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先日、FinePix X100の新ファームウェアが公開されました(バージョン1.10)。
今回のアップデートでは、主に操作性の面でいくつもの改善がありました。確かにいろいろと操作しづらい点はありますから、ソフト的に改善できるところはどんどんやっていただけるとありがたいです。
個人的にうれしい改善点は、
といったあたりでしょうか。
そして、「そうじゃないんだ!」と叫びたくなる改善点があります。
ユーザーが求めているのは、Fnボタンの設定を変更しやすくすることではなくて、Fnボタンに複数の機能を割り当てることなのです。例えばFnボタンにはISO感度を割り当てているとします。Fn長押しで設定できる機能の一覧が出てきて、そこからNDフィルタを選択したら、直接NDフィルタのオンオフを切り替えたいわけです。
そして、以前にも書いたように、ISO感度AUTOの設定はISO感度設定の選択肢の中に入れて欲しいのです。上限感度、下限シャッタースピード等の設定は別で構いませんから。
さらにもう一つ。相変わらず、ファームウェアをアップデートすると時刻を始めとしてすべての設定が初期値に戻ってしまいます。これなんとかなりませんかね?Canon機のファームウェアアップデートは何回もやってますが、設定値はちゃんと維持してくれます。カスタマイズして使い込んでいる人ほど痛い目に遭うというのは納得いかないんですけど。
まあしかし、これからもユーザーの声を反映してファームウェアを改善して、さらにすばらしいカメラに仕上げていってもらいたいと思います。(でも設定値は維持してください。)
ヒーローもの以外で最近うちの子がハマっているのは、LaQ。和製のブロックです。おもちゃ屋さんではなく本屋さんで売ってます。
LEGOも持っているのですが、LaQの方により夢中になっているのは、平面から立体を作るというところが面白いからじゃないかと思っています。
パパが設計図を見ながら作ってあげることが多いですが、いつの間にか自分でも設計図を見ながらその通りに作れるようになってきてビックリです。今はいろいろと自分で考えながら勝手に作ることが多いですが、まだまだパパの出番も多く、子供の頃ブロック大好きっ子だったパパは喜んで手伝っております。
最初に買ったキットではパーツが足りなくなって何度か買い足しをしたので、すでに3000ピースぐらいあります。最初から大きなセットを買えばよかったかな。
7Dも100Lマクロも防塵防滴なのですが、それでも大雨の中を遠出する気にはならず、家のベランダでビニール傘をさしながらの撮影でした。
今年は梅雨入りが早かったこともあり、雨の日でもいっぱい写真を撮ろうと思っていたのですが、撮影の機会はあまり無し・・・。そうこうしているうちに、梅雨明けまで早まっちゃうかも。雨の日にしか撮れないものを、もう少し探してみたいです。
我が家のリビングには子供のおもちゃがいっぱい。男の子らしく戦隊ものと仮面ライダーにハマっていて、なりきりグッズやらロボットやら、結構買っちゃってます。先週も開店直後に並んで写真のグッズたちをゲット。ほぼ毎月新商品が発売されるため、さすがにその全部を買うわけにはいかず、その度にねだられるのも諦めさせるのも大変なのですが、実のところパパもこういうの好きなんで一緒になって楽しんじゃってたりします。
以前から欲しいと思いながらも後回しにしてきたストロボですが、ついに購入しました。
キヤノン純正のストロボは、これを書いている時点で580EX II、430EX II、320EX、270EX II、270EXの5機種があります。購入したのは320EX。4月に発売になった新製品です。
ストロボに関しては大は小を兼ねるということで580EX IIが一番のおすすめです。光量も大きいですし、防塵防滴、ワイヤレスマスター機能もあります。ただ、値段も高いですし大きい・重いんですよね。
