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もう少しα6000の話を書きます。なぜこの機種を選んだのか。購入を考えていたのは昨年夏、まだα7IIの発表前です。イタリア旅行を数ヶ月後に控え、さらに動物園での撮影会に誘われていました。
久しぶりのヨーロッパはせっかくだから良い写真を残したい。そのためにはNEX-6やE-M5、STYLUS1より画質の良い機種にしたい。というわけで、比較検討したのが、α6000とα7、さらにはOM-D E-M1でした。
E-M1だと手持ちのm4/3レンズが使えるのですが、画質を考えると12-40mmのPROレンズも必須です。しかし、同じ値段を出せばフルサイズのα7も買えちゃいます。大きさもほとんど同じかα7のほうが若干小さいかな。同じ値段と大きさで、フルサイズとm4/3。・・・E-M1は脱落です。
そうなると第1候補はα7。撮影会の他の参加者の機材もニコンとキヤノンのフルサイズだし、こちらも対抗してフルサイズといきたいところ。でも気になるのはボディの形状とレンズ。やはりあのシャッターボタンの位置はどうも使いにくそう。E-M5みたいな薄いグリップならいいのですが、NEX-6と同じ大きさのグリップがありながら、なぜシャッターボタンをNEX-6と同じ位置に持ってきてくれなかったのか不思議です。
レンズは同じEマウントでも、手持ちのものだとAPS-Cサイズにクロップされ1000万画素ほどになってしまいます。α7RならAPS-Cにクロップしても十分な画素数がありますが、AFがハイブリッドではないしシャッター音が好きになれませんでした。フルサイズ対応のレンズを買おうとするとSEL2470Z(どうせ買うならキットのSEL2870ではなくこっちでしょ)とSEL70200G(動物園での撮影には望遠は必須)の両方を買わねばならず、予算的に無理でした。
というわけで、α6000が残りました。撮影会ではフルサイズではなくAF速度や連射速度で対抗することにしました(張り合う必要はないんですけどね)。実際、AFや連射に加えてNEX-6よりも操作性が良くなったのが非常に大きくて、特に動物園では設定を変えながら何枚も撮ることができて結果的には満足でした。画質面ではフルサイズに及びませんが、SEL1670ZとSEL24F18Zという2本のツァイスレンズを購入することで、かなり画質が向上しました。
もしα7IIの発表よりも後であれば、α6000は買わずにα7IIを待ったかもしれません。さらにはもしNEX-6を買ってなくてE-M5を使い続けていたなら、間違いなくE-M1に買い替えていたでしょう。人との出会い同様、カメラとの出会いも縁ですね。
蔵出し写真はまだまだありますが、ちょっと一休みして使用機材について。今年の夏にα7IIを購入して今はこれがメインカメラになっているのですが、まずはそれまでのメインであったα6000について書きたいと思うのですが、そうなるとさらにその前に使用していたNEX-6についても触れなくてはなりません。2013年以降ブログで機材のことはほんのちょっとしか書いてなかったので。
NEX-6の購入経緯はちょっとだけ書いていますが(My Photo Life in 2013)、画質に妥協することなくOM-D E-M5よりコンパクトな機材にしてもっと持ち歩くようにしたかったということです。E-M5の標準ズーム12-50mmは長さがありましたから。もしパンケーキズームの14-42mmがすでに発売されていれば、NEX-6のSELP1650よりもそちらを選んだのでしょうが、当時はまだ発売前でした。
NEX-6にはほぼ満足していたのですが、いくつかどうしても我慢できない点がありました。特に大きいのはメニューの使いにくさです。どこに何の設定項目があるのか分かりにくいだけでなく、リストの後方にある項目にたどり着くのにずっと下までスクロールする必要があります。全体的に露出アンダーの傾向があり常に1段以上補正する必要がありましたし、標準ズームのSELP1650の画質もボディの性能を活かしきってない感じで次第に物足りなくなりました。購入の大きな理由の一つであったコンパクトなレンズが不満の原因になったのはなんともアレですが。
