MacBook Proに悩む

先週発売になった、新しいMacBook Proに心惹かれております。まだポチッてませんが、いつまで耐えられるか・・・。

今使用中のiMac 27inchは購入後2年ちょっと(発売後3年弱)。まだ快適に使えていますが、諸事情により来春までにラップトップに買い替えたいと考えています。メインマシンとして使うので、Airではなく、15inchのPro です。

15inchのMBPには従来同様のモデルと、Retina Displayを搭載したモデルの2種類があります。写真を扱うなら迷う余地なくRetinaモデルだ!という声もありますが、値段がネックなんですよねぇ。最低でも現在のiMacと同等のパフォーマンスが出て欲しいので、ラップトップであることも考えるとiMacの8GBよりも多くのメモリが欲しいところ。従来型モデルではBTOでもメモリが8GBまでしか増やせません。Retinaモデルだと16GBまで増やせます。となるとやっぱりRetinaなんですが、値段がねぇ。加えて、Retinaモデルには光学ドライブはもちろんEthernetポートもありませんから、それらを外付けで買わなくてはならず、さらには外付けHDDも必須ですし、ますます値段が・・・。

パフォーマンスを妥協するのもやむなしか、と考え始めたところ、今日初めて実物を触って見ることができたんですが、数字で見る以上に薄くなっているじゃないですか。画面は綺麗なのはもちろん、最大解像度にすればデスクトップエリアも(27inch iMac程ではないにしろ)広く使えますし。これはもう従来型ではなくRetinaを買うしかないな、と感じてしまいました。

なんとか予算を確保して承認をもらわないといけませんが、その頃には新しいOSが出てるか、それとも待てずに(承認無しで)ポチッといっちゃうか、心穏やかでない毎日です。

アップグレードは慎重に

WordPress 3.4がリリースされたのでアップグレードしました。

いつものように自動更新をしたのですが、アップグレード時のトラブルに関する話を何件か目にしていたので、ローカルで問題ないことを確かめた上で、しっかりとファイルとデータベースのバックアップをとってからアップグレードに臨みました。慎重にやって正解でした。

3.1へのアップグレードの時と同様に、「データベースをアップグレードしています」のところで止まってしまいました。ずっと待っていてもどうにもならない感じだったので諦めて、バックアップから復元することにしました。まずはデータベースをダンプファイルから復元。しばらくしてからアクセスし、データベースを更新して管理画面に入ると上部にエラーメッセージがある、という流れは3.1でトラブルに遭った時と一緒です。前の時はもう一度自動更新(再インストール)を行うとうまく行ってエラーも消えたのですが、今回は再びデータベースアップグレードで止まってしまいました。何回か繰り返してみましたが、すべて止まってしまいます。

そんなわけで、再インストールを行う前に使用中のプラグインをすべて停止して、それから再インストールを行ってみました。すると今度は問題なく進んで、無事アップグレードできました。停止させたプラグインを再び有効化し、JetpackをWordPress.comと連携させて終了です。アップグレード時の不具合が報告されているキャッシュ系のプラグインは使ってないですし、一括で停止して進めたのでどのプラグインが問題だったかは分からずじまいですが、まあ結果オーライということで。

教訓としては、WordPressのアップグレードの前にはちゃんとバックアップをとっておきましょう、ということです。もし今回バックアップがなかったら危なかったです。あと、プラグインも停止してからアップグレードしたほうが無難です。

強力な手ぶれ補正の恩恵

OM-D E-M5が我が家に来て2ヶ月。奈良にも金沢にも持って行って活躍していただきました。でもまだまだ撮り足らない、もっと撮りたい、写真を撮るのが楽しくなる、そんなカメラです。

Lightroom 4もやっとでE-M5のRAWファイルに対応してくれました。これですべての写真を一括管理できます。でもE-P3の時と同様、Olympus Viewer 2のほうが発色も精細感も好みで、ファインディテール処理をLR4の現像パラメーターで再現するのはかなり難しく、2つのソフトの併用が続きそうです。

さて、本日のお題はその精細感に関してです。E-M5で撮った写真を見ていると、E-P3の時に比べて格段に精細感が増している気がします。7Dと比べても勝っているかもしれません。新しいセンサーの性能やファインディテール処理が効いているのはもちろんですが、私はそれ以上に5軸手ぶれ補正の恩恵が大きいと考えています。

名園の小川
名園の小川

この写真は金沢の兼六園で撮ったもので、水の流れを表現するためにシャッタースピードを遅くして(1/8秒)撮りました。水以外の部分はしっかり止まっていて、解像感も十分です。しっかり構えて固定して撮ればもう1段分くらいはいけそうです。これまでのカメラでこのくらいのシャッタースピードだと、一見うまく撮れていても拡大してみるとブレていることも多かったのです。私の技術不足もありますけど、E-M5の強力な手ぶれ補正はそんな撮影者の弱点を補ってくれます。

逆にデメリットとしては、バッテリーの消費が激しいことがあります。常時手ぶれ補正が働いている(そのために本体からかすかに音がします)上に、半押し中手ぶれ補正もオンにしているため、E-P3よりも早くバッテリーがなくなります。予備バッテリーは持っていますが、長時間の撮影だとこれでも不安なため、さらにもう1個追加しちゃいました。次のモデルでまたバッテリーが変更になっちゃうともう涙目です。