今年発売になった新機種の320EXと270EX IIにはリモコン撮影機能がついており、これにとても魅力を感じました。ワイヤレスストロボ撮影の際にはカメラを三脚に固定し、スレーブのストロボを手に持ってライティングを変えながら、手元のストロボでシャッターを切ることが出来るわけです。
270EX IIだとさすがに光量が小さいですし、上90度までしか照射角を変化できませんからバウンス撮影の自由度が低いです。そこで320EX。ガイドナンバー32(照射部を引き出した時の値で、引き出さない場合は24)というのは少々物足りない数字ですが、私の場合主な仕様場所は自宅内で大きなホール等で使うことはたぶんないでしょうから、320 EXの購入を決めました。
先日のX100のぷち・ドレスアップの写真はストロボを上から焚いて室内の照明の影を消しながら撮ったものです。内蔵ストロボに比べれば光量はずっと大きいですし、バウンス撮影や上述のワイヤレスストロボ撮影機能を使えば今までは出来なかった表現がいろいろ出来そうでワクワクしています。
シャッターボタンの装着に引き続き、さらにドレスアップをしてみました。
まずは先日のデジカメWatchの記事そのままなんですが、ユーエヌのドームフードを購入してみました。純正のフードもかっこいいのですが、こちらの方がOVFを使った際にファインダに写り込まないのでいいかも。どちらの場合も純正ケースのカバーは閉めることができなくなり、また付属のカバーキャップも当然付けることができませんが、このドームフードにはねじ込み式のキャップが付属しているのでレンズの保護にも良いと思いました。ねじ込み式なので付け外しが面倒ですけど。ユーエヌからはX100用のリングアダプタも発売されたので、そちらに交換すれば黒い部分の面積が増えてさらに引き締まった印象になりますね。
あとはアクセサリーシューカバーと三角環&カバー。どちらもニコン用のものを購入しました。三角環はドレスアップというより実用性からなんですけどね。付属のストラップリングカバーのほうが見た目はオシャレなんですが、特に純正ケースに出し入れする際に邪魔なんですよね。同じように感じてニコンのものに付け替えている人もいらっしゃるようなので、真似させていただきました。
残るは先述のユーエヌのリングアダプタと、ケース&ストラップぐらいですかね。この純正のケースとストラップも決して悪くはないんですけど、フードと両立できるケースがないかなぁとか、たすきがけも出来るストラップの方が便利かも、なんて思っています。
モノクロでの現像にチャレンジしてみました。思い通りの表現をするのはカラーよりも難しいですが、なかなか面白く、ちゃんと勉強してみたいと思います。とりあえずはLightroomで自分のイメージに合うプリセットと粒子フィルターを使って粒状感を加えてみました。
ちなみに被写体は今月新しくオープンした大阪駅ビルの中にある時空の広場へ続く階段と時計です。こうしてモノクロに仕上げると、時を止めて写し撮ったって感じがします。
写真の現像やレタッチに関する本はいろいろ出ていますが、Adobe (Lightroom, Photoshop) を使っている人に大変おすすめなのがこの本、「Photoshop×Camera Raw レタッチワークフロー フォトグラファーが知りたかった速さと質を高める方法」です。
最初の1章は色に関する基礎知識。正直、かなり専門的で難しいです。私もまだ完璧には理解できてないことのほうが多いですが、写真をいじるなら明らかに知らないよりも知っておいた方が良いことばかりです。
第2章がCamera RawでのRAWデータの補正方法についてです。私がメインに使うのはLightroomですが、その現像エンジンはCamera Rawと同じですから、大変ためになりました。これまで自分の感覚だけに頼っていた補正を少し理論的に、自分なりに統一した方法でできるようになった気がします。当然その分作業スピードもアップしました。
3〜7章がPhotoshopによるレタッチ、第8章がプリント等についてとなっています。Photoshopは所有しているものの、使用頻度も低く全然使いこなせていませんが、必要に応じてぼちぼち読み返して勉強していきます。
厚さの割に値段が高い本ですが、内容はそれに見合うだけのものはあったと思います。
