「Photography」カテゴリーアーカイブ

充電器たち

私がカメラの充電に使っている機器を紹介してみようと思います。最近のソニーのカメラは本体内で充電できるようになっており、そのため充電器が付属していません。本体内充電は旅行や外出先では便利だと思いますが、普段はできれば外部の充電器で充電したいです。αシリーズは電池の消費が激しく、1個のバッテリーで1日の撮影をまかなうことはほぼ不可能なので予備バッテリーは必須ですから、予備バッテリーの充電中に本体が使えないというのは困ります。できれば複数のバッテリーを短い時間で充電できる充電器が欲しいところ。

そんなわけで、私がNEX-6を買った直後に購入してずっと使ってきたのが、BC-QM1です。

これはハンディカム用の電池も含めた複数のソニー製バッテリーに対応していて、そのため結構大きいです。αのバッテリーNP-FW50専用の充電器であるBC-TRWやBC-VW1の方がコンパクトなのですが、QM1は急速充電に対応しており、通常の充電でもTRWやVW1よりも速いです。さらに、USB出力もあるので、ここにもう1個のバッテリーを装着した本体をつなげば、2個のバッテリーを同時に充電することもできます(ただしこの場合は急速充電はできません)。

大変便利にBC-QM1を使っていたのですが、RX100IIIを購入したことで、また新たな悩みが。この機種のバッテリー、NP-BX1にはBC-QM1が対応していないのです。RX100IIIでも予備バッテリーを充電したいので、また別の外部充電器を用意しないといけません。

そんな時にたまたま見つけたのが、ヘーネルのプロキューブ Sony/Olympus用。ソニーのNP-FW50、NP-BX1、オリンパスのBLN-1(OM-D用)、BLS-5(PENやSTYLUS1用)の4種のバッテリーに対応しており、2個同時にしかも急速充電できるというではないですか。まさに私が欲していたものだ!と思い早速購入しました。

で、届いてから分かったのですが、私はちょっと勘違いしていました。同時に充電できるのは同じ種類のバッテリーのみなんですね。FW50とBX1の2個を同時充電できるわけではありませんでした。さらに、充電するバッテリーのタイプを変更するためには、上部のバッテリーをはめるパネルを交換しないといけません。この時のケーブルの抜き差しがちょっと面倒で、頻繁にパネルを交換して使うようなものではありませんでした。確かに充電は速いし便利です。電圧が安定しないのかバッテリーの端子との接触が悪いのか時々上手く充電できなかったり時間がかかったりすることがありますが、そこは純正ではないので仕方ないですかね。

そんなわけで、プロキューブはFW50かBX1、どちらか専用にしないといけなくなりました。FW50用にはQM1があるのでBX1用にするのもよいかと思いましたが、2個同時急速充電の必要なケースが多いのは明らかにFW50の方ですから、プロキューブはFW50用にして、BX1用の充電器を改めて探すことにしました。

で、購入したのは、純正のACC-DCBX。カーチャージャーキットで、バッテリーBC-BX1、チャージャーBC-DCX、USBケーブルとカーバッテリーコードが同梱されています。

車に乗らないんでカーバッテリーコードは必要ないんですけど、BC-BX1とBC-DCXのみがセットになったACC-TRDCXが同じ値段で売られていたので、それならUSBケーブルもついているACC-DCBXの方がお得ですから、こちらにしました。ちなみに、BC-DCXは単体では販売されておらず、さらに日本ではACC-TRDCXも販売されていないようです。

プロキューブにもUSB出力がありますので、ここにBC-DCXをつないで充電しています。ただし、プロキューブ本体でFW50を充電している間はUSBでの充電はできないようです。結局FW50とBX1の同時充電はできないわけですが、夜の間にバッテリーをセットしておけば朝までに3個充電できてるので、これで十分ですね。

四川飯店

シンガポール・オーチャード通りにあるホテル、マンダリン・オーチャード。その35階に四川飯店があります。鉄人・陳建一さんの息子さん、陳建太郎さんのお店です。

これまで家族で何回も訪れています。決して安くはありませんが、シンガポールの他のレストランと比べて高すぎるということもありません。立地と料理のクオリティを考えればリーズナブルだと思います。

