京都の桜

ばたばたしている間に、ブログにアップする時機を逸してしまいましたが、遅ればせながら桜の花の写真などを載せていきたいと思います。

まずは今月初めに京都に行って撮影してきた桜の写真です。

四条河原町から鴨川を渡り、白川沿いに東大路、祇園をまわって四条通を通って再び河原町へという散策コースでしたが、白川沿いは桜の写真を撮る人でいっぱいでした。円山公園は人がごった返していて撮影どころじゃなさそうだったのでパス。

あいにくこの日は曇り(前日は雨)だったのですが、そのおかげでちょっとしっとりとした雰囲気の写真を撮ることができたかもしれません。

白川沿いを散策
白川沿いを散策

マクロレンズも持って行っていたのですが、結局高倍率レンズ1本でまかなってしまいました。非常に汎用性の高いレンズです。画質に不満を感じることも時々ありますが、ほとんどは許容範囲内の写りです。

京都の桜
京都の桜

望遠端でマクロっぽく撮るとなかなかいい感じで背景がボケてくれます。

体調戻らず

2週間ほど前、子供が入院中に私がかかったウィルス性腸炎ですが、実はいまだに治っていません・・・。ブログを書く元気もなくて、更新間隔が空いてしまいました。

抗生物質の投与でいったんは治りかけていたのですが、子供の退院と同時に再び下痢がひどくなり、その後も通院を続けています。先週後半には発熱もあり、週末にかけてずっと寝込んでいました。

子供の方はすっかり元気になって、退院直後に私の腸炎がうつったらしい発熱と下痢があったものの、今では正常に治っています。

最初の発症と再発症のタイミングを考えると、子供が入院していた病院で菌をもらってきた可能性が非常に高いのですが、一番長く子供に付き添っていた妻はなんともないのですよね。

GWには旅行の予定なので、あと2〜3日で治さなければならないのですが。どうしたものか。

写真公開サイトあれこれ

2月にデジイチ購入以来、ますますカメラにはまってきているわけですが、どうやって写真をネット上に公開しようかちょっと迷っていました。

もちろんこのブログでも引き続き写真の公開はしますが、完全にフォトログにしてしまうつもりはありません。ブログのネタにはならないような写真も含めて数多くの写真を公開してコメントをもらったりできる、写真に特化したサービスを利用したいと思ったのです。

フォト蔵

これまで使っていた(というほど活用していませんでしたが)のはフォト蔵です。容量は実質無制限で、大量の写真を公開することができます。しかし最近は広告表示も多く、サイトのレスポンスも遅く、ストレスを感じていました。そのため、別のサービスに乗り換えることにしました。


Flickr

まず最初に思い浮かぶのは、Flickrです。使い勝手も良さそうです。しかし、私にとっては問題が2つあります。まず1つ目は、無料サービスでは制限が多く、フォト蔵などと同等の機能を使うには有料版にアップグレードする必要があること。もう1つは、インターフェースが英語であること。自分自身は英語でも問題ないですが、閲覧側にとっては日本語でないと敬遠する人もいるんじゃないかと。今後日本語でのサービスが提供されたら使用も考えるかもしれません。


CANON iMAGE GATEWAY

Canonのデジカメを購入すると使うことができるサービスにCANON iMage GATEWAYというのがありますが、これはは容量が少なすぎて論外。今どき、100MBなんて、ありえません(2010-02-28追記) 現在は2GBに容量アップしています。これでやっと他サービス並に使えるようになりました。


LUMIX CLUB PicMate

PanasonicのLUMIX CLUB ピクメイトは 容量は1GBとまあまあ。Canonに比べれば遥かにマシです。アップロードした画像は自動的にリサイズされて3000枚程度アップロードできるようです。オリジナルの画像は保存されないようです。サイトのレスポンスはちょっと遅めな気がします。悪くはないのですが、後述のサービスと比較するとちょっと見劣りします。 (2010-02-28追記) LUMIXの登録ユーザーは2GBまで使えます。(2010-10-15追記) サービスの名称とURLを最新のものに更新しました。


GANREF

先月からオープンしたGANREFはデジタル一眼向けに特化したサービスで、写真の公開だけではなく機材のデータベースとリンクしていたり、機材のレビューや撮影記を書けたり、コンテストに応募で きたりと、なかなかユニークなサービスです。特に機材DBでは、独自に性能テストを行っており、購入前に機材の性能を比較できるのは素晴らしいと思います。