FinePix X100にはフィルムシミュレーションというパラメータがあります。フィルムカメラの経験が無い私には名前だけではピンときませんが、自然なProvia (Standard)、鮮やかなVelvia (Vivid)、やわらかなAstia (Soft)と3種類のカラーモード。加えて通常のモノクロと3種のフィルター効果のモノクロ、そしてセピアと全8種類あります。
フィルムシミュレーションはJPEGだけの適用で、RAWだと関係ありません。フィルムシミュレーションブラケットという便利な機能もあって、3連写で3種のフィルムモードで撮影してくれるのですが、RAWに設定していても自動的にJPEGに切り替わって、RAWデータは残りません。
RAWデータとフィルムシミュレーションを同居させるには、JPEG+RAWで撮影するか、後でカメラ内現像するかしかありません。データの管理にLightroomを使っている場合は前者だと問題があって、同名のRAWとJPEGが両方ある場合、カタログにはRAWしか反映されません。もちろん取り込みはされますし、フォルダ内のファイルを直接開けばフィルムシミュレーションの適用されたJPEGを見ることはできますが、Lightroom内でそのJPEGを見ることはできないわけです。
結局、私はRAWのみで撮影し、フィルムシミュレーションを適用したい場合は別途カメラ内現像をしてからLightroomに取り込むことにしました。カメラ内現像の場合は元のRAWとは違うファイル名になるため、別画像としてLightroomに取り込むことが出来ます。ちょっと面倒ですけど。
さて、3種のカラーのフィルムモードの絵作りの違いですが、Velviaは素人目にも彩度が高めの鮮やかな発色になっているのが分かります。ProviaとAstiaを比べると、Astia=ソフトと書かれているにも関わらず、一見するとProviaの方がAstiaよりもソフトで、Astiaは結構シャープな写りに見えます。が、赤の発色とかをみるとAstiaの方が肌色の表現が優しい感じになるだろうと思われます。
GWに撮った写真を各モードでカメラ内現像してみました。こういう比較をするのに適した被写体ではないかもしれませんが、違いが分かりますでしょうか(クリックして画像を拡大して見てみてください)。ついでに、Lightroomでストレート現像した画像も一緒に並べてみました。Adobeの発色は鮮やか目で、結構Velviaに近いかなという感じです。
本当はLightroomで各フィルムシミュレーションに近い表現を再現できればいいんですけど、なかなか難しいです。Silkypixだとそれぞれのフィルムに対応したカラーモードがあるんですが、なんか最近動作が遅いし不安定なんですよね。Lightroomに統一した方が便利ですし。Canonのピクチャースタイルみたいに、Adobeさん、カメラキャリブレーションで対応してくれませんかねぇ。
FinePix X100はクラシックな外観でそのままでも十分おしゃれだと思います。が、「気になるデジカメ長期リアルタイムレポート 富士フイルムFinePix X100【第5回】簡単! クラカメ風ドレスアップ - デジカメWatch」を読んで、せっかくのX100 なので(?)ちょっとドレスアップして遊んでみようかなと思い立ちました。
一番手頃で安価なドレスアップはシャッターボタン。私はフィルムカメラは扱ったことが無かったのでシャッターボタンなるものは初めて知りましたが、ハンザのソフトシャッタボタンを購入してみました。シャッターを押す感触も良くなって、見た目だけではなく実用的でもあります。
あとは今のところ純正の本革ケースとそれに付属の本革ストラップ、純正フードと、純正品で固めていますが、良さげなストラップがあれば試してみたいですし、上記リンクにあるドームフードも面白いかも。
以前は実用的なアクセサリーしか考えなかったのですが、X100を手にするとなぜかドレスアップにも興味が湧いてくるんですね。さすがに同じ筆者の「ネオクラシック・デジタル、最初の挑戦 - デジカメWatch」みたいな攻めは無理ですけど。