絶品炒飯
絶品炒飯

うちの子は辛いものがまだ食べれないので、中華料理を食べに行くといつも炒飯を頼みます。その中でも、この四川飯店の炒飯が一番のお気に入りです。味はもちろん、ご飯のパラパラ加減も素晴らしく、まさに絶品です。

四川麻婆豆腐
四川麻婆豆腐

大人はやっぱり麻婆豆腐。四川ならではの風味がたまりません。もっと辛い麻婆豆腐の店もありますが、最大公約数的にいいバランスが取れている味じゃないかと思います。先ほどの炒飯にかけて食べるとこれまた美味し。

今回はFE 55mm F1.8の試し撮りを兼ねてこのレンズだけで行きました。料理撮影にはちょっと長いかなと思いましたが、構図とかをうまく選べばいい感じに撮ることができます。標準域の画角なので色々な場面にそれなりに対応できるし、何よりキレの良い写りをしてくれます。寄れればもっといいのですけどね。

コンデジも新機種追加

LX5を日本で売却して以来、STYLUS1が唯一の所有コンデジとなりました(妻使用のものは除く)。STYLUS1は非常に便利で良いカメラです。28mmから300mmまでカバーできるのは素晴らしい。F2.8と明るさもそこそこあります。が、やはり画質はセンサーサイズなりです。もちろんフルサイズやAPS-Cのミラーレスと比較せず、純粋にコンデジとしてみたら優秀な部類だともいます。でもフルサイズミラーレスのサブ機として併用するにはちょっと物足りない。フルサイズとAPS-C2台を持ち歩く体力はすでにないので、サブ機はコンデジがいいのです。高倍率を実現するためには仕方ないのですが、サイズもコンデジとしては大きめですしね。

そんなわけで、もっと画質が良く、もっと小さなコンデジが欲しいと思っていました。STYLUS1以上の画質となると、1インチセンサー搭載の機種ということになり、大きさも考慮に入れると、ソニーのRXシリーズかキヤノンのG7Xのどちらかになります。G7Xはファインダーが無いことと液晶が下にチルトしないのがどうしても許容できず、ソニーのRXIIIを買うことにしました。メインのカメラと同じメーカーだと便利なこともありますし。

RXシリーズの最新機種はMark4なんですが、あえて1つ前のMark3にしました。M4とM3の違いは主に動画性能(4KとかHFR)で静止画の性能・画質は同じということですので。もちろんファインダーが綺麗になっているのとか動画撮影中に静止画撮影もできるのは静止画メインであっても魅力的なのですが、値段が数万円違いますからね。コンデジに10万円以上出すのはちょっと躊躇します。

9月に購入して使い始めました。今回は買い替えではなく買い増しです。先月のサッカー観戦などの望遠が絶対必要な場合を除き、外出・旅行のお供(撮影が主目的ではない)はRX100になりました。大きさはLX5と変わらないぐらいなので会社に行く時も毎日持って行っています。仕事帰りに撮影する機会は今までのところありませんが、持っていることが大事ですから、常に持ち歩いています。画質はこれまたセンサーサイズなりでしょうか。ミラーレスと比べるとやはり劣ります。でもSTYLUS1よりは良くなったと思います。

操作性はミラーレスのαと共通しているところが多いので迷うことはありません。が、カスタマイズできるボタンが少なく、設定を変えるのにαと比べて1〜2ステップ余計に手間がかかるのがちょっとだけストレスです。ズームの望遠側が70mmまでなのも、あともう少しあればなぁという感じです。G7Xと同じ100mmまでいければほとんどのシーンをカバーできると思うのですが。あと、ファインダーを収納すると電源オフになってしまうのはやはり不便です。M4では改善されていて動作を選べるようになっているので、M3とM4を併売するのなら、この機能だけM3もファームウェアアップグレードで対応してくれたらいいのに。

一脚導入

以前から欲しいと思っていた一脚ですが、ようやく購入しました。

今年ベルボンから軽量の6段タイプの新製品がいくつか発売されたので、当初はこの中のどれかを購入するつもりでした。検討した結果、昨年のモデルで8段タイプのULTRA STICK SUPER 8を購入しました。重さに関しては他の製品より重いのですが、縮長の方はより短くなっています。重さより長さの方を重視して決めました。8段の割には結構しっかりしており、積載重量も3kgまでいけます。

