このブログの更新は終了しています。
よろしければ新しいブログの方もご覧ください。
プラハで行っておきたい名所はいくつもありますが、中でもプラハ城は外せないと思います。ちなみに、今回の旅のテーマは「城」でした。
以前来た時よりも観光客が増えており、チケットを買って入場するのに結構並びました。EU加盟と中国人旅行者の増加によるものだと思われます。
順路に従って聖ヴィート大聖堂から見学します。数年前に訪れたミラノのドゥオーモと同様に、聖堂内で写真撮影をするには別途お金を支払ってリボンをもらう必要があります。
聖堂の中では美しいステンドグラスに目を惹かれます。感じた美しさをそのまま写真に残すのはとても難しく、ホワイトバランスやフィルムシミュレーションを調節して試してみましたが、思うようにはなりませんね。まだまだ修行が必要です。
宮殿の内部は撮影禁止ですので、写真はありません。城内その他の場所も補修工事がされていたりであまり良い写真は撮れず。城は高台にありますので、最後は帰りに街を見下ろしての1枚。
建物自体は昔のままですが、観光客の多さや店の様子は前回来た時とは全く変わっており、時間の流れを感じました。
今年の夏はヨーロッパに旅行に行ってきました。行き先はチェコです。まだ子供が生まれる前に妻と行ってとても良かったので再訪することにしました。今回はプラハを拠点に国内の街を数カ所と、お隣ドイツのドレスデンにも足を伸ばしました。
国内を縦断して流れるヴルタヴァ川、モルダウの名前でも有名ですね。
川を越える橋の一つであるカレル橋にはいたるところに彫像があり、ゆっくりと見て渡るだけで楽しい場所です。観光客もたくさんいます。
別の場所からの川の眺め。X100FのフィルムシミュレーションVelviaで鮮やかな青い空と共に。
X100Fはこの旅行のために購入し、当初はズームできるRX100M4と2台体制で行くつもりでしたが、結局荷物を減らすためにX100Fだけにしました。
もう少し広角や望遠があった方がいいなと感じる場面もあったのは確かですが、23mm (フルサイズ換算35mm)の画角だけでも結構なんとかなるものです。
夏に弾丸一時帰国で帰省した際、1日だけ東京に立ち寄ることができたので家族と銀座・六本木をブラブラしてきました。
いつもなら必ず立ち寄るアップルストアと山野楽器ですが、今回は素通りでした。
建て替えのため移転したソニーストアが入るGINZA PLACE。こちらも今回は中へは入らず。
その代わり、妻が行きたがっていたGINZA SIXに足を伸ばしてみました。吹き抜けには草間彌生の水玉の提灯?が。クラシッククロームで撮ってみました。
場所は変わって六本木。お気に入りの東京ミッドタウンです。
フジフイルムスクエアなどを見てから中庭に抜ける頃には少し日も落ちてきて、散歩するのにちょうどいい感じになりました。
X100Fのデジタルテレコンで、35mm換算70mm相当で東京タワー(の先端)を撮影するとこんな感じ。このケースではもちろんまだ焦点距離は足りませんが、写り自体は悪くないんじゃないでしょうか。
現在のメインカメラα7IIにはストロボが内蔵されていないので、外付けのHVL-F32Mを使っています。コンパクトですし、私の使い方では光量も十分です。
特に夜の室内で小物を撮っている時など、影を消すために正面からでもバウンスでもなく全く別の方向から光を当てたい時があります。そんな時のために、FA-WRC1MとFA-WRR1も揃えました。スレーブ発光のために2台目を買うよりも、ワイヤレスで発光する方がよりフレキシブルに使えるので。HVL-F45RMならストロボ自体がワイヤレス通信に対応しているのでコマンダーだけあればリモートライティングが可能なんですけど。
例えば、以前に載せたX100Fのシャッターボタンの写真ですが、HVL-F32Mをホットシューに取り付けて発光させると次のような写真になります。
これはあえて影を出すことを意図して撮ったものですが、ワイヤレス発光を使って影を出さないように撮影したものが、以前に載せた写真になります。
とはいえ、こうやって一式揃えてみたものの、活躍の頻度はそんなに高くありません。室内で動かないものを撮影するなら、もっと簡単な方法があるからです。必要なものはカメラと三脚、そしてiPhoneまたはLEDライトだけです。