しかし、問題はやはり写真の容量。登録したばかりでは12枚しかアップロードすることができません。アップロードできる枚数を増やすには、メンバーランクを上げる必要があります。ランクを上げるには、コメントが付いたりお気に入りに入れてもらったりすることで付与されるポイントを貯めなくてはなりません。面白いシステムですが、ポイントはそう簡単には貯まりません。厳選した(他人に気に入ってもらえそうな)作品のみを公開することになり、気軽に写真を公開するといった使い方には向いてない気がします。魅力的なサービスではあるので、今後の改善や機能追加にも期待しつつ使ってみようとは思いますが、メインの写真公開サイトとして使うのは難しいですね。

そんな中、 似たようなサービスをGANREFよりも前から提供しているサイトを見つけました。それがphotohitoです。

photohito

価格.comとリンクしており、カメラやレンズのレビュー・クチコミを見ることもできます。性能比較はできませんが、豊富なユーザーレビューは大変参考になります。アップロードできる枚数は1000枚。フォト蔵やflickrのように無制限とはいきませんが、十分な枚数です。サイトのレスポンスもこれまでに挙げてきたサイトの中では最も速いと思います。縦位置の画像をアップ ロードする場合、GANREFではローカルで回転してからアップロードする必要があるのですが、photohitoだとアップロード後にサイト上で回転できるのも良いです。ユーザー同士のコメントのやり取りも活発です。フォトコンテストはまだ昨年1回開催されただけですが、今後も企画されることと思います。登録してからまだ1ヶ月弱ですが、その間にも次々と機能強化・改善されていっているのも好印象ですね。


というわけで、これからはphotohitoメインで写真を公開していきます。最初に書いたようにこのブログにも引き続き写真は載せていきますが、基本的に最初の公開先はphotohitoで、その中から選んで後でこちらに転載するという形になるでしょう。なので、こちらのブログ読者の方も時々photohitoのページをのぞいていただければと思います。

(2009-04-27追記) ウェブサイトのサムネイル画像作成・表示ツールをSimpleAPIからHeartRails Captureに変更しました。SimpleAPIはどうも新規サムネイルの作成がされていないようなので。さらに、HeartRails Captureの方がサイズや見た目も変更できて便利です。

元気に退院

肺炎で入院していたうちの子供ですが、4日目ぐらいから急激に症状が改善されて点滴も外れ、そして退院することができました。

まだ少し咳が残っており、来週また検診を受ける必要はありますが、まずはひと安心。小さい子供の肺炎はよくあることみたいですが、今後も気を付けて様子を見ていかないといけません。

家に帰ってからは早速走り回っており、いまだ不調のパパは相手をするのがしんどいくらい。子供の方が回復は早いのですね。ちょっとうらやましい。

なにはともあれ、いつもの元気な子供が帰って来てうれしいです。

肺炎で入院

私ではなく、子供のことです。

先週月曜日からずっと子供が熱を出していたのですが、土曜日に大きな病院で診てもらったところ、即入院となりました。どうやら肺炎らしいです。

心配ではありますが、家にいるよりは入院して治療してもらった方が安心ですし、治りも早いはず。土曜日の午前中に診てもらっておいて良かったと思うことにします。だいたい1週間くらいは入院しないといけないようです。

さらには、心労(?)のせいか、私も土曜日から調子が悪い・・・。今日医者に診てもらったら、ウィルス性の腸炎でした。子供にうつらないよう、下痢が止まるまでは付き添い禁止です。家には私1人きりな上に、顔を見に行くことすらできないなんて、寂しくてたまりません・・・。共倒れして妻に迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

入院から2日たって、熱はひいたみたいですが、まだ時折ひどく咳き込むようです。早く子供の具合が良くなって、来週にはまた家族3人での生活が再開できますように。まずは自分の体を治さなくては。

画角撮り比べ

先月購入したタムロンの高倍率レンズ(AF18-270mm F3.5-6.3)と広角レンズ(SP AF10-24mm F3.5-4.5)で撮り比べをしてみました。被写体は、伊丹空港の展望デッキから見た、搭乗中の飛行機です。

飛行機(広角)
飛行機(広角)
飛行機(望遠)
飛行機(望遠)

最初が高倍率レンズの広角端、18mmの焦点距離。次が望遠端の270mm。ここまでズームできます。

このレンズは望遠の方が写りがいい感じがします。使用頻度も高いです。

飛行機(超広角)
飛行機(超広角)

