X100Fを触ってきた

先週末にX100Fの実機に触ってきました。こちらの家電量販店にはFujifilmのカメラを置いているところは少なく、カメラ専門店でも実機を展示しているところは少ないです(頼めば売り物のを開けて触らせてくれますけど)。国内に1つだけあるFujifilm Studio(直営ではなくカメラ店への委託です)なら確実ですのでそちらへ行ってきました。

触ってみて、ああやっぱりこれだ、と確信しました。予想通り、初代X100の不満点はかなり解消されている印象ですし、新機能も加わっています。ISO感度もダイヤルで操作できますし、MENU/OKボタンも押しやすくなっていました。フォーカスレバーも導入され、ボタンのカスタマイズもある程度できます。近接撮影もマクロモードへの切り替えなしにシームレスにできるのは助かります。デジタルテレコンバーターを使えば35mm相当だけでなく、50mm相当、70mm相当でも撮影できます。

一方気になった点もいくつかありました。AFは進化しているもののa7IIに比べるとちょっと迷いやすいかなと感じました。それでも初代X100ほど外すことはないだろうと思いますが。X100はどうだったか忘れましたが、シャッターボタンの半押しまでのストロークが長めで、ちょっと慣れが必要かも。あと、Qボタンは間違って押してしまうことが多そうです。

デジタルテレコンがRAWと両立しないのはSonyと同じですが、将来的にファームアップで改良されると嬉しいですね(Olympusのようにトリミング前のRAWを残してくれたらそれでいいです)。チルト液晶と手振れ補正もあれば完璧ですけど、それがないのも含めてのX100シリーズなのかなとも思うので、そこは許容します。

総じて、ほぼ期待していた通りの良い感触を得ました。

というわけで。続きます。

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