やり方は、カメラを三脚にセットして構図を整えます。低感度で遅いシャッタースピード、さらに露出を暗めに補正しておきます。そしてタイマーで撮影します。シャッターが開いている間にiPhoneなどのLEDライトを対象物の周りを動かしながら照らします。こうやって撮影したのが、これも以前に載せたX100Fの写真です。(2017-11-12 21:56追記:初回投稿時に載せていた写真はこの方法で撮ったものではなかったので差し替えました。)
何回か試行錯誤してちょうどいいライトの当て方・シャッタースピード・露出補正を見つける必要がありますが、ワイヤレスストロボを使ったとしても1回でベストな光の当て方になることは稀で何回か試行錯誤しますしね。ちょっとした撮影ならこの方法で十分なことも多いです。
そもそも私がリモートライティングに興味を持ったのは、EOS 7Dを使っている時でした。7Dの内蔵ストロボをマスター、スピードライト320EXをスレーブにして使っていたのですが、今でもこのシステムが一番使いやすかったと思います。電波式ではないですが、320EXにはリモートレリーズボタンが付いていたので、カメラを三脚に固定、ストロボを手に持って移動し、カメラから離れた手元でシャッターを切ることができました。ソニーやオリンパスに比べてキヤノンのストロボシステムの方が発光量の調整もやりやすく、やはりトータルのシステムの完成度ではキヤノンに一日の長がある気がします。
X100FのフィルムシミュレーションでACROSを使ってみました。モノクロ写真って滅多に撮らないし現像でモノクロに仕上げることも少ないのですが、ACROSは通常のモノクロと雰囲気がちょっと違っていて、なんとなく試してみたくなります。どこがどう違うのか具体的に説明できないのですが。
写真の駅はシンガポールに6月に新しくできた駅です。こういった人工物の写真とモノクロはマッチしますね。
この写真はX100Fを買ってすぐぐらいに撮ったもので、その後の夏の家族旅行はX100Fだけで行ってきました。家族の記念写真的なものが多く、撮った枚数の割にブログとかにあげれるような写真は少ないかもしれませんが、ぼちぼち整理してあげていきたいと思います。
X100Fのおかげで富士フイルムのカメラの絵作りにすっかり惚れてしまいました(6年ぶり2回目)。以前は使い勝手の悪さもありすぐにオリンパス機に目移りしてしまいましたが、今はカメラの使い勝手も性能もかなり良くなっています。これはまたカメラが増えそうな予感です。というか、移行も視野に入ってきちゃいました。ソニーの場合は写真というよりもカメラに惚れた感じ(写りももちろん悪くはないですよ)、フジの場合はまず写真に惚れて他のカメラも気になってきた感じです。
先日Lightroom CCがアップデートされてLightroom Classic CCと名前を変え、新しいアプリとしてLightroom CCがリリースされました。ややこしいですね。要は新アプリにLightroomの名前を乗っ取られてしまったようです。
Lightroom ClassicはこれまでのLightroomのパフォーマンスを向上させたもので、今まで同様にローカルのストレージに写真を保存します。対して新しいLightroom CCは完全にクラウド化され、写真のRAWデータもカタログもすべてクラウド上に置かれることになります。確かに時代の流れはクラウドベースのアプリになってきています。が、オフィスアプリなどと写真はワークフローが違うので、完全にクラウド化してしまうのは時期尚早だと感じています。
まず現状ではクラウドストレージの容量が十分ではない上に高価です。Adobeのフォトグラフィープランだと20GB、Lightroom CCプランで1TBのストレージが付いてきますが、素人の私(しかも最近はそんなに撮影していない)でも1TB以上の画像ファイルを持っています。プロの写真家なら当然10TB以上必要でしょうし、昨今カメラも高画素化してRAWファイルの容量も肥大化しています。さらには静止画だけでなく動画のニーズも増えています。追加料金を払うことで容量を増やすことはできますが、もう少しクラウドストレージが安価になってデフォルトで数TB使えるようにならないと苦しい気がします。
文書などですと複数人で同じファイルを編集することも多いですし、ファイルの容量もそんなに大きくないでしょう。でも写真に関してはRAWファイルの容量はかなり大きいですし、同じ画像を複数人で編集することは稀だと思います。なので、クラウド化のメリットはまだ限定的と思っています。もちろん複数デバイスから閲覧・編集できるのは便利だと思いますが、多くの場合、Lightroom Classicのコレクション単位での同期で足りるんじゃないでしょうか。
