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中秋の名月

全く秋だという感じがしませんが、昨日は中秋の名月ということで、ベランダから撮影してみました。天気が下り坂で雲に隠れている時間の方が多かったのですが、本格的に雲に覆われる前に、雲の切れ間を狙って撮影しました。

中秋の名月
中秋の名月

昨年の撮影ではKiss X2 + Tamron 18-270mmという組み合わせでしたが、今年はグレードアップして7D + EF 70-200mm F4L IS USM。さすがに望遠端の距離が短くて月が小さくなってしまうので、等倍トリミング。等倍でも結構な解像感です。昨年の写真を等倍で見ると解像感が低い上に色収差も大きかったですから、70-200mmレンズの優秀さがよく分かります。

今年も撮影条件を書いておきます。三脚使用、無限遠マニュアルフォーカス、マニュアルモードでF4.0、SS 1/400 秒、ISO100です。

最後の真夏日となるのか

明日からは一気に5度ぐらい気温が下がるとのことで、今日が今年最後の真夏日となってくれるのでしょうか?

今年の夏は以上に暑くて、もう9月も下旬だというのに8月と変わらない暑さです。必然的に外を歩き回る頻度も減り、写真の撮影枚数も昨年の夏よりも少なくなってしまいました。秋になれば行事もいろいろありますし撮影に出歩く日も増えるでしょうから、もっとブログも更新できるはずです。

絶品えびマヨ
絶品えびマヨ

そんな中、今月は私の誕生日があり(2週間も前の話ですが)、家族で美味しい中華を食べました。大台が見えてきて年をとること自体はうれしくないのですが、子供が「パパ誕生日おめでとう」って言ってくれるようになったのがとてもうれしいです。また来年もこうして誕生日を祝ってもらえるようがんばろう、と気持ちを新たにする一日でした。

LX5を使ってみての感想

先週末にやっとLX5を持ち出していろいろ撮ってみることができたので、使ってみた感想を書いてみたいと思います。

まずは使用感から。これくらいの大きさ・重さがある方がしっかり握って安定したシャッターを切れる気がします。一眼を使っているからそう思うのかもしれませんが。以前にPanasonicのデジカメは使っていましたから、操作自体も問題ありませんでした。あえて言えば、設定項目へのアクセスがキヤノンやニコンのようなメニューのインターフェースに比べると使いにくいです。また、インテリジェントオートでは設定できる項目自体が減って、RAWでの撮影もできません。

純正の本革ケースについては、撮影時に本体のレンズキャップを外さないといけないため速写にならないことと、メモリーカードやバッテリーを取り出す際にネジを外すのが面倒なのがちょっと気になる点です。質感とかはいいんですけど。

園庭で遊ぶ園児たち
園庭で遊ぶ園児たち

次に画質についてです。多少色かぶりがありますが、発色自体は悪くないと思います。広角での歪曲は場合によっては少し気になるかもしれません。

少しディテールはつぶれ気味ですが、TX7よりはマシです。最近の画像処理はどのメーカーも多少ディテールを犠牲にしてでもノイズを減らす方向なのでしょうかね。TX7は通常の鑑賞でも少し気になるレベルでしたが、LX5は等倍で見れば気付くというレベルで、カラーノイズも残し気味の処理です。

上記はJPEG撮って出しの場合で、RAWで撮影するとノイズ処理も気にならず(処理してないから当たり前ですけど)非常に満足のいく絵が得られます。レンズが明るいのでISO感度も低めに抑えられますし、処理せずともノイズは少なめだと思います。自分で気に入ったレベルまで処理すれば納得のいく結果が得られます。画質を気にするような撮影の場合は迷わずRAWですね。

上の写真は屋外撮影でJPEG撮って出し。下の写真は屋内撮影でRAW+JPEG。左がJPEGで、右はRAWをLightroom3でストレート現像したものです。

前菜盛り合わせのトマト (JPEG)
前菜盛り合わせのトマト (JPEG)
前菜盛り合わせのトマト (RAW+LR3)
前菜盛り合わせのトマト (RAW+LR3)

こうして書いてみると、なんだか気になる点のほう多いみたいな感じですけどそうではなく、総じてLX5には満足しています。一眼には及ばないけれど、撮影するのが楽しいカメラです。まだ試してない機能やモードもたくさんあるので、また次の機会にいろいろ試してみようと思います。

