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近年は事前に流れている情報と発表内容がほとんど同じなので、サプライズがなくて面白くないですね。
iPhone 7は基本的なデザインはiPhone 6/6sとほとんど同じでした。これまでは数字が変わるとデザインも大きく変わっていたのですが。7s Plusはデュアルレンズで光学ズームも可能になり、そのカメラ性能には惹かれるものがあります。耐水性能が上がったのは嬉しいです。でもイヤホンジャックの廃止は嫌です。付属のイヤホンは音質もそこそこ(付属のものにしては上出来ですが)で音漏れもするので、他社製(ソニー)のものを使っています。イヤホン使用の際に常にアダプタが必要なのは困ったものです。しかもイヤホンジャックを廃止しても本体の大きさは全く変わっていません(重量は若干軽いようです)。
すぐに買い換えることはないかなと思います。今の6s Plusは画面に傷が入っているのでできれば新しくしたいところではありますが、キャリアの縛りがまだありますので、端末単体を高額を払って買い換えないといけないほどではないと思っています。今は。
Apple Watchも新型(Series 2)が発表されました。防水性能は非常にありがたい。泳ぐ時につけるかどうかは微妙ですが、雨の日や水回りの作業をする時に濡れるのを心配しなくてもいいのはいいですね。GPSもいいのですが、電池の持ちが気になるところ。
バンドなしの本体のみでの販売もあれば買い換えもしやすいでしょうに。今のがウーブンナイロンなので、ナイロンバンドにして付け替えて使う形でしょうか。でも今のApple Watchは買ってからまだ半年なので、買い換えるとしてももう少し使い込んでからかな。
あと、何気にiPadが値下げになったので、今すぐ何かを買うとしたらiPad Proかな。あとソニーのPlaystationも同日に新型が発表され、新PS4は薄型になって値段も下がっているのでそちらも気になります。
溜まった仕事やらの片付けがたくさんあって、一時帰国中の写真の整理にまで手が回りません・・・。
そんな中、今日は映画「シン・ゴジラ」を観てきました。ええ、シンガポールで、です。
シンガポールでも日本の映画が上映されることは珍しくありません。が、まだ日本で公開されて間もない映画がこんなに早く来るのは珍しいです。帰国中に日本で上映されていましたが観る時間がなく、すぐにシンガポールにもやってくるのが分かっていましたので楽しみにしていました。
日本での評判が非常に良いというのは聞いていましたが、確かにとても面白かったです。ネタバレは避けますが、昭和のゴジラの音楽が使われていたり、庵野・樋口コンビが監督ということでエヴァンゲリオンネタも随所に見られました(音楽、字幕、その他もろもろ)。もちろんストーリーも良かったです。昔の特撮怪獣ものではなく、子供よりも大人が楽しめる映画ですね。ただし、どうやら地元の人たちの間での評判はイマイチのようです。セリフが多く字幕をたくさん読まないといけないことと、日本ならではの慣習が理解できないのが原因みたいです。
こちらで日本の映画が上映される際は、音声は日本語のままです。それに中国語と英語の二ヶ国語で字幕が入ります。日本での上映の際に挿入されていた日本語の字幕は削除され、それも中国語と英語の字幕に差し替えられます。なので外国語のセリフと状況説明の字幕は英語で読まないといけなくなります。それでも大部分を占める日本語でのセリフを母国語で聞き取ることができるのは大変助かります。ハリウッド映画を日本語字幕なしで見る(その場合は英語字幕もなく中国語字幕のみなので、英語を聞き取らないといけない)のは辛いですからね。
映画の料金は平日昼間だと日本円にして600円ほど。休日だとちょっと高くなりますがそれでも1,000円程度です。日本で観るよりずっとお安いです。困ることは、上映期間が明示されないこと。上映開始日はもちろん分かるのですが、いつまで上映されているのかが分からないのです。多くの場合日本より短めで、翌週に観にいこうと思っているとすでに終わっていることも多いです。ですから観たい映画があったらすぐに観に行かなくてはなりません。「SHIN GODZILLA」は先に述べたように地元の人へのウケはそんなに良くないようですから、1週間ぐらいで終わっちゃうかもしれません。