レンズを交換して、広角レンズの広角端、10mm。18mmよりさらに広い範囲が写ります。

画質は高倍率ズームの広角端に近い感じでしょうか。ネット上で公開されている、キャノン純正のEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMの写真と比べると、シャープさに欠ける気がします。やはり価格の違いは画質の違いとなってあらわれる、といったところでしょうか。まあ、その辺はある程度承知の上で購入したわけですが。

今のところ、広角よりも望遠やマクロの方が使用頻度も多いですし、どちらかといえば、広角レンズを買い替えるよりは180mmのマクロレンズが欲しいかな。

RocketDockでデスクトップ整理

便利なプログラムランチャーを探していたところ、RocketDockというのを見つけて使い始めました。Macのドックみたいに使うことができます。

配布サイトは英語ですが、インストーラーやメニューはすべて日本語に対応しています。デザインも好みのものに変更できます。結構自由度は高いです。

アプリケーションを最小化した時にWindowsのタスクバーではなくドックの中にサムネイルとして格納することもできますが、私のPCではアニメーション動作がスムーズでなかったのでこの機能は使ってません。タスクバーに置き換えて使うにはちょっと無理があるので、普通に画面上部に置いて使ってます。

ゴミ箱もプログラムのショートカットもすべてこのドックに登録したので、デスクトップがずいぶんすっきりとしました。せっかくなのできれいになったデスクトップを晒してみます。

デスクトップ with RocketDock
デスクトップ with RocketDock

画面上部にあるのが RocketDock です。

これまで縦に4〜5列並んでいたショートカットやファイルが1列だけになりました。それもほとんどが一時的なダウンロードファイルなので、2〜3個まで減らすことができます。

ついでに今まで使っていたWindowsサイドバーも見直して、時計と天気予報、スライドショーだけを切り離して配置しました。切り離すことで、天気予報は3日分表示て便利になり、スライドショーの画像も大きくなりました。

ちなみに壁紙は、EOS Kiss Special Siteで配布されていた、Kiss X2のものです。現在はKiss X3の発表に伴い、この犬バージョンの壁紙はもうダウンロードできません(ライオンバージョンはまだあります)。

マクロレンズ

ごらんのとおり花の写真を撮ることが多いので、マクロレンズを買いました。

購入に当たっては、キャノンのEF-S 60mm F2.8 マクロ USMと、タムロンのSP AF 90mm F2.8 Diとを比較しました。

Canon 単焦点マクロレンズ EF-S60mm F2.8マクロ USM APS-C対応 TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 キヤノン用 フルサイズ対応 272EE

値段
ほとんど同じくらい(60mmのほうが若干高い)でしたが、タムロンのほうは現在マクロセールでミニ三脚が付いてきます。キャノンの100mmという選択肢もありでしたが、値段的にこの2本のどちらかでしょう。
重さ
60mmの方が小さく軽いです。でも90mmもキャノンの100mmに比べると全然軽いです。
大きさ
60mmのほうは小さい上にインナーフォーカスで全長が変わらないというメリットがあります。90mmはレンズが前に繰り出すため、実質のワーキングディスタンスはどちらも同じくらい。
オートフォーカス
AFのスピードは60mmの方が断然早く、静かです。
マニュアルフォーカス
マクロ撮影ではMFを使うことが多くなるようですが、60mmはフルタイムMFで、AFからシームレスにピントの微調整ができます。90mmはピントリングの前後でAF/MFの切り替えができます。
画角
花撮りには35mm換算で100mm前後の焦点距離が良いらしいですが、使用するボディがAPS-Cですので、60mmの方は実質96mmとなり、ちょうど良い感じになります。90mmは実質144mmになりますが、実際に撮ってみるとこちらの方が私には思った通りの絵に近い感触です。
画質
どちらの描画も評価は高いようです。60mmの方はシャープなボケ方で、90mmの方はとろけるボケ方。特に90mmのボケ味は美しいです。

で、結局どちらを買ったかというとですね・・・。

まず60mmの方を買いました。フォーカスの性能と使いやすさが判断基準でした。

これはこれで面白い絵が撮れて気に入ったのですが、もう少しワーキングディスタンスが欲しいのと、どうしてもあのボケ味の魅力を自分でも楽しみたいということで、後日90mmの方も買ってしまいました。