SUPER 8には雲台がついてこないので別途購入する必要があります。積載重量や径を考慮して、QHD-43にしました。もう一つの決め手は、クイックシューではないこと。個人的にクイックシューよりも普通のネジ締めの方が好きなので。

購入以来、子供の行事の際に何度か使ってみました。いいですね。FE24240のような重いレンズで子供のような動きものを撮影する際に、かなり安定して撮影できますし手も疲れにくいです。三脚と違ってかさばらないので気軽に持ち出せ、使用時にも場所(面積)をとりません。もっと早くに買っておけばよかったです。

SG50 (2)

ナショナルデー当日、セレモニー会場は国民と永住権保持者しか入れないので、私たち外国人は各地で行われるライブビューを見に行くかテレビで見るかになります。花火が打ち上げられるマリーナベイに行くのが一番良いのですが、かなりの人出で身動きが取れないと思われましたので、あえて違う場所に出向きました。我が家が向かったのはスポーツハブ、サッカーワールドカップ予選の日本戦が行われたナショナルスタジアムのあるところです。

遠くにマリーナベイサンズも臨めますし、マリーナ上空を飛んだ飛行機やヘリコプターはこちら方面へ飛んでくるのでなかなか良い選択でした。

空のセレモニー
空のセレモニー

下の写真は戦闘機が縦に50の形に編隊を組んで飛んでいったものです。この写真ではちょっと分かりづらいですが。

50
50

記念の年にこの国にいて様々なイベントに参加できたのは楽しかったです。

SG50 (1)

今年はシンガポール建国50周年。8月9日のナショナルデー(建国記念日)は例年以上に盛り上がっていました。

1ヶ月ぐらい前から毎週末にリハーサルが行われ、本番だけでなくそこでも花火が打ち上げられます。本番の1週間ほど前、花火の時間に外出していたので、シティーホール駅近辺から撮影してみました。右のほうにレーザー光線が見えるのがマリーナベイサンズで、花火もその近くで上げられています。会場からは少し離れていましたし木も邪魔で花火はちょっとだけしか見えませんでした。日本の花火と違って、打ち上げる高さが低いんですよね。

リハーサル中
リハーサル中

ちなみに打ち上げられる数も少なく、日本の花火大会みたいなのを期待しているとあっという間に終わります。リハーサルでの打ち上げはやめておいて、本番にもっとたくさんやればいいのにと思ってしまいます。

シティーホール駅近くのビルはシンガポール国旗の色である赤と白でライトアップされていました。

赤と白に彩る
赤と白に彩る

ナショナルデー前々日・前日には各地のコミュニティーセンターでイベントが行われていました。うちの近くでも前日イベントがありましたので出かけてみました。こちらでも小規模ながら花火が打ち上げられました。

前夜祭
前夜祭

花火だけを見ればもちろん日本の夏のほうが華やかで風情もありますが、この特別な年に国民の皆さんと一緒にイベントと花火を楽しめたのはいい思い出になりました。

キッザニア再び

今夏の一時帰国でどうしても行っておきたかったのが、キッザニア甲子園です。前回行った時の記事・写真はこちら => (1)(2)(3)(4)(5)。あれから4年以上経ちました。あのとき3歳だった子供ももう8歳。3歳では体験できない仕事も多くありましたが、もう全ての仕事が受けれる年齢になりました。逆にこれ以上大きくなったらあまり面白がらないかもしれないので、今回是非やっておきたかったのです。

前回は5つの職業しか体験できませんでしたが、今回は8つぐらいこなすことができました。大人気なものは避けたというのもありますが。そのため、運転免許の取得とか寿司・ピザなど、やりたいのにできなかったものも多く、結局また来ることになるかもしれません。

写真は順にパイロット、カメラマン、石鹸工場、ガードマンです。

フライトシミュレーション
フライトシミュレーション
カメラマン
カメラマン

カメラマンが使っているのはソニーのαです。パパも今やソニーユーザーですから、親子でソニー機を使って撮影です。今キッザニアのサイトを見ると、どうやらソニーのフォトスタジオはもうなくなってしまったようです。残念。今回やっておいて良かったです。