さて、次はいつ・どの日本映画が来るでしょうか。
1ヶ月ほど日本に一時帰国していましたが、今月上旬にシンガポールに帰ってきました。荷物やら仕事やらの整理に追われて写真の整理にまでまだ手が回りませんが、ぼちぼちピックアップして記事にしていきたいと思っています。
日本滞在中にポケモンGOがリリースされ、大フィーバーでした。私もインストールしてやってみようと思いましたが、その時はまだシンガポールでできるようになるのか不明だったこと、そして街中がポケGOをやっている人ばかりで食傷気味だったことから見送っていました。帰ってきた頃、ちょうどポケモンGOがシンガポールでも開始されました。日本に遅れること約2週間。まあ話のネタにと先日インストールして始めてみました。
シンガポールは狭い国ですので、いたるところにポケストップがあり、日本よりもプレイしやすいかもしれません。私の家も職場も街の中心部からは離れていますが、それでも周りにはたくさんポケストップがあり苦労せずにアイテムをゲットできます。日中は(暑いので)ほとんど出歩かないし移動も電車・バスですからポケGOをやるには向いていませんが、夜近所を散歩しながらプレイするのが良さそうです。
うちの子はポケモン大好きで、一時帰国中からずっとやりたがっていました。でも子供に持たせているiPhoneはSIMなしでプレイできない(だからインストールしてない)ので、私のiPhoneを使って2人で歩いています。気がつくとあっという間に1時間ぐらい歩いちゃってます。いい運動になりますし、子供の安全の面からもこれが一番いい方法だと思っています。
正直、ポケモンを強くしてジム戦に勝とうと思うと結構やり込まないといけなくて面倒ですが、単にポケモンを集めて楽しむならなかなかよくできたゲームだと思いました。いつまで続くか分かりませんが、親子で定期的に運動するためのいい口実になるので、もうしばらく続けてみたいと思います。
東京に来ています。今回は滞在期間も短く実質1日しか歩き回る時間も無いので、どこに行こうかと考えた結果、上野公園の散策(詳細と写真はまた帰国後に)と銀座のソニーストア訪問に決めました。
銀座のソニービルは建て替えのため、今年度いっぱいで閉鎖。その後2年間で解体、さらに2年間はイベントスペース(空き地)として開放、そこから新ビルの建設を行い2022年に完成という流れのようです。ソニーストア・ショールームも来月いっぱいで営業終了、9月末から別の場所で営業再開だそうです。昨年の帰国時に気に入ってまた行きたいと思っていたのですが、現在の場所のソニーストアを訪れるのはこれが最後。
ちなみに、大阪のハービスエントにもソニーストアがありよく訪れていたのですが、銀座のものとは規模がぜんぜん違います。シンガポールのソニーストアなんて言うに及ばず。銀座のソニーストアを知ってしまうと他のものは家電量販店のソニーコーナーとたいして変わらなく思えてしまいます。
今は特に購入を検討している製品も無く(RX100M4はすでに買っちゃいましたから)、ただ展示してある製品を見て回るだけでした。でもこういうウィンドーショッピングが楽しいんですよね。
ちょうどお昼ごろに訪れたので、昼食もソニービルの中で。6Fにある「あるでん亭」でカルボナーラをいただきました。店名のとおりのアルデンテで美味しくいただきました。
カメラの液晶画面にはフィルムを貼らない派なんですが、RX100M3は落下させて液晶に傷をつけてしまいましたし(売却済み)、その前にはiPhone 6s Plusも画面に傷が入ってしまいました。カメラに関して言えば、一眼に比べてコンデジのほうが液晶面の強度も弱いような気がするので、今回購入したRX100M4にはフィルムを貼ることにしました。純正のセミハードタイプのもの(PCK-LM15)です。
そもそもフィルム貼らない派になった理由が、貼るのが下手くそだからです。そこで今回は有料でヨドバシの人に貼ってもらいました。カメラの場合だと500円、iPadなど画面が大きくなるともう少し高くなります。もちろん保護フィルムはヨドバシで買う必要があります。さすがに有料なだけあって、仕上がりは満足のいくものでした。同時にアタッチメントグリップ(AG-R2)も買ったので、こちらもプロに人に貼って欲しかったのですが、液晶保護用フィルムのみのサービスだそうでやってもらえませんでした。残念。でもまあこちらは自分でもなんとか真っ直ぐに貼れました(と思う)。
