快進撃となるか

サッカーワールドカップの日本代表、2試合を終えて勝ち点4と、予想を上回る活躍を見せてくれています。どんな批判・中傷があろうと自分の仕事をきちんとやり遂げて結果を出している選手・監督・コーチの皆さんは賞賛に値します。

初戦のコロンビア戦はかなり厳しいと思っていたのですが、ふたを開けてみれば2-1の勝利と、幸先の良いスタートが切れました。試合開始早々に相手が退場になって数的優位の中で戦えたのはかなり大きかったですが、それに加えて両チームの選手たちのコンディションとモチベーションが違ったのも影響していたと思います。コロンビアは日本には勝てると思ってコンディションを合わせてこなかったのか、全体的に動きも鈍かったように感じました。次のポーランド戦でのパフォーマンスを日本戦でも見せていたら、たとえ10人のハンデがあったとしても危なかったんじゃないでしょうか。日本はミスから同点にされてしまいましたが、ハーフタイムでしっかり修正できたのが良かったですね。

先日のセネガル戦は正直勝てた試合でしたね。逃したチャンスの1つでも決めれていれば、すでに決勝トーナメント進出が決まっていました。この試合もミスでの失点でしたのでもったいなかったです。それでも同点に追いつき、チャンスを決めきれずに逆にまたリードを許す展開で、再度追いついて引き分けに持ち込めました。選手の平均年齢が高いのは必ずしもデメリットではなく、こうした場面できちんと落ち着いて戦えたのは経験のなせる業かもしれません。

ポーランド戦では引き分け以上で決勝トーナメント進出で、仮に負けたとしてもまだ可能性が残るという有利な状況です。が、相手は敗退が決まっているとはいえ仮にもシード国。そう簡単には行かないと思います。ポーランドが前回・前々回に出場した大会では、今回同様に開幕2連敗。でも最終戦はいずれも勝利して一矢報いています。気を抜いたら間違いなく負けます。これまでの2戦と同様に、アグレッシブかつ慎重に戦って欲しいと思います。

悩ましいのは出場選手。キーパーの川島はミスを連発していますが、ここでの交代もリスクがあります。誰を使うのがベストなのかは難しいところで、現場の判断に任せるしかありません。乾と長谷部もイエローもらってますから、今後を考えると2枚目は避けないといけませんし。でも後のことを気にするよりも目の前の試合に勝ってベスト16に進むことが大事ですかね。期待しています。

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