X-H1を購入しました

X-T2を使って1年半、ほぼ唯一の不満は手振れでした。ボディに手振れ補正がないので、手振れ補正のない単焦点レンズ、特にXF56mmF1.2を使う時に気になります。明るいレンズだしISO感度を上げれば大丈夫だろうと思っていましたが、絞りを開くと今度はピントがシビアすぎて合わないんですよね。

X-H1とXF16-55mmF2.8
X-H1とXF16-55mmF2.8

そんなわけで、富士フイルムのXシステムで唯一ボディ内手振れ補正を内蔵しているX-H1の購入に踏み切りました。すでに新しいセンサーとエンジンを積んだX-T3やX-T30が存在していて、しかもそちらの方が売れているという現状ですが、手振れ補正を求めるならX-H1以外の選択肢はありません。AFの速度・精度が上がっているX-T3にアップグレードしても歩留まりは向上するでしょうが、私の場合は手振れを補正する効果の方が大きいだろうと考えました。X-T2やX-T3には無い、フェザータッチシャッターも魅力でした。

もちろん、X-T2よりも大きく重くなってしまうのはデメリットです。幸い、X-H1・X-T2・X100Fはすべて同じセンサーとエンジンを搭載しており、どのカメラでとってもほぼ同じ傾向の写真が撮れますので、そこはシチュエーションによりX-T2・X100Fと使い分けることにします。カメラの重さが気になるのは手に持って撮影している時よりもむしろ鞄に入れて持ち歩いている時ですので、持ち出すレンズを限定することでも対処できると思っています。実際、グリップの握りやすさのおかげで、撮影時に感じる重さと疲労感はX-T2の時とほとんど変わりません。

フェザータッチシャッターの感覚はとても心地よく感じます。半押しのつもりがシャッターが切れてしまった、ということも今のところありません。今ではこのシャッターに慣れてしまい、X-T2のシャッターのストロークが深く硬く感じますし、店頭で触ったα7RIVのシャッターはグニャグニャして違和感を感じます。シャッター音が小さめなのも良いと思います。

購入前に一番気になっていたのは露出補正ダイヤルがなくなってしまうことですが、これもなんとかなりそうです。露出補正ボタンを押しながら後ダイヤルを回すという操作はやりにくく、頻繁に露出補正を変更するには向いていません。しかし設定で露出補正ボタンの動作を押下切替にしておくと、撮影時にはボタンを一回押しておけば、後は後ダイヤルを回すだけで直接露出を補正することができます。X-T2などの操作とほぼ同じです。もう一度ボタンを押せばロックをかけた形になります。X-T2もX100Fも露出補正ダイヤルにはロックがなく勝手に回ってしまっていることもあるので、その点ではX-H1の方が便利かもしれません。

そして露出補正ダイヤルに替わってボディ右肩の位置を占めるサブ液晶ですが、これが思った以上に便利でした。絞りなどの設定値はダイヤルを見れば分かるから必要ないと思っていましたが、ダイヤルで設定する以外の項目、フィルムシミュレーションやホワイトバランスの設定も一目で確認できるのが助かります。そして何より電池残量。電源がオフの時でもサブ液晶に電池残量が表示されるので、わざわざ電源を入れなくても充電の必要があるかどうか確認できます。電源オンの時の表示項目もカスタマイズして電池残量が常に表示されるようにしておきました。手振れ補正の分X-T2よりも電池の消費が多い印象なので、常に電池残量を意識しておくのは大事です。

X-H1背面
X-H1背面

それ以外にも色々設定をいじってみていますが、X100FやX-T2と操作感を統一させているところやあえて機種ごとに変えているところもあるので、またまとめてみたいと思っています。