ヨドバシでのフィルム貼りサービスにはアフターサービスポイントを使うことができます。このポイントはすでに新規付与が停止しており、既存のポイントも来年3月で失効してしまいます。それまでに再び帰国する予定はないので、できれば今回の滞在中に使えるだけ使いたいところ。カメラのフィルム貼り以外に時計の電池交換にも使いましたが、まだまだ大量のポイントが残っています。
そこでPS Vitaの保護フィルムも貼り直すことにしました。本体は他店で購入したものであっても、フィルムをヨドバシで購入すればサービスを受けることができます。シンガポールでPSVを購入した際に保護ガラスをつけてくれて、それを店員さんが(勝手に)貼ってくれたのですが、どんなクオリティのものだったのかも分からないし貼り方もあまり上手ではありませんでした。貼る際に埃が混入したのかフィルム自体を傷つけたのか、一部輝点も見られます。店頭およびネットの評判も考慮に入れて手ごろな液晶保護ガラスフィルムを購入。店員さんが既存のフィルムをはがして本体をチェック。前述の輝点は本体の傷ではないことが確認できて一安心。そして新しい保護ガラスの貼り具合は、シンガポールでのものとは比較できないくらいの完璧なクオリティ。
自分でうまく貼ることができる方は無問題ですが、液晶の保護フィルム・ガラス貼りで苦労している方は、失敗して何回も貼り直し・買い直しするぐらいなら少々の金額を払ってでもプロにやってもらうことをお勧めします。
このブログでは商品の紹介をするのにAmazonJSというWordPressのプラグインを使っています。アフィリエイトのためではなく、簡単できれいに商品情報を記事中に挿入できるからです。
ところが、先週ぐらいから(もしかするともっと前からかもしれません)このプラグインがうまく動作しなくなってしまっていました。記事中ではAmazonJSが出力する商品情報ではなくAmazonのデフォルトの商品リンク(サイドバーに貼り付けているのと同じやつです)になってしまい、また投稿画面からの検索もRequest Expiredとなって行うことができませんでした。
Amazon側のアクセスキーを取得しなおしても変化なし。しばらく前にWordPress本体のセキュリティーアップデートがあったのでそのせいかもと思いましたが、検索してもそのような報告はひとつもなく、それどころか他の方のブログではすべてちゃんとAmazonJSが機能しているようです。
どの端末で見ても同じ現象なので、問題は私のブログもしくはサーバーの設定にあるのは間違いありません。検索がRequest Expiredになっていることから時刻関係の問題ではないかと考えました。普段はシンガポールから更新しているのでWordPressのタイムゾーンはシンガポールに設定してあるのですが、これを東京に変更してみました。サーバーは日本にありますし端末も日本の時刻に変更してあります。それでも問題は解決しません。
もうお手上げかと思ったその時、WordPressのタイムゾーン設定画面に表示されている世界標準時(UTC)が明らかにずれている(遅れている)のに気がつきました。WordPressや端末のタイムゾーン設定にかかわらず常に間違ったUTCが表示されていますので、これはサーバー自体の時刻設定が狂ってしまっています。私のサーバーとAmazonのサーバーの時刻が一致しないためAmazonへのリクエストが期限切れ扱いになっていたのですね。というわけで借りているVPSのコントロールパネルからサーバーを再起動させてみました。果たして、UTCの表示は修正され、AmazonJSもこれまで通りにちゃんと動作するようになりました。
なぜサーバーの時刻がずれてしまったのか、根本的な原因は分かりません。でも今後同様な問題が起きた際の対処法としてメモしておきます。
ただいま一時帰国中です。検討していたコンデジ選びですが、結局無難なところでRX100M4に落ち着きました。
