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OM-D E-M5が我が家に来て2ヶ月。奈良にも金沢にも持って行って活躍していただきました。でもまだまだ撮り足らない、もっと撮りたい、写真を撮るのが楽しくなる、そんなカメラです。
Lightroom 4もやっとでE-M5のRAWファイルに対応してくれました。これですべての写真を一括管理できます。でもE-P3の時と同様、Olympus Viewer 2のほうが発色も精細感も好みで、ファインディテール処理をLR4の現像パラメーターで再現するのはかなり難しく、2つのソフトの併用が続きそうです。
さて、本日のお題はその精細感に関してです。E-M5で撮った写真を見ていると、E-P3の時に比べて格段に精細感が増している気がします。7Dと比べても勝っているかもしれません。新しいセンサーの性能やファインディテール処理が効いているのはもちろんですが、私はそれ以上に5軸手ぶれ補正の恩恵が大きいと考えています。
この写真は金沢の兼六園で撮ったもので、水の流れを表現するためにシャッタースピードを遅くして(1/8秒)撮りました。水以外の部分はしっかり止まっていて、解像感も十分です。しっかり構えて固定して撮ればもう1段分くらいはいけそうです。これまでのカメラでこのくらいのシャッタースピードだと、一見うまく撮れていても拡大してみるとブレていることも多かったのです。私の技術不足もありますけど、E-M5の強力な手ぶれ補正はそんな撮影者の弱点を補ってくれます。
逆にデメリットとしては、バッテリーの消費が激しいことがあります。常時手ぶれ補正が働いている(そのために本体からかすかに音がします)上に、半押し中手ぶれ補正もオンにしているため、E-P3よりも早くバッテリーがなくなります。予備バッテリーは持っていますが、長時間の撮影だとこれでも不安なため、さらにもう1個追加しちゃいました。次のモデルでまたバッテリーが変更になっちゃうともう涙目です。