新製品に触れてみた

仕事帰りに梅田のキヤノンとソニーのショールームに寄って、発売前の新製品をちょっと触ってきました。

キヤノンデジタルハウスではEOS 60D。触ってみても、やはり先日書いた印象通りでした。一言で言えば、中途半端感が否めません。7Dユーザーには全く魅力的ではないですねぇ。ボディが樹脂製なので、質感がいまいち。連写した時の速度はもちろん音や振動も7Dどころか50Dにも劣ります。慣れているというのを差し引いても、操作系も7Dの方が使いやすいです。60Dと同時に発表されたレンズたちはまだ展示されていませんでした。残念。

ソニーストアでは、透過型ミラーを採用したα55を触ってきました。第一印象は「小さくて軽い」。ただやっぱりEVFは好きになれません。AFと連写の速さを売りにしているようですが、私的にはそれほどでもなかったです。AFは透過型ミラーのおかげで常時位相差AFが使えますから、ライブビュー時で比較すればキヤノン機と比べてかなり速いです。しかしファインダー時はEVFのせいかキヤノンよりも遅く感じます。連写時はミラーショックがないので逆にちゃんと連写できているのか不安になります。ファインダーを覗きながら連写をすると像がカクッカクッという動きになってなんだか気持ち悪いです。これから一眼を始めようとする人にはいい候補になるんじゃないでしょうか。

LX5を購入しました

Panasonic デジタルカメラ ルミックス ブラック DMC-LX5-K  1010万画素 光学3.8倍ズーム 広角24mm 3.0型液晶 F2.0バリオ・ズミクロンレンズ半年ほどSonyのDSC-TX7を使ってきましたが、その画質に我慢がならなくなり、またしても買い替えることになりました。今回購入したのは、PanasonicのLUMIX DMC-LX5です。

TX7の不満点

TX7の一番大きな不満は画質です。TX7で撮った写真は、細部がつぶれて塗り絵のようになってしまいます。等倍に拡大したときだけでなく、プリントした写真を見ても分かるぐらい顕著です。最初はコンデジだから仕方ない、良い写真は一眼で撮ればいい、と考えるようにしていましたが、次第に納得がいかなくなってきました。

この画質は裏面照射型のセンサーのせいなのか、Sonyの画像処理エンジンのせいなのか。妻のW350でも同様な傾向があることから、後者が有力です。ただ、裏面照射型CMOSも特に低感度での画質は評判があまり良くないですね。

その他にも、高感度で期待していたほどノイズが少なくなかったり、白とびしやすかったり、高速連写を利用したモードで再び撮影するまでに時間がかかりすぎてシャッターチャンスを逃したり、小さな不満もいくつかあります。本体の薄さと多彩なモード、そして動画のクオリティに関しては気に入っていたのですが。

買い替え機種の候補

上記の理由から、裏面照射型センサーを採用している機種は避けることにしました。Sony機は当然のこと、RICOH CX3/4、Canon IXY 30S/50Sなども候補から外れます。残る機種の中から画質面を考慮すると、Canon PowerShot S95とPanasonic LUMIX DMC-LX5、この2機種に候補は絞られました。共に今月発売になったばかりの機種で、前のモデルの評判(特に画質面)が非常に良いです。共に普通のコンデジよりも大きなセンサーを採用し、広角端でF2.0と明るいレンズになっています。

S90はTX7購入の際に候補としてあがっており、最初はこちらを買う予定でいました。その後継のS95はS90でユーザーから不満の声が上がっていた点を改良し、さらに動画機能を加えたマイナーチェンジモデルです。大きさも許容範囲。起動も早いです。ただ、改良されたとはいえホールド感はいまいち。シャッターボタンは小さくなって逆にちょっと使いづらくなりました。望遠端ではF4.9になります。連写は速くありません。

LX5も評判の良かったLX3を後継する機種。LX3では60mmまでしかなかったズームを90mmまで延ばし、広角端は24mmをキープ。望遠端でもF3.3です。連写も速そう。持ってみると非常にホールド感が良いです。ただし、その分重くて大きくなります。さらに、撮影時には一眼のようにレンズキャップを外す必要があります(自動開閉式ではない)。

LX5購入
LX5購入

S95とLX5、どちらも魅力的で、両方のいいところを併せ持った機種があれば完璧なのですが、どちらか一方を選ばなくてはなりません。ズームの焦点距離とF値からLX5を選択しました。望遠はデジタルズームやトリミングでカバーできますが、広角とレンズの明るさは代替するものがないですからね。