新しいLightroom CCの編集機能はまだClassicほどの機能は備えておらず、AdobeもClassicのほうの開発・サポートを続けると言ってはいますが、名前にClassicと付いた以上メインストリームから外れたのは明確で、いつスタンドアローン版のように切り捨てられてしまうか分かりません。念のため他のアプリへの乗り換えの第1候補としてCapture Oneも調べてみましたが、画質面では引けを取らないようではあるものの、やはりLightroomのほうが使いやすそうです。本当に終焉が来るまではLightoom Classicを使い続け、その時までにLightroom CCの編集機能がClassicに追いついて更にクラウドストレージも使いやすい容量と価格になっていることを祈ることとします。
スマホの普及で多くの人が気軽に写真を楽しむようになり、より簡単に写真を管理・編集・シェアできる環境が求められていることは分かります。Adobeとしてはそういったライトユーザーをメインターゲットとしたビジネスを展開した方が利益が高いことも理解できます。新しいLightroom CCはそういった方向性を如実に示しています。せめてこれまでのLightroomの名前はそのままにして、クラウドベースの新アプリに別の名前をつけてリリースしていれば、これほど騒ぎにならなかったでしょうに。既存ユーザーが安心して使い続けられる環境もちゃんと残しておいてもらいたいと切に願います。
我が家には15年以上前に購入したチェキがあります。ここ数年は出番がありませんが、今でもまだ使えます。撮ったその場でプリントできるというのはデジカメにはない魅力です。メールやSNSでシェアするのとはまた違った趣がありますし、そもそも相手がスマホやPCを使ってなくてプリントした写真を渡すしかないというケースもあります(うちの親です)。しかしチェキはプリントするまでどんな風に撮れたか分からず、撮り直しを繰り返すとフィルム代がかさみます。フィルムパックもそんなに安くないです。また、同じ写真を2枚以上プリントすることもできません。
そんなチェキの欠点(*)を解決したのが、5月に発売されたinstax SQUARE SQ10です。デジカメとチェキの融合。撮った写真を液晶画面で確認して、好きなものだけを何枚でもプリントできます。レビューを見てもなかなか魅力的だなと思いました。しかし、デジタルでの画質はデジカメやスマホに劣りますし、本体もフィルムも結構なお値段です。年に数回の「撮ったその場でプリントしたい」というニーズにそこまで投資する価値があるのかどうか。大きさもありますから毎日持ち歩くこともないでしょうしねぇ。ちなみに、SQ10で使うフィルムはその名のとおりスクエアフォーマットで、従来のフィルムより大きくそして値段も高いです。つまり、手持ちのチェキとフィルムの互換性はありません。
(*) 欠点ではなくチェキの特徴として、その一期一会を楽しむという考え方もあることは十分理解しています。
X100Fの説明書を読んで初めて知ったのですが、フジフイルムからはスマホの写真をチェキのフイルムに印刷できるinstax SHAREというプリンターが発売されているんですね。全くノーマークでした。大きさはチェキよりも小さく価格もSQ10より安い。これって実はSQ10より使い勝手がいいんじゃないでしょうか?スマホで撮影して、気に入った写真があったらその場でプリント。アプリ上で多少の加工が出来るのもSQ10と同じです。Wi-Fi接続とアプリ立ち上げの手間はありますが、SQ10より小さいので持ち歩きは楽ですよね。スマホはどうせいつも持ち歩いてるんだし。さらにX100Fなどのフジフイルムのカメラならスマホを介さずに直接プリントできます。フィルムも従来のチェキと同じものが使えます。
先日シンガポールで購入し、日本に一時帰国する際に持って行きました。親にその場でプリントした写真を手渡したら喜んでくれました。買ってよかったです。プリントの画質的にはアナログのチェキで撮影&プリントしたほうが良いらしいのですが、SQUAREにしろSHAREにしろ、画質よりもプリントして渡したり集めたりする体験と即時性が大事だと思います。プリント自体はかなり速いです。現像できるまでの時間トータルで考えたらプリンターでの印刷より遅いくらいですけど、この現像待ちの時間を共有するのも楽しいものです。旅行の写真とか、10枚だけ選んでプリントして余白にコメントとか書いてアルバムに入れておくとか良いかもしれませんね。最近は撮った写真はPCで鑑賞するだけでほとんどプリントしてなかったのですが、これからはチェキプリントして楽しむ機会も増えるかもしれません。