工場長
工場長
先輩警備員
先輩警備員

ガードマンは小さい子と一緒にお金の運搬・警護でした。前回3歳の時にはお兄ちゃんに助けてもらっていましたが、今度は逆の立場です。ちゃんと気を使ったり助けてあげたりしている姿を見て、成長したなぁと感慨が深かったです。

私の写真撮影機材についてですが、前回はEOS 7Dで主に50mm (80mm相当)の単焦点をメインに撮影していたので、同じ感覚で90mmマクロを使ってみたのですが、子供が大きくなっているのもあってどうも距離感が合わず。結局便利ズームでほとんど撮影することになりました。フルサイズの高感度性能に助けられました。

フォーゲルパーク

島根県にある松江フォーゲルパークに行ってきました。(7月の一時帰国の時です。)

午後遅くになってからの来園だったので閉園まで数時間ほどしかなく、ほとんどのイベントはすでに終了していたのが残念でした。到着した時にはちょうど最後のフクロウの飛行ショーが始まる前でしたので、それを見てから園内を見て回ることにしました。飛行ショーは入園してすぐの温室の奥の方で行われました。

吠える
吠える

見ている人の頭の上、すぐ近くをフクロウが飛んで来ます。なかなかの迫力でした。飛んでいるところをミラーレスフルサイズで捉えるのは至難の技でした。まだこのカメラに慣れていなかったのもありましたしね。というわけでフクロウさんの写真は止まっているところだけでご勘弁ください。

温室内の花もなかなか綺麗でした。これは多分ベゴニアだったと思います(あまり詳しくなくてすみません)。

温室育ち
温室育ち

温室の入り口に戻り、そこから長いエスカレーターで展望台に登りました。そこからさらに歩くと鳥たちのいる施設がいくつかあり、それらを見て回りました。先に書いたようにショーは全て終わっていたので、水鳥や南国の鳥(シンガポールから来た我々には珍しくないですが)、ペンギンたちがいました。

開口
開口
何か用?
何か用?

さすがにシンガポールのジュロンバードパークに比べると規模は小さいですが、地方にあるエンターテイメントとしてはなかなか楽しめました。

さよなら&ありがとう、E-M5 & LX5

今夏の帰国でα7IIとFEレンズを買ってきたわけですが、それと同時に、日本からシンガポールに持ってきていたOM-D EM-5とマイクロフォーサーズレンズ群、それとコンデジのLX5を売却しました。

シンガポールで売却するという手もありましたが、こちらでは店での買い取りはかなり安くなってしまうと聞きましたし、個人どうしでの取引は支払いのトラブルがあるのでできるだけ避けたい。ので、信頼できる日本の店で売ろうと思い、スーツケースに詰め込んで帰国しました。帰りの際にはそれらが入っていたスペースにはα7IIとFEレンズの空き箱がちょうど収まりました。

こちらに来てからは活躍の機会が少なかったですが、日本を離れるまで本当にお世話になったカメラ&レンズでした。特に金沢や鈴鹿に旅行した時の思い出をいっぱい写真に収めてくれました。

朝の兼六園
朝の兼六園
モートピア - ピピラのピンキーバイクに乗車中
モートピア - ピピラのピンキーバイクに乗車中

これでマウントもEマウントに一本化されました。キヤノンEF(-S)、m4/3、ソニー(F)Eと数年ごとにメインのマウントが変わってきましたが、そろそろ落ち着いて(機材よりも)撮影に時間を割けるようにしたいものです。

揃い踏み

スカイツリー・東京タワーともに展望台からの眺めはあまり楽しめず、たいした写真も撮れませんでした。代わりに展望台内で撮影した写真です。

揃い踏み@スカイツリー
揃い踏み@スカイツリー
揃い踏み@東京タワー
揃い踏み@東京タワー

どちらにもガラス張りで下が見える床がありましたので、家族で同じポーズの写真を撮ってみました。スカイツリーの展望台の方が高いのも分かりますね。

怖くはないよ
怖くはないよ

子供に下を覗かせてみたんですが、期待していたより怖がらなくて面白くなかったです。