W杯予選 in シンガポール

11/12の木曜日、サッカー日本代表のW杯予選の対シンガポール戦が当地で行われました。日本代表の試合が、それも練習試合ではなく真剣勝負がシンガポールで見られる機会は滅多にありませんから、発売と同時にチケットをゲットしました。日本にいた時でさえ代表の試合を生で見る機会はありませんでしたから(関西だと試合が行われる頻度も少なくチケットを手に入れるのも難しいですからね)、とても楽しみにしておりました。

席はアウェイ(日本)側。当然周りは日本人だらけ。この国に来てから、これだけ多くの日本人をまとめて見ることは初めてです。私たちのような在住の人ももちろん多く来ていましたが、日本からのツアーで来た人もかなり多かったようです。

実はホームのシンガポール側の席の方が値段が安く設定されており、そちらに席を取った日本人の知り合いの方も多かったです。実際ホーム側にも青いユニフォームの人がたくさん。さすがに日本のホームのような雰囲気、というわけにはいきませんが、完全アウェイというわけでもないかなという感じです。

さて、試合の方は3-0で日本の勝利でしたが、もっと点が取れていてもおかしくなかったです。もちろんキーパーの好セーブもありましたが、そもそももっと早い段階でもっとシュートを打っても良かったんじゃないでしょうかね。昔から日本の選手はミドルシュートの精度が低すぎます。ゴール前で落ち着いて確実に決めるのが大事なのはもちろんですが、そのゴール前でDFやキーパーのプレッシャーをあまり受けないで済むようにお膳立てするのも大事だと思うんです。そのために、ミドルシュートもあるんだ、打てば決まるんだというのを見せておかないとダメだと思うんですよね。

この試合では柏木の良いパスさばきが目立っていましたね。あまりプレッシャーを受けていなかったからというのもあるでしょうけれど、この調子でもっと精度を上げていって強豪相手であっても同じようなプレーができるようになってほしいと思います。吉田は相変わらずミスが多く、ひやっとする場面が何回かありました。宇佐美のゴールを横取りするよりも、本職のディフェンスをもっとしっかりやってほしいです。

そして最悪だったのが酒井宏樹。相変わらずクロスの精度が悪すぎます。なんで歴代の代表監督は彼を招集して使い続けるんでしょう。タチが悪いことに、ポジショニングはいいんですよね。だからと言ってパスを出すと、とんでもないボールを上げやがるんです。途中からは彼にパスを出せば大きなチャンスになる場面でも誰もパスを出さなくなったように見えました。

あと、もっと背の高い選手が出てきてほしいと思いました。確かに吉田も森重もジャンプ力があって競り合いでは勝っていましたが、ジャンプしない状態では決して高くないシンガポールとそんなに差はなかったです。いるだけで相手にプレッシャーをあたえられる大きな選手が欲しいですね。

シンガポールのナショナルスタジアムでサッカーを観戦するのはこれが2度目でした。いいスタジアムなんですが、客席の傾斜がちょっとゆるすぎですかね。イタリアで行ったサンシーロとかは結構傾斜がきつくて、席にたどり着くのはちょっとしんどいですが、試合は見やすかったです。あと、新設のスタジアムのくせに席の間隔は狭く、ドリンクホルダーもありません。日本の野球場のように落ち着いてのんびり観戦するようにはできてないのかな。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください