おなじみ、万博公園での写真です。桜と太陽の塔と春の日差し。
RAW現像で多少の補正はかけていますが、この光の条件でこれだけ写れば上出来じゃないでしょうか。ピントの合っている部分(この場合太陽の塔)の解像もAPS-C機に負けてないです。
ちょうど満開の頃、夕方になってから近所を散歩しながら桜を撮影。
夕陽で色づいた桜もなかなか綺麗です。
今年の桜は咲き始めが遅く、さらに満開になったと思ったら雨と強風で、楽しめた期間が例年より短かったような気がします。
E-M5のデビュー戦を兼ねて撮影した、満開になる少し前の我が家のベランダ前の桜です。今はもうすっかり葉桜になってしまってます。
オリンパスのカメラは設定を変えれる項目が多く(自由度の低い項目もありますが)、他社のカメラからの移行もしくは併用をするユーザーは操作性を統一することもできます。E-M5では設定項目がさらに増えて、かなり自分流にカスタマイズすることができます。ここでは私のカスタマイズ例を挙げてみたいと思います。
E-M5の録画ボタンはE-P3の電源ボタンと同じ位置にあります。間違って動画撮影を始めてしまうことがないよう、ボタンの機能を変更しておきました。E-P3ではFn2ボタンに割り当てていたISO感度の設定をここに割り当てました。Fn1、Fn2ボタンはデフォルトのまま。Fn2ボタンからアクセスできるクリエイティブコントロールは使ってみると案外便利です。Fn1ボタンのAEL/AFL機能も必須。
親指側のダイヤルがメイン、シャッター周りのダイヤルがサブということになっています。メインダイヤルを回すにはグリップの握りかたを少し変える必要があり、個人的にはサブダイヤルの方が回しやすいです。そこで、一番よく使うAモードの場合だとサブダイヤルで絞り、メインダイヤルで露出補正を変更するように機能を入れ替えました。キヤノンの7Dでもシャッター手前のダイヤルが絞り、背面のダイヤルが露出補正ですから、操作性も違和感なしです。
E-P3では矢印ボタンそれぞれに機能が割り当てられていて、上が露出補正、左がAFターゲット選択、右がフラッシュ設定、下が連写とタイマーの設定でした。右と下の機能はカスタマイズできます。E-M5ではデフォルトだと矢印ボタンはすべてAFターゲットの選択です。ダイレクト機能を設定することでE-P3と同じ動作にすることができますが、これはデフォルトのままのほうが使いやすいです。左ボタンを押すことなく直接AFターゲットを移動することができますから。
これは個人の好みですが、私はLVスーパーコンパネのほうがLVコントロールよりも使いやすいと感じるのでこのようにしています。Infoボタンで液晶やEVFに表示される情報を切り替えることができますが、表示OffをOffにすることで(ややこしい)ボタンを押す回数を減らしています。
E-P3もアスペクト比は3:2にして使っています。m4/3のセンサーは4:3なので、アスペクト比を3:2にすると画素をフルに使わないことになります(RAWでは4:3で記録されていて3:2にトリミングするという情報が付加される)。それでも3:2にしたのは、背面モニターが3:2なので画面いっぱいに表示できるというのが一つ。E-P3ではそれだけの理由でしたが、E-M5では後述の理由も加わりました。
私は普段から眼鏡を着用していますが、残念なことにE-M5の内蔵EVFは眼鏡着用だと四隅が少しケラレてしまいます。ノーマルのアイカップでもそんな状態ですから、別売りのアイカップだと盛大にケラレてしまって中心部しか見えません(買って損した)。背面モニターとは違い、EVFの画像は4:3です。スタイル3(背面と同じく情報はオーバーレイ表示)でアスペクト比4:3にすると画面いっぱいに表示することができます。スタイル1と2では情報は画面下部にまとめて表示され、画像は少し小さくなります。7Dと同じですね。どうせケラレてしまうなら画像がいっぱいに表示される必要もなく、スタイル1・2の場合は3:2のほうが表示画像は大きくなります。ちなみにスタイル1と2の違いは、画面下部に表示される情報のバックグラウンドの色が青か黒かの違いです。スタイル1のほうがOMスタイルらしいですが。
デフォルトではOffになっていますが、これはぜひOnにすることをお勧めします。レンズ内手ぶれ補正のように画像がピタッと止まって撮影しやすくなります。ファインダー像のブレが補正されないというボディ内手ぶれ補正の弱点が見事に克服されています。キヤノンの100mmマクロで威力を発揮しているシフトブレの補正もボディで実現されていますし(つまりすべてのレンズでシフトブレ補正の恩恵を受けられる)、これは強力です。
ファイルの番号の番号の付け方の設定ですが、E-P3ではデフォルトでオート(カードを入れ替えても通し番号になる)だったのが、なぜかE-M5ではデフォルトがリセット(新しいカードを入れると0001番からまた始まる)に変更になっています。複数のカードを併用したり時々カードをフォーマットする人はPCに取り込んだ際にファイル名が重複して問題になる可能性もあるので要注意です。