ヨドバシに行って先日比較した3機種を実際に触ってみましたが、スペック比較同様にどれも一長一短で、それならば使い慣れたRX100シリーズということになりました。M3とM4を触り比べると、起動などの動作がM4のほうがちょっとだけ速い感じ。ファインダーもより高精細になり見やすいと感じました。ファインダーを収納しても電源がOFFにならないように設定できますしね。ISO AUTO時のシャッター低速限界の挙動も設定でき、低ISOで粘らせるのか高ISOでシャッター速度を上げるのか、場面によって適した挙動を選ぶことができます。この機能、むしろα7IIに欲しいですけどね。もっとも、3万円の差額を出すのに見合う性能差かと言われれば疑問ではあります。
G7X2は入荷まで3週間待ち。値段もこの3機種の中では一番安いですし、やはり人気のようです。グリップもこれが一番持ちやすいですし、ソニー資産がないand/orメイン機がキヤノンなら文句なしにG7X2でしょうね。
TX1は手にとって見るとちょっと大きい(RX100M4比)。しかもグリップが滑りやすいのが気になりました。ファインダーはRX100M4と比較してはいけないレベルでした。まあ高倍率ズームなので望遠ではファインダーが無いよりはあったほうがいいのは確かですが、もう少し良いファインダーを搭載して液晶のチルトもできればと思いました。
そんなわけでRX100M4を購入してきました。M3は売却。外傷の分減額はありましたが、それ以外の減額はなし。ん?ということは中身も大丈夫だったのか?それなら買い換えなくても良かったということでは・・・?まあ先に書いたように性能は底上げされていますしM3よりも快適に使えるはずです。
なお、帰国中はMacがないのでLightroomが使えないため、写真の現像・アップロードもできません。どれだけ撮影するかも分かりませんが、写真の掲載は帰国後ということで。
RX100M3は落下以来なんだか信頼できず、出番があまりありません(日食を撮った程度)。一方TG-4はまだ防水機能が発揮できるような場所に持っていく機会がなく、かといって普通の用途には画質がイマイチ。こちらも出番がありません。
そんなわけで、やっぱりTG-4は特殊な場面用ということにして、普段使い用にRX100M3の代わりとなるカメラが欲しいです。この夏また日本に一時帰国しますので、そこで買ってこようと思います。本当は夏に発売される新機種が欲しいですが(RX100M4は昨年の今頃に発表されて1ヶ月後に発売)、熊本地震の影響で新機種の発表・発売が遅れそうです。現行機種であっても新機種発表後なら値段も下がりますし、発表を待ってから買えると良いのですが。
とりあえず現時点で手に入る機種の中から選んでみます。条件としては1インチセンサー(以上)でボディがあまり大きくないもの。そうすると大体次の3機種に絞られました:ソニー:Cyber-shot DSC-RX100 IV、パナソニック:LUMIX DMC-TX1、キヤノン:PowerShot G7X Mark II。気になる点を表にして比較してみました。
RX100M4 | TX1 | G7X2 | |
ズーム範囲 | 24mm - 70mm | 25mm - 250mm | 24mm - 100mm |
F値 | F1.8-2.8 | F2.8-5.9 | F1.8-2.8 |
EVF | あり | あり | なし |
液晶 | チルト | 固定 | チルト |
タッチパネル | 非対応 | 対応 | 対応 |
4K動画 | 可能 | 可能 | 不可 |
ハイフレームレート | 対応 | 対応 | 非対応 |
値段 | 110,000円ぐらい | 80,000円ぐらい | 70,000円ぐらい |
3機種の中で最も優れているものは赤、最も劣っているものを青でハイライトしました。同じ記述でもよりスペックが高いもの、利便性が高いものの方を赤にしています。これ以外の点、ISO感度とか最短撮影距離とか大きさとかはほぼほぼ同等かなと思います。
大本命はRX100M4。M3を使っていましたから使い勝手も同じですし、手持ちの充電池・充電器がそのまま使えます。メインのミラーレスもソニーですしね。ただし値段はこの中で最も高いですし、タッチパネルにも対応していません。
パナソニックのTX1はそのズーム域の広さに惹かれます。4K動画を利用した4Kフォトやフォーカスシフトはなかなか面白そうです。しかしF値が1段以上暗いことに加え、液晶がチルトしないのは痛い。
