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キヤノンからミラーレスのカメラが発表されましたね。満を持してというか、やっとでというか、今さらというか。
キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS M|概要
私がE-P3を買う前なら、ぜひとも欲しいと思ったでしょうね。でも今はE-M5もありますし、これを買うことはないでしょう。同様に参入が遅れたせいで他のミラーレスシステムをすでに導入してしまっているキヤノンユーザーは多いんじゃないかな。完全にキヤノンから離れていってしまった人もいるでしょうし、私もそうなってしまう可能性は高いです。アダプタ経由でこれまでのEFおよびEF-Sレンズもすべて問題なく使用できるのは魅力ですけど(m4/3にアダプタだとMFで絞り開放でしか使えない)、その既存のレンズ資産も売ってしまうのなら関係ないし。
既存の一眼レフユーザーにとっても、コンデジからのステップアップを目指すユーザーにとっても、購入のキーになるのはレンズだと思います。大きなEFレンズを使うしかないのならミラーレスである意味がありません。標準ズーム・パンケーキはAPS-Cサイズのセンサー用にしてはそれなりに小さいと思いますが、望遠やマクロ、大口径単焦点をどれだけ小さくできるか。画質を求めるユーザーは大きくてもLレンズを使うでしょうから、問題は大きさとラインアップだけです。
そう考えると、m4/3って非常にバランスの良いところを狙ったシステムだと思うのです。レンズも他のミラーレスマウントと比べて遥かに充実していて、一通り揃ってます。動体への反応の弱さも将来的にはキヤノンやニコンのようなハイブリッドAFが採用されれば改善されるでしょうし、E-M5では画質もAPS-Cに匹敵してきました。というわけで、私のm4/3にシフトしていくという路線には変更がありません。パナソニックのF2.8通しの標準&望遠ズームも欲しいですが、まずはオリンパスのマクロ待ちです。
(追記) EOS Mでもう一つ気に入らないのが、外付けEVFが用意されていないこと。ファインダーが必要な人、バリアングルのモニターが必要な人はKissを買えということでしょうか。STMレンズを使ってもAFはそんなに速くはならないらしいですし、今のところすべての面でE-M5に勝るボディはなさそうです。