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E-P3を購入して約2週間。斜めがけストラップやケースも調達して、快適に使っております。
そろそろE-P3で撮った写真を公開してレビューでも、と思うのですが、まだFlickrへのアップロードに至っておりません。
これまでの私の撮影後の写真公開・ブログ記事公開までのプロセスは
という流れになっており、完全にLightroomに依存しています。そして、そのLightroom (Adobe Camera Raw)がまだE-P3に対応していません。X100の時は発売2ヶ月後程度での対応でしたから、もうしばらくかかりそうです。現在の所、取り込みと現像には純正のOlympus Viewer 2を利用しています。当面の間はOV2で現像、LR3に取り込んでFlickrに公開という流れで行くしかないですかね。
現像の処理速度とかに関しては、やはりLR3の方がOV2よりも優れています。OV2は純正だけあって、カメラでできる設定をほぼ同等に後処理で再現できるのが魅力。キヤノンのDPPもそうですね。特にアートフィルタを何種類も試してみることができるのが楽しいです。X100はカメラで行えるフィルムシミュレーションを再現できる純正ソフトがないのが残念(付属のソフトは汎用のSilkypixベースでフィルムテイストはカメラのものとは違う仕上がりになります)。
LR3が対応した後もアートフィルタのためにOV2で別途現像してLR3に再取り込みすることも多いかなと思っていたのですが、OV2に致命的な欠点が・・・。現像パラメータを各画像に対して個別に保存できないのです。以前に現像をどのようなパラメータ設定で行ったか知るすべがないのは痛すぎます。現像パラメータのマイセッティングをファイルとして保存しておくことはできますが、マイセッティングにはアートフィルタの設定は保存されません。これは使いにくい。
そんなわけで、必要な時だけアートフィルタの選別と適用だけをOV2で行ってTIFFで出力、LR3に取り込んで調整という形になるかなと考えています。アートフィルタを使用しない場合はLR3だけですべての処理は済ませると(E-P3に対応後)。とにかく、なるべく早くLR3が対応してくれることを望みます。
(2011-08-07追記) さらにもう一点Olympus Viewer 2の致命的欠点が・・・。現像してTIFFで出力する際16bitで出力すると、撮影日やその他の撮影情報を含むExif情報が保持されず削除されてしまいます。これを回避するには、
(1) 多少の画質劣化を我慢してExif-TIFFで8bitで出力してLightroomで補正
(2) 16bitで出力してExifToolでExif情報をコピーしてからLightroomに取り込んで補正
(3) すべての補正をOlympus Viewer 2で済ませてExif-JPEGで出力する
のいずれか。(2)は面倒であまり現実的ではないです。画質劣化が許容範囲なら(1)、そうでなければカメラ内現像したと思って(3)という感じでしょうか。なかなか思った通りにはいかないものです。