G7X2は先代のG7Xの欠点を色々改良して、液晶のチルトができるようになりましたしレンズ周りのホイールのクリック音を消すこともできるようになりました。しかし相変わらずEVFに非対応です。
特にTX1はとても気になりますが、やはりRX100M4に行くのが一番無難な気がします。あとは来月中にRX100M5の発表があるのかどうか。そして、そこまで待てるかどうか。
海外で生活していると、日本とは違う習慣に時々戸惑うことがあります。こちらに来てからカメラや最近ではPSVitaなど色々買ってきましたが、これらを店頭で購入した際に店員さんが行うことも日本とは違います。
日本で例えばカメラを買うとき、まず店頭の展示品を触って、購入の意思を示すと奥から箱を持ってきて精算するだけですよね。昔は箱を開けて保証書に印を押していましたが、今はそれすらレシートの発行で済むことがほとんどだと思います。つまり、購入品は購入者が家に帰って開けるまで箱の中のまま、誰も触りませんよね。ところがシンガポールでは違います。
まず、店頭展示があるのは大手の量販点のみで、それも一部の機種のみです。店頭展示がされていない場合、在庫があれば商品を持ってきて箱を触らせてくれますが、これは実際の売り物です。その人がそのまま購入する場合はいいのですが、購入しない場合はまた元通りに箱にしまって、別の客に売ることになります。つまり、自分が購入する品は以前に他の客のために箱を開けて触らせたものかもしれないのです。多くの場合は単に開けて触るだけでなく、バッテリーと試写用のメモリーカードを挿入して実際にシャッターを切っています。もちろん試写後に出荷時の状態に初期化はされていますが、あまり気持ちのいいものではありません。
実際の購入にあたっても、必ず店員が箱を開けて、購入者に本体の状態をチェックさせます。傷等がないことを自分で確認させるのです。後々のクレーム・返品・交換を避けるためでしょう。そしてここでももちろんバッテリーを入れて、日時の設定等初期設定を店員が始めます。あとで自分でゆっくりやりたいのに。私も慣れてきたので、外観と起動のチェックは仕方ありませんが、最近は後で自分で設定するからと伝えて店員が初期設定をするのは止めさせるようにしています。液晶保護フィルムなどを一緒に買うと、頼んでもいないのに勝手に貼り始める店もあります。サービスのつもりなんでしょうけど、購入したからには自分のもの、他人にはむやみに触らせたくないと思うのは日本人(もしくは私)だけなんでしょうか。保護フィルムは私は貼るのが下手なので店員にお願いしたいところですが(日本ならそうします)、こちらの店員さんは私より下手だったりするのでね。
店やメーカーがプロモーションセールをしていることがあります。その際は通常より少し値段が安くなっているのはもちろんですが、必ず何かオマケが付いてきます。カメラの場合だとメモリーカード、追加バッテリー、ケース、そして防湿庫がつく場合もあります。多くの場合メモリーカードは転送速度が遅く容量も少ないものですし、ケースも型落ちだったりします。防湿庫に至ってはすでに持っていれば不必要ですしね。必要ないからその分安くしろと言っても聞いてくれません。交渉して別のものに変えてもらうことは可能な場合があります。以前メモリとケースの代わりにバッテリーにしてもらうのに成功したことはあります。交渉の余地がない場合は、もらってそのまま使わず置いておくしかないです。
これらの習慣がどうしても許容できない場合は日本で購入する方が精神衛生上は良いですが、そう頻繁に帰国できませんし、転送するにはバッテリーの問題がありますのでね。まあ郷に入っては郷に従えです。
こちらシンガポールでも3DSやVitaでゲームを遊んでいますが、実は日本にいる時と同じようにゲームを買って遊べるわけではなく、ちょっと制限があります。NintendoとSonyのゲーム機についてまとめてみます。Microsoft (Xbox)については分かりません。自分で全て経験したわけではなく一部友人から聞いた話もありますので、もし間違っているところがあればご指摘ください。
Nintendoの場合
3DSやWiiは、本体にリージョンロックがかかっています。そのため、日本で買ったハードウェアでは日本で売られているゲームしかできません。逆にアメリカで売られているゲーム機ではアメリカで売られているソフトしか使えません。従って、シンガポールで3DSで遊ぶにあたっては、日本で買った本体を持ってきて、ソフトも日本で購入しています。帰国して買えない場合は転送サービスなどを利用して入手しました。
