「Photography」カテゴリーアーカイブ

久しぶりのアートフィルター

最近あまり使ってなかったアートフィルターで遊んでみました。

先日帰省した際に温泉街に泊まって夏祭りに行ってきたんですが、その際に近くを流れる川を撮ってきました。(以前にも書きましたが、手持ちのスローシャッターでここまで撮れるE-M5の手振れ補正はすばらしいです。しかも今回のは夜だし。)

夏の夜のせせらぎ
夏の夜のせせらぎ

あまり使う機会のなかったドラマチックトーンを適用してみました。アートフィルターはホワイトバランスを変えるとまったく違った仕上がりになるのですが、この写真も色温度を極端に下げてみたら(元が電球色がすごく強かったので)、いい感じに仕上がりました。

お盆で帰省

今年もお盆は帰省してきました。年末年始には帰らなかったので1年ぶりです。

ものすごい豪雨もありましたが、幸い帰省には何の影響もなく、実家でもやはり暑い日々を過ごしてきました。

故郷も暑し
故郷も暑し

その暑い中散歩していて、青空と白い雲を撮影した一枚。余計なものが映り込んでいたのでトリミングしたのですが、せっかくなら空と雲の雄大さが出るようにと横長の写真を縦長に切り取ってみました。

明日からは通常通りのお仕事ですが、1週間休んで体も頭も眠ってますから、まずはリハビリからですね。今月末までの仕事もいくつか溜まってますので、そうのんびりしている訳にはいきませんが。

キヤノンのミラーレス

キヤノンからミラーレスのカメラが発表されましたね。満を持してというか、やっとでというか、今さらというか。

キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS M|概要

私がE-P3を買う前なら、ぜひとも欲しいと思ったでしょうね。でも今はE-M5もありますし、これを買うことはないでしょう。同様に参入が遅れたせいで他のミラーレスシステムをすでに導入してしまっているキヤノンユーザーは多いんじゃないかな。完全にキヤノンから離れていってしまった人もいるでしょうし、私もそうなってしまう可能性は高いです。アダプタ経由でこれまでのEFおよびEF-Sレンズもすべて問題なく使用できるのは魅力ですけど(m4/3にアダプタだとMFで絞り開放でしか使えない)、その既存のレンズ資産も売ってしまうのなら関係ないし。

既存の一眼レフユーザーにとっても、コンデジからのステップアップを目指すユーザーにとっても、購入のキーになるのはレンズだと思います。大きなEFレンズを使うしかないのならミラーレスである意味がありません。標準ズーム・パンケーキはAPS-Cサイズのセンサー用にしてはそれなりに小さいと思いますが、望遠やマクロ、大口径単焦点をどれだけ小さくできるか。画質を求めるユーザーは大きくてもLレンズを使うでしょうから、問題は大きさとラインアップだけです。

そう考えると、m4/3って非常にバランスの良いところを狙ったシステムだと思うのです。レンズも他のミラーレスマウントと比べて遥かに充実していて、一通り揃ってます。動体への反応の弱さも将来的にはキヤノンやニコンのようなハイブリッドAFが採用されれば改善されるでしょうし、E-M5では画質もAPS-Cに匹敵してきました。というわけで、私のm4/3にシフトしていくという路線には変更がありません。パナソニックのF2.8通しの標準&望遠ズームも欲しいですが、まずはオリンパスのマクロ待ちです。

(追記) EOS Mでもう一つ気に入らないのが、外付けEVFが用意されていないこと。ファインダーが必要な人、バリアングルのモニターが必要な人はKissを買えということでしょうか。STMレンズを使ってもAFはそんなに速くはならないらしいですし、今のところすべての面でE-M5に勝るボディはなさそうです。

京都水族館 (4)

クラゲの水槽を撮影した写真です。たくさんのクラゲがフワフワと浮いていて幻想的でした。

浮遊
浮遊
青い集団
青い集団

撮影後にカメラの背面モニターで画像を確認すると、ハイライトの青が完全に飽和してしまっていました。Olympus Viewer 2でも同様でした。でも、Lightroom 4だと色も階調も残っていてちゃんと仕上げることが出来ました。やっぱり現像ソフトは2種類くらい持っておいた方がいいですね。

京都水族館 (1)

先週、京都水族館に行ってきました。オープン直後はかなりの入場者数だったようなので避けていましたが、天気も曇ってるしそろそろほとぼりも冷めて空いているかもと思い足を運んでみました。それでも人は多かったですけど。

場所は梅小路公園内、大宮通沿いの七条と八条の間くらいです。京都駅から歩いても15分程度ですが、行きは京都駅からバスに乗って七条大宮まで行ってから歩きました。帰りは駅まで歩いてみました。

時系列的には逆になりますが、最後に観たイルカショーの写真から。客席は南を向いているので、ショーを観ている向こうにちょうど新幹線が走っているのも見ることができます。この写真ではちタイミングが悪くて先端しか写ってませんが。

新幹線と競演
新幹線と競演

次回から数回に分けて、館内で撮った写真を上げていこうと思います。

LightroomでFlickrへの再公開を回避するには

最近はブログでもFlickrでも新しい写真を公開してませんけど、写真を撮ってないわけではないのです。家族のイベントでの撮影ばかりだったため、なかなか公開できる写真がないのです。そんなわけで先月はブログの更新もあまりしなかったのですが、先週末は久しぶりに公開できそうな写真がたくさん撮れたので、ぼちぼち出して行こうかと思っています。

で、現像してLightroomからFlickrにアップロードする写真を選定していたわけですが、過去に公開した写真が何枚も再公開の対象になっているではないですか。全く編集とかしてないんですけど。再公開すると何が困るかというと、画像のURLが変わってしまうのです。そう、このブログのリンク先をすべて書き換えないといけなくなっちゃうのです。

