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諸事情により手持ちの機材を整理する必要があり、OM-DとLX5以外のカメラを売却することになりました。
Canon EOS 7Dは、まだ一眼レフを始めて1年にもならない頃に購入した中級機です。動体への追随性が抜群で、特に走り回る子供の写真を撮るのに大活躍でした。画質もすばらしく、それまで使っていたKissとは次元の違う写真を撮らせてくれました。
重さと大きさが最大の弱点で、それゆえに普段の持ち歩き用にその後いくつものカメラを買うことになりました。
Fujifilm FinePix X100はデザインとハイブリッドファインダーに惚れて思わず買ってしまったカメラです。正直操作性は良くないのですが、出てくる写真はすばらしいものでした。そして何より、所有しているだけで満足感を味わえる、そんなカメラです。
AFの遅さと単焦点なのに大きなボディから、m4/3を買い足すことになりました。
Olympus PEN E-P3は初めて買ったm4/3機です。レンズ交換の楽しさと気軽に持ち出せるコンパクトさを両立しているのがm4/3のすばらしいところ。このE-P3からはAF速度も格段に速くなりました。
OM-Dを購入した後も、海外等にはよりコンパクトなE-P3を持って行くことがありました。画質と手振れ補正ではOM-Dにはかなわないですけど。
手元に残るOM-D E-M5は、今回手放す7DとE-P3の良いところを兼ね備えたような機種ですので、彼らの代わりに今以上に活躍してもらいます。動く被写体に関してだけは7Dの代わりはできないので、そこは撮影技術でカバーできるように頑張ります。
これでCanon機がすべてなくなりますので、EF(-S)レンズも手放すことになります。幸い、これらのレンズの画角をほぼカバーできるm4/3レンズはすでに揃ってます。まあ厳密には明るさや画質で劣るものが多いですが、明るさはボディの高感度でカバー。画質は諦めつつ、新しいレンズを出るのを待つという感じで。
EF-S 15-85mm F3.5-5.6 => M.ZD 12-50mm F3.5-6.3
EF 70-200mm F4L => M.ZD 40-150mm F4.0-5.6
EF 35mm F2 => DG 25mm F1.4
EF 50mm F1.8 => M.ZD 45mm F1.8
EF 100mm F2.8L Macro => M.ZD 60mm F2.8 Macro
X100に相当する画角の単焦点レンズがないので、M.ZD 17mm F1.8を購入します。(17mm F2.8はE-P3と共に売却。)45mmと比べてシャープでないとか、収差が残るとか批判がありますが、その辺の特性も含めてX100の代替として適しているんじゃないかと。
一眼レフ市場では昨年からフルサイズ機が注目を集めています。もちろんフルサイズ機はすばらしいですが、画質はセンサーサイズやボケ具合だけで決まるものではないと思うのです。また、画質と同等に機動性は大事で、重くて持ち出せなければ意味はないです。そういう意味でm4/3はちょうどいいバランスのところにあると思うのです。
そんなところも含めて勉強できたのは、これらのカメラたちのおかげです。新たな持ち主のもとでもっともっと使ってもらえるといいなと思います。