新カメラ、Olympus OM-D E-M5がついにやってきました!予約が殺到していて発売日に届くかどうか不安でしたが、なんとか間に合いました。
同時に購入したのは予備のバッテリーと専用ケース、ストラップ、そしてアイカップです。バッテリーは必須。ケースもE-P3で使っていたエレコムのは使えませんし、カメラバッグではなくケースで気軽に持ち出したい時もあるので。ストラップは斜めがけ用にE-P3で使っているものの色違いを。誤算だったのはアイカップ。EVFが見やすくなるだろうと思って買ったのですが、眼鏡で使用するとファインダー像が盛大にケラレてしまいます・・・。仕方なく標準のものに戻しました。
今日は天気も悪かったので撮影はおあずけ。まずは自分に合った設定を研究して、明日は初撮りと行きましょうか。
ちなみにE-P3は当分併用します。E-M5だけでいけると確信したら妻に譲るか売却するかしようと思いますが、このサイズなら2台体制もありかなぁとも考えたり。
先週のPhoto Festaには行けなかったので、オリンパスプラザに行って展示されている実機を触ってきました。そう、OM-D E-M5です。
発売後の評判を待って買おうと思っていましたが、せっかくなので予約キャンペーンに乗っちゃおうということで、オリンパスのオンラインショップで予約しました。ちょっと出遅れたので、発売当日に届くかどうかは微妙ですが、まあいいです。
触ってみていいなと思ったのは、ファインダー。VF-2とスペック的には変わらないはずですが、E-M5のEVFの方がきれいに見える気がします。手振れ補正の効き具合とか高感度画質とかは実際に撮影してみないと分かりませんが、レビューによると結構期待できそうです。懸念していたサイズ・重さもE-P3よりほんの少し大きい程度で、これなら十分許容範囲です。グリップはE-P3より少し浅めに感じましたが、背面の親指のところに指をかけるところがあるので、以外としっかりホールディングできます。
逆に気になった点は、デジカメWatchでレビューされているように、ボタンを押した感触。E-P3のカチッとしたクリック感がなく、ふにゃっとしています。液晶が可動式で出っ張っているため再生ボタンとFn1ボタンは少し押しにくいかも。シャッターボタンも小さめ。私の普段の持ち方は指の先ではなく腹でシャッターボタンを押す感じなのですが、そうすると指先がメインダイヤルに当たってちょっと窮屈な感じ。この辺りは使っていくうちに慣れてくるでしょう。シャッターボタンに関しては別売りのバッテリーグリップを装着すればボタンの位置をグリップの前の方にできて非常に押しやすく、ホールディングもさらによくなって良いことだらけなんですが、当面は見送り。値段と持ち運びがちょっとネックです。
ブラックとシルバーの2種類がありますが、デザインの好みはやっぱりシルバー。防塵防滴性能を考えるとキットの12-50mmレンズと組み合わせたいです。が、なぜかレンズセットはシルバーボディであってもレンズは黒。うーん。シルバーボディに黒レンズも悪くはないですが、オリンパスプラザでシルバー+シルバーの組み合わせを試させてもらったら、やっぱりこちらのほうが格段にいいです。悩んだ結果、ちょっと値段は高くなってしまいますが、シルバーボディとシルバーレンズを別々に購入することにしました。
発売まであと1ヶ月。既存のカメラたちをどうするかも考えつつ、ワクワクして待ちましょう。
先日発表された、オリンパスのOM-D E-M5。E-P3よりもAFの精度、EVFの反応速度が向上して動体撮影にもそこそこ使えるようなら、大いに気になります。あとはサイズと重さ。
そもそもE-P3を購入したのはシステムとしてのコンパクトさが主な理由でした。7Dだと大きさと重さがネックとなっていましたから。ボディそのものはもちろんですが、使用する交換レンズ数本を含めると結構な重さでバッグもそれなりの大きさが必要になります。近所の撮影程度なら問題ないですが、遠くへの移動となるとちょっと大変。それを見越してのマイクロフォーサーズ導入でした。
とはいえ、運動会やサッカーなど走り回る子供を撮影するにはE-P3ではやはり苦しく、7Dを持ち出すしかない場面もあります。高感度画質は現像処理である程度カバーできますから、もしもE-M5がマイクロフォーサーズのコンパクトさを損なわず(X100程度なら許容範囲)、7Dに及ばずとも迫るくらいの動体撮影能力を持つようなら、E-P3と7DおよびEF(-S)レンズ一式を売却してOM-D一本に統一することも考えちゃうかもしれません。
まあすべては実物を手にとってみて、作例を吟味し、発売後のユーザー評価を検討してからということになります。
ちなみに、もうすぐ発売の富士フイルムのX-Pro1も大変興味深いカメラですが、X100より一回り大きいサイズ、そして高すぎる価格(しかも新マウントなのでレンズシステムをまた一から揃えなくてはならない)のため、購入することはまずないでしょう。X100を知っているだけに、その不満点を解消・進化してさらにレンズ交換式になったX-Pro1に期待できるのは確かなのですが、上記のサイズと動体対応の点から私のニーズは満たしてくれないです。