以前にも同じようなことが起きたのですが、その時はキーワードの付け替えとかしたせいかなと思い、再公開した後にブログ記事中のリンク先URLを一つ一つ書き換えました。非常に面倒でした。今回は何も編集してないのは明らかでしたし、それでまた面倒な作業を行うのは不条理だと感じ、原因もしくは解決策に関して情報がないかと検索してみました。唯一ヒットした関連情報はこの記事でした:[Lightroom4]画像編集してないのにFlickrへの再公開対象になってしまう件 Type-gPlatform/ウェブリブログ

解決策としては、再公開対象になっている写真を選択して右クリック、コンテキストメニューから「最新状態に指定」を選択します。これで面倒なURL書き換え作業を回避することが出来ました。でも編集していないにもかかわらず再公開対象になってしまっている理由は分からずじまい。Lightroomのバグかな?頻繁に起きるようならAdobeのサポートに連絡してみることにします。

強力な手ぶれ補正の恩恵

OM-D E-M5が我が家に来て2ヶ月。奈良にも金沢にも持って行って活躍していただきました。でもまだまだ撮り足らない、もっと撮りたい、写真を撮るのが楽しくなる、そんなカメラです。

Lightroom 4もやっとでE-M5のRAWファイルに対応してくれました。これですべての写真を一括管理できます。でもE-P3の時と同様、Olympus Viewer 2のほうが発色も精細感も好みで、ファインディテール処理をLR4の現像パラメーターで再現するのはかなり難しく、2つのソフトの併用が続きそうです。

さて、本日のお題はその精細感に関してです。E-M5で撮った写真を見ていると、E-P3の時に比べて格段に精細感が増している気がします。7Dと比べても勝っているかもしれません。新しいセンサーの性能やファインディテール処理が効いているのはもちろんですが、私はそれ以上に5軸手ぶれ補正の恩恵が大きいと考えています。

名園の小川
名園の小川

この写真は金沢の兼六園で撮ったもので、水の流れを表現するためにシャッタースピードを遅くして(1/8秒)撮りました。水以外の部分はしっかり止まっていて、解像感も十分です。しっかり構えて固定して撮ればもう1段分くらいはいけそうです。これまでのカメラでこのくらいのシャッタースピードだと、一見うまく撮れていても拡大してみるとブレていることも多かったのです。私の技術不足もありますけど、E-M5の強力な手ぶれ補正はそんな撮影者の弱点を補ってくれます。

逆にデメリットとしては、バッテリーの消費が激しいことがあります。常時手ぶれ補正が働いている(そのために本体からかすかに音がします)上に、半押し中手ぶれ補正もオンにしているため、E-P3よりも早くバッテリーがなくなります。予備バッテリーは持っていますが、長時間の撮影だとこれでも不安なため、さらにもう1個追加しちゃいました。次のモデルでまたバッテリーが変更になっちゃうともう涙目です。

ストロボとバッテリーホルダー

OLYMPUS エレクトロニックフラッシュ ミラーレス一眼用 FL-600ROM-D E-M5から約1ヶ月遅れで、同時に発表されていた外付けストロボFL-600Rが発売になりました。EOS 7Dと320EXの組み合わせで、外部ストロボをリモートで使う便利さを知っているので、E-P3/E-M5でもぜひ欲しいと思っていました。FL-300Rもワイヤレスに対応していて大きさもコンパクトでよいのですが、光量が小さいのはともかく、バウンスが上下のみ(しかも上は60度まで)しか使えないのは不便ですから、大きくてもFL-600Rを待っていました。

FL-300Rよりは大きいですが、320EXと比べるとほぼ同等の性能・ガイドナンバーを持つにも関わらずよりコンパクトです。LEDライトも320EX同様にあれば便利です。動画には使ってませんけど。

EOS 7D + 320EXでは出来ていたのにE-P3/E-M5 + FL-600Rでは出来ないのは次の2つ。マスター・スレーブ間での光量バランスを1:1とか2:1とかで指定できないこと。そして、赤外線リモコン機能でストロボからレリーズをすることが出来ないこと。カメラ自体にそのような機能がないのですから仕方ないですね。前者は面倒ですけど調光補正なりマニュアルで発光量指定するなりするしかないです。後者のほうリモートレリーズを購入して離れた位置からでもシャッターを切れるようにしました。

さて、実際にE-M5のホットシューにFL-600Rを付けて撮影をしてみると新たな課題が。ストロボを装着するとやはり重さのバランスが悪く、E-M5の浅いグリップではちょっときついです。E-M5購入時には見送ったパワーバッテリーホルダーHLD-6ですが、こうなるとやはり必要かなと。たまたま店頭に在庫があったので、結局購入することにしました。

OLYMPUS パワーバッテリーホルダー OM-D用 HLD-6発売前にオリンパスプラザで触ったことがあるのでどういった感じかは分かっていましたが、グリップを装着するとやはり格段にホールディングが良くなります。ただしバッテリー交換はグリップを外さないとできなくなってしまうのが難点。もちろん装着すると専用ケースには入りません。あと、接続端子のゴムカバーをなくしそう(グリップ内に格納場所はありますが)なのと、再装着した際に少し出っ張った感じなのが気になります(元からそうだったのかもしれませんが)。

スナップとかには本体のグリップで今まで不満もなかったので、撮影に持ち出すシチュエーションに応じて、使ったり使わなかったりすることになるでしょう。

これで必要な備品はほぼすべて揃ったと思いますので、後はひたすら使い倒すのみです。防塵防滴なので梅雨時の撮影でもちょっと安心です。といいつつ、実は60mmマクロ待ってます。