新しいマクロレンズ

Canon 単焦点マクロレンズ EF100mm F2.8L マクロ IS USM フルサイズ対応EOS 7Dと同時に購入した、EF100mm F2.8L マクロ IS USMは、私にとって初めてのLレンズ(キヤノンの高級レンズシリーズ)です。

このレンズには、キヤノンのマクロレンズとしては初めて手ブレ補正が搭載されています。しかも、新開発のハイブリッドISで、角度ブレとシフトブレの2種類の手ブレを補正してくれます。7Dに搭載されたAIサーボIIを使って光軸方向のブレにも対応してやれば、手持ちでのマクロ撮影でもかなりの手ブレを軽減できる、ということです。

このレンズと組み合わせて手持ちでのマクロ撮影をしたいというのが7Dを購入した大きな理由の一つです。見事にキヤノンの策略にはまっております。

下の写真は7D+EF100mm F2.8Lの組み合わせで手持ち撮影したものですが、かなりの近接撮影だったにも関わらず、ブレもなく十分にピントが合っています。実際、この撮影場所では三脚を立てるスペースはなく、これまでならマクロ撮影をあきらめるか手ブレ写真を量産するかしていたでしょうが、この時撮ったこれ以外の写真もすべてピントが合っていました。7Dとのコンビは本当に良いです。

斜光の中のバラ
斜光の中のバラ

描写のほうもかなり良いです。前にも書いたように、売却したEF-S60mm F2.8 マクロ USMと SP AF90mm F2.8 マクロ、2本のマクロレンズのいいとこ取りをした感じです。値段のほうもこれら2本を新品で買うよりも高いわけですが、それだけの価値はあったと思います。60mmと同様にシャープな描写。90mmのようなとろけるボケとはいかないものの、60mmよりはいい感じのボケ味です。

ISが付いているおかげで、近接撮影だけでなく中望遠レンズとしても使い勝手が良くなりました。7DのキットレンズEF15-85mmは望遠端が85mmまでですから、100mmはこれをちょうど補ってくれます。F2.8の明るさもあって、動き回る子供を少し離れた所から写すのにちょうど良かったです。さらにEF70-200mm F4L IS USMも揃えればもう完璧って感じです。

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