花を撮る時やとろける背景を撮りたい時は90mm。気軽に持ち歩きたい時、小物や料理を撮りたい時、背景をシャープにぼかしたい時は60mm。そんな使い分けになると思います。同じマクロレンズでワーキングディスタンスも近いですが、これらは全く別のレンズでそれぞれに楽しめ、活躍の場があると感じています。

広角ズームレンズと高倍率ズームレンズ

これから2回に分けて、今月購入したレンズについて書いていきます。必ずしも購入順ではありません。

広角ズーム SP AF10-24mm F3.5-4.5 Di II (タムロン)

手持ちのコンパクトデジカメでもダブルズームキットでも、後述の高倍率ズームでもカバーしきれない画角があります。それが28mm以下の焦点距離の広角域です。というわけで、広角ズームレンズを買いました。初めての純正以外のレンズになります。

TAMRON 超広角ズームレンズ SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII キヤノン用 APS-C専用 B001E

このレンズのキャノンマウント用は今月初めに発売されたばかり。そのため口コミ情報はまだあまりありませんが、先に発売されていたニコンマウント用の画質の評価はあまり高くないようです。

それに比べてキャノン純正のEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMの描画はかなり評価が高く、正直かなり惹かれたのですが、別売りのフードも購入するとタムロン(フード付属)との価格差は約3万円にもなります。

評判の画質を得るために3万円の差額を払うべきかどうか考えましたが、使う機会は別途購入したマクロに比べれば少ないでしょうし、まずはこの焦点域を得ること自体ができればいいだろうと思い、タムロンの10-24mmを購入することにしました。

シグマの10-20mm F4-5.6 EX DC HSMも同じくらいの値段でありましたが、明るさと軽さでタムロンの方を選びました。

使ってみた感想ですが、この画角はとっても新鮮に感じられます。広がり感、奥行き感がとても面白いです。最短撮影距離もマクロ並みに短いので、接写するとマクロとはまた違った写真が撮れて楽しいですね。思ったよりいろいろと使えそうです。

このレンズにはGWに計画中の旅行でも活躍してもらう予定です。家族を撮る際に広い範囲の背景(特に建物)を一緒に入れたり、広がりのある風景写真を撮ったり。

高倍率ズーム AF18-270mm F3.5-6.3 Di II VC (タムロン)

レンズ交換が一眼レフの楽しみであるのはもちろん分かっています。しかし、レンズ交換している間にシャッターチャンスを逃してしまうこともあります。特に子供と風景を両方追いかけていると、被写体の距離が標準域と望遠域を頻繁に行ったり来たりします。また、旅行に持っていくレンズの本数はできれば少なくしたいです。そんなわけで、高倍率ズームレンズの購入にふみきりました。

TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] キャノン用 MACRO B003E

タムロンのAF18-270mm F3.5-6.3 Di II VCを選択するのに迷いはありませんでした。15倍ズームで、キットレンズ2本(18-55mm、55-250mm)よりも広い範囲を1本でカバーできます。手振れ補正もついています。

他の候補としてはキャノン純正かシグマ製のレンズが上がりますが、タムロンのこのモデルが最も広い焦点範囲をカバーできます。純正のEF-S18-200mm F3.5-5.6 ISは値段が高いです。シグマからは超音波モーター搭載の18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSMが発売予定ですが、延期に延期を重ねて発売時期が4月にずれ込んでしまいましたし、重いです。

このレンズはKiss X2につけるにはちょっと大きく感じますが、持ちにくくはないです。重さは550g。それでもトータルで持ち歩く重さは、キットレンズ2本(200g + 390g)よりはわずかに軽くなります。首からぶら下げる重さと手に持つ重さは増えますが。

画質の方は初心者なのでまだ良く分かりませんが、特に問題はないんじゃないかと思います。キットレンズの方が画質の評価は高いようですが、高倍率ズームは画質より便利さ重視です。270mmまでズームできるのも結構楽しいです。

難を言えば、オートフォーカスが遅いこと、ズーム時のモーター音がキットレンズに比べても大きいこと、ズームリングが真ん中あたりで少し重くなることでしょうか。でもそれも慣れればさほど気にならなくなると思います。オートフォーカスが遅くても、レンズ交換を繰り返すのに比べればシャッターチャンスを逃さずに済むでしょう。

最初からダブルズームキットではなくボディ単体とこのレンズを買えば良かったとちょっと後悔。タムロンのキャッシュバックキャンペーンも終わっちゃってたし。キットレンズの出番はこれからかなり減るでしょうが、18-270mmが壊れたときのバックアップに、Kiss X2を売却するまでとっておきます。