今はゲームはダウンロード購入もできます。日本で買った3DSからアクセスするニンテンドーeショップは当然日本のストアですから、ここで買ってダウンロードすれば海外でも遊べます。購入に際しては日本で発行されたクレジットカードを利用すれば、海外からのアクセスであっても問題なく買えました。
Sonyの場合
PS4やPSVitaは、本体にはリージョンロックがかかっていません。ですので、本体とソフトがどこの国で買ったものであっても、基本的にすべての組み合わせで遊ぶことができます。こちらで本体を買って日本のソフトを遊ぶことも、日本から持ってきた本体でこちらで売られているソフトを遊ぶことも可能です。ソフト側にリージョンロックがかかっている場合もあるようですが、ほとんどのソフトは大丈夫そうです。ただし、DVDやブルーレイはリージョンコードが設定されていますので適合したメディアしか再生できないようです。本体は言語設定で日本語も英語も選ぶことができます。(余談ですが、同じSony製品であってもカメラの場合は、海外で売られているカメラには言語設定に日本語がなく、逆に日本で売られているカメラには言語設定自体がなく常に日本語です。どうしてカメラもPSと同じようにしてくれないんですか、Sonyさん。)
一方、ダウンロード購入となると話がややこしくなります。日本のPlaystation Storeのアカウントには日本発行のクレジットカードしか登録できません。それはiTunesなどと同じなのですが、問題は海外からのアクセスの場合はカード決済が出来ないということなんです。日本で買った本体であってもです。
日本のアカウントを使って海外から購入する唯一の方法は、Playstation Networkカード(プリペイド)を日本で購入してウォレットにチャージしておくことです。もちろんカードは日本のPlaystation Store用のもので、海外で売られているものではダメです。カードはネットで購入してシリアル番号のみを教えてくれるサービスもありますが、かなり割高です。日本に帰った時に買っておくか、知人に送ってもらうもしくは番号のみを教えてもらうのが良いと思われます。頻繁に帰国するなら、その際にクレジットカードからチャージすることもできますけどね。
他の方法としては、居住国のPlaystation Storeのアカウントを作ってその国のクレジットカードで支払いをするということもできます。海外のストアであっても日本語のゲームソフトが売られているんです。もちろんすべてのタイトルが入手可能なわけではないです。その代わり日本では発売されていない英語版のゲームも遊ぶことができます。自分の遊びたいゲームが手に入るようならこれが一番正当な方法です。
PS4だと複数アカウントを利用できるようなので、日本と海外のアカウントを必要に応じて切り替えて購入して遊ぶことができそうです。PSVitaは1つのアカウントしか使えない(アカウントを切り替えるには初期化する必要がある)ので複数台の本体を持っていないと難しいですが。私は当面シンガポールのアカウントで遊ぶことにしました。どうしても日本にしかないゲームを遊びたい場合は日本のパッケージ版を買うかもう1台買うかすると思います。
まとめ
本体 | 日本のパッケージ版ソフトの使用 | 海外のパッケージ版ソフトの使用 | 日本のストアからのダウンロード購入 | 海外のストアからのダウンロード購入 | |
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(*) ここでは特定の居住国/滞在国1カ国を指して海外と表記します | |||||
Nintendo | 日本で購入 | 可能 | 不可能 | 可能 ただし日本発行のクレジットカードのみ |
不可能 |
海外で購入 | 不可能 | 可能 | 不可能 | 可能 日本発行のクレジットカードは不可 |
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Sony | 日本で購入 | 可能 | 可能 | 可能 ただしクレジットカード利用不可 |
可能 その国のクレジットカードのみ 入手可能ソフトは日本と違う |
海外で購入 |