そんなわけで昨年夏にα6000とSEL1670Zに買い換えることになりました(α6000 & SEL1670Z)。これにより、NEX-6の不満点はすべて解消されました。メニューは非常に使いやすくなりましたし、ボタンカスタマイズで頻繁に使う機能はメニューを開くことなく設定できるようになりました。露出もほぼ適正ですし、ツァイスレンズの描写は文句ありません。露出に関してはソニー機は全般に他者に比べアンダー傾向がありますが、白飛びしてしまうよりは調整しやすいのではと思います。とはいえ、NEX-6はアンダーすぎました。結局、画質を考えるとどうしてもレンズは大きくなってしまうのだと再確認。その流れが今年のα7IIにも続いているわけです。良い写真を撮るための機材と普段の持ち歩き用機材は別に考えることにしました。
NEX-6とα6000を比較してみて、操作性・撮影の快適さが非常に大切だということを実感しました。撮っていて楽しいですし、設定を少し変えて何枚か撮るということも増えました。α7IIはα6000以上にカスタマイズ可能で使いやすくなっていますので、さらに楽しく撮影できます。昔EOS 7Dで写真を楽しんでいた頃の感覚が蘇ってきました。α7IIについてはまた改めて、α6000で撮った蔵出し写真の公開が終わってから書こうと思います。またカスタマイズについてもα6000とα7IIの設定を比較しながら書きたいと思っています。
ヴェネツィアのサンマルコ広場です。鳩がたくさんいたので、鐘楼をバックに飛んでいる鳩の撮影にチャレンジ。
子供もコンデジで一緒に撮影です。2人ともいい写真が撮れました。
ヴェネツィアンガラスの本場、ムラーノ島も巡ってきました。
グラスやネックレスを(自分たちへの)お土産に買い込みました。
やって来たのはヴェネツィアです。昔イタリアに旅行した時にすっかり魅せられて、是非また来たいと願っていましたが、ついに再訪叶いました。
今回ゴンドラには乗りませんでしたが、水上バス(ヴァポレット)や水上タクシーに乗って、船好きの子供も大喜びでした。
ミラノから電車に乗って別の都市へ。
チケットの予約・購入はすべてネットで。早期購入割引だとかなりお安いです。
イタリアといえばサッカー、セリエAです。実は私がイタリアを訪れるのは3度目なのですが、やっと念願の本場でのサッカー観戦が実現しました。聖地・サンシーロです。
ミラノを本拠地とする2チーム、インテルには長友、ACミランには本田が所属しています。残念ながら両者とも見ることはできませんでしたが。
現在はスタジアムのすぐ近くまで地下鉄(M5線)で行くことができるようですが、私たちが訪れた時にはまだ開通していませんでしたので、M1線の駅から歩きました。サイトで調べると徒歩15分程度と書いてありましたが、実際にはもっとかかった気がします。
夜遅くの試合で子供連れだったので最後まで観ずに帰らなくてはならなかったのは残念でしたが、いつかまた訪れたいと思っています。
ミラノは(というかイタリアは)芸術の国。音楽好きの我が家にはスカラ座は外せません。
当然、中も見学しました。リストのピアノや、有名作曲家の胸像、有名オペラの初演時のポスターなどがたくさんありました。
ミラノといえばもちろん「最後の晩餐」も見学に行きました。撮影禁止なので写真はなしですが。
外国に行った時は、スーパーマーケットや朝市などでその土地ならではの食べ物や雑貨を眺めるのも楽しいですよね。
ミラノで一番の観光スポットといえば、ドゥオーモです。
まずは昼間のドゥオーモの外観。
翌日、中にも入りました。内部を撮影するにはお金を払ってリボンをもらわないといけません。が、それをせずに勝手に撮っている人も。私はちゃんと払いましたよ。
ドゥオーモの上にも登ったのですが、この日はあいにくの雨。傘を差しながら撮影するのは無理だったので諦めました。
また別の日には夜のドゥオーモも訪れてみました。
特に綺麗にライトアップされているというわけではないのですが、昼間とはまた違った趣です。
もうほぼ1年前のことなんですが、イタリアに旅行に行ってきました。旅のお供はα6000に2本のZeissレンズです。
最初に訪れたのはミラノ。なにはともあれ、まずは食事です。
観光客向けのセットメニューでしたけど、美味しゅうございました。