X100Fにペンタックスのフジツボフードをつけるとデザイン的にはいい感じになりました(X100Fのレンズフード (1))。そのままレザーケースのカバーも閉まりますし、これでいいかなと思ったのですが、気になることが。
まずはマルミのUVフィルターがちょっと不安です。一応レンズには干渉しないようですが、枠も厚いし本当に大丈夫なのか。そして画質面。なにしろ安いフィルターです。これまでレンズにつかってきたどのフィルターよりも下のグレードで、コーティングとかの処理も特に無いようです。おそらく気にならない程度だとは思うのですが。。。
フィルターの装着を諦めると、今度はレンズの保護が気になります。撮影時はともかく、ケース収納時はできればレンズキャップ、最低でも保護フィルターをつけておきたいのです。鞄の中でどんな衝撃をうけたり埃が入ったりするか分かりませんので。フードの上からでは本体付属のレンズキャップは装着できませんので、このペンタックスのフード用のレンズキャップを用意しましたが、これをつけた状態でレザーケースのカバーを閉じると少し浮いてしまうんですよね。そしてこのキャップはねじ込み式なので、付け外しがとても面倒です。そういえば、初代X100の時に買ったユーエヌのフジツボフードも、ねじ込み式のキャップが面倒で結局使わなくなったのでした。
そんなわけで、やっぱり純正フードを使うことにしました。使うたびに装着する必要はありますが、バヨネット式なので、ねじ込みキャップの付け外しよりは面倒じゃありません。アダプターリングを装着したままでもレザーケースが閉めれるようになりましたしね。さらに試してみると、アダプターリング・保護フィルター・付属レンズキャップを全て装着した状態でも、レザーケースのカバーが閉まることが分かりました。もしかしたらちょっと浮いているのかもしれませんが、フジツボフードとキャップの状態よりは明らかにマシでした。
なので、これまた純正の保護フィルターPRF-49Sを購入。普段はアダプターリング+保護フィルター+レンズカバーでレザーケースに入れておき、撮影時はレンズカバーを外してフードを装着。これでいくことにします。
レンズの保護、ホールドの安定性、そしてゴースト・フレアの防止という本来の目的のため、X100Fにもちゃんとレンズフードをつけることにします。フードをつけた状態では付属のレンズキャップは使えませんしレザーケースのカバーも閉まりませんので、そこをどうするかが考えどころです。
第一案はフジツボフード。レザーケースのレンズ部分がX100Fでは若干大きくなったおかげで、フジツボフードを装着した状態でもカバーを閉じることができるらしいという情報がありましたので、試してみることにしました。
純正であれフジツボであれ、フードを装着するためには、レンズ先端のフロントリングを外して代わりにアダプターリングを装着する必要があります。サードパーティー製もいくつかありますが、精度とデザインの統一性を考えて純正で。アダプターリング単体AR-X100でも販売されていますが、純正フードLH-X100にはアダプターリングが付属しています。後々やっぱり純正フードを使うかもしれないことも考えて、ここはLH-X100を買っておくことにします。
本題のフジツボフードは、定番のペンタックスのフードMH-RE49。X100Fとのデザインの親和性もこれが一番良いです。初代X100ではユーエヌのフードを買っていましたが、どうやらすでに廃盤になっている模様。
アダプターリングにペンタックスのフードをつけた状態でレザーケースに入れてみると、確かにカバーを閉じることができてそうです。リングとフードの間にフィルターをはさむと閉じれなくなります。このフードは先端内側にも30.5mmのネジきりがされていてフィルターを装着することができるので、マルミのUVフィルターをつけてみました。内側からフィルターをつければ厚さはそのまま。ちなみに、ハクバの同等品だと枠が少し厚くて、近接フォーカス時に繰り出したレンズに干渉してしまうようなので要注意です。
結果、このような感じになりました。フジのカメラにペンタックスのロゴなのがちょっとあれですけど、全体的にはいい雰囲気です。
しかし、これで決まり、とはいきませんでした。続きます。