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キッザニア再び

今夏の一時帰国でどうしても行っておきたかったのが、キッザニア甲子園です。前回行った時の記事・写真はこちら => (1)(2)(3)(4)(5)。あれから4年以上経ちました。あのとき3歳だった子供ももう8歳。3歳では体験できない仕事も多くありましたが、もう全ての仕事が受けれる年齢になりました。逆にこれ以上大きくなったらあまり面白がらないかもしれないので、今回是非やっておきたかったのです。

前回は5つの職業しか体験できませんでしたが、今回は8つぐらいこなすことができました。大人気なものは避けたというのもありますが。そのため、運転免許の取得とか寿司・ピザなど、やりたいのにできなかったものも多く、結局また来ることになるかもしれません。

写真は順にパイロット、カメラマン、石鹸工場、ガードマンです。

フライトシミュレーション
フライトシミュレーション
カメラマン
カメラマン

カメラマンが使っているのはソニーのαです。パパも今やソニーユーザーですから、親子でソニー機を使って撮影です。今キッザニアのサイトを見ると、どうやらソニーのフォトスタジオはもうなくなってしまったようです。残念。今回やっておいて良かったです。

工場長
工場長
先輩警備員
先輩警備員

ガードマンは小さい子と一緒にお金の運搬・警護でした。前回3歳の時にはお兄ちゃんに助けてもらっていましたが、今度は逆の立場です。ちゃんと気を使ったり助けてあげたりしている姿を見て、成長したなぁと感慨が深かったです。

私の写真撮影機材についてですが、前回はEOS 7Dで主に50mm (80mm相当)の単焦点をメインに撮影していたので、同じ感覚で90mmマクロを使ってみたのですが、子供が大きくなっているのもあってどうも距離感が合わず。結局便利ズームでほとんど撮影することになりました。フルサイズの高感度性能に助けられました。

買わずにはいられないマクロレンズ

今夏の一時帰国でα7II用に買うレンズは高倍率ズーム(SEL24240)と単焦点レンズ(SEL28F20)だけ。以上。・・・のつもりだったんですが。

ここ数年はあまりマクロの写真は撮っていませんでしたが、もともとマクロ撮影は好きです。Canonの7Dを使っていた時は100mmマクロでいろいろ撮影していました。EマウントではこれまでAPS-C用の30mm F3.5しかなく、個人的に焦点距離の短さと開放絞り値の暗さから手を出さずにいました。そこに、帰国直前ついに発売になった待望のフルサイズ対応マクロレンズ、90mm F2.8 (SEL90M28G)。発売直後とはいえ評価も高く、当然欲しいです。でも今回の帰国ではすでに2本レンズを買っているので、見るだけにしておいてシンガポールに戻ってからいずれ、近いうちに買おうと考えていました。

しかし、店頭で触ってみると、その質感と、ファインダーや液晶モニターでも分かる写りの良さに一目惚れ。とても我慢することなどできません。日本で買って帰ることにしました。おかげで機内持ち込み用に持ってきたものよりも1サイズ大きなカメラバッグも一緒に買うことになりました。

日本滞在中は試し撮り程度であまり使う機会がありませんでしたが、シンガポールに帰国してから花とか建物を撮ってみました。もう素晴らしいです、このレンズ。Eマウントユーザーなら何としてでも手に入れるべきです。まず解像感・切れ味が素晴らしい。それでいてボケも硬すぎず、ちょうどいい感じに写ってくれます。

機能面で目を引くのは、フォーカスリングを前後に動かすことでAF・MFを切り替えられること。この機構はTamronの旧型90mmマクロでも採用されていましたが、レンズが大きい分タムロンのものより使いやすい気がします。唯一の難点は、AFからMFに切り替えた際にAFで合わせたピント位置ではなく、フォーカスリングが示しているピント距離に移動してしまうこと。CanonやTamronのマクロレンズではピント位置が維持されていたような気がするのですが。ちょっと残念。基本的にはAFかMFかは決めてから撮影することが多いですし、そうやって使うように気をつけます。

その他の機能面では、フォーカスリミッターも中望遠レンズとして使うときに便利です。フォーカスホールドボタンもとても気に入って使っています。あと大事なのが手振れ補正。α7IIとの組み合わせだと5軸手振れ補正になり、しっかり効いてくれます。効き具合はCanonの100mmマクロのハイブリッドISと同程度でしょうか。

値段は安くありませんが、決して買って損はしないレンズです。繰り返しになりますが、Eマウントユーザーなら是非試してみてください。