今回はネットで購入したところ、純正の本革ケースも付属しました。量販店の店頭で購入するのと比較すると、ケースも考慮に入れれば約2万円お得でした。

今後のカメララインアップ

まずTX7は売却します。ポケットサイズ動画専用機として残すことも考えましたが、特に必要はなさそうです。そして、Kiss X2もついに売却してしまおうかと思っています。まだちゃんとした試し撮りもしていませんが、LX5で一眼に迫る画質の写真を撮ることができれば、KX2の出番はなくなりますから。普段現像に使っているLightroom 3もver 3.2でLX5のRAWファイルに対応しました。今後は7D+LX5で、しばらく買い替えることもなく充実したカメラライフが送れそうです。

60Dが発表されたけど

キヤノンから秋冬の新製品が発表されました。デジタル一眼はEOS 50Dの後継となる60D。以前から噂にはなっており、どんなスペックで出してくるのか興味がありましたが、まぁこんなものか、という印象です。7DとKiss X4の間のポジションはなかなか難しいです。

カメラ内RAW現像はいいなと思いますけど、バリアングル液晶は特に興味ないですし、マルチコントローラーがサブ電子ダイヤルに統合されたりサブ液晶のボタンが単機能になったり、逆に使いにくくなっている点も多いような気がします。明らかに50Dからの買い替えではなくKissからステップアップするユーザーがターゲットになっており、7Dに行かずに60Dを待っていた40D, 50Dユーザーは結構がっかりしているかも。スペック的にも、使いやすさ的にも、やっぱり7Dが一番良く出来てると思います。

そんなわけで7Dユーザーとしては60Dを買う必要は全くなく、どちらかというと同時発表された4本のレンズの方に興味があります。

EF 8-15mm F4L フィッシュアイ USMはなかなか面白そう。ただ使う場面が限られていそうなので、費用対効果が問題。EF 70-300mm F4-5.6L IS USMも非常に使い勝手が良さそう。EF 70-200mm F4L IS USMを持っているので焦点距離がかぶってしまうのが問題。1.4x エクステンダーで280mm F5.6として使えば代用になるか?(そのエクステンダーもリニューアルされますし)いずれにしろ発売後のレビューが気になるところです。残りの2本はとても手が出る値段じゃありません。

お盆休み

プリちゃんは夏をどう過ごす?
プリちゃんは夏をどう過ごす?

私の体調もやっと快方に向かい、家族全員なんとか夏風邪から脱却です(まだ私は体の節々が痛かったりしますが)。

お盆休みですけど、今年は仕事の都合もあってほとんど休みがなく、帰省もできません。昨日まで出勤でしたし、来週も火曜日から仕事です。そんなわけで家または近所でごろごろと過ごすつもりです。

仕事も来週の山場を越えれば少しは楽になるはずです。来月は祝日を絡めて遅い夏休みを取るつもりなので、それを楽しみにして、もうひと頑張りです。

打ち水

先週のことですが、西梅田 打ち水プロジェクト 2010なるものに参加してきました。

桶と柄杓と水と
桶と柄杓と水と

浴衣で参加すると商品券やら食事券やらもらえるということで、妻は浴衣、子供は甚平を着て行ったのですが、私はあいにくそんな洒落たものは持っていないので、2人分しかもらえませんでした。というか、子供の分までもらえただけで上出来なんですけどね。

必死に水を撒く子
必死に水を撒く子

都会のこの暑さの中で水を撒いたところで気温が大きく下がるわけではないのですが、少しだけ涼しくなったような気にはなりました。水に触れたりしたからでしょうか。と言いながら私は実は写真を撮ってばかりでちっとも水を撒かなかったのですが。

Lightroomのノイズ軽減処理

Lightroom 3ではノイズ処理の性能が以前のバージョンに比べて改善されています。使ってみてそれを実感してはいますが、それがどれほどのものなのか、ちょっと実証してみました。

素材として使ったのは、5月に東京ミッドタウンで撮影した夜の一枚。六本木 : afainu.actionで掲載している2枚目の写真です。元はLightroom 2で補正・現像したものですが、Lightroom 3にカタログをアップグレード後、最新の処理に更新しました。

Lightroomのノイズ軽減処理比較(左 : LR2, 右 : LR3)
Lightroomのノイズ軽減処理比較(左 : LR2, 右 : LR3)

画像は、更新の前後を比較して中央の東京タワー付近を等倍に拡大した状態でスクリーンショットを撮ったものです。この大きさでは分かりにくいのでクリックして拡大して見てほしいのですが(かなり大きくなりますので注意)、明らかにノイズが減っているのが分かると思います。

どの程度までノイズを減らすかは好みにも依るかもしれませんが、効かないよりは効いたほうがいいですから、アップグレードして良かったと思っています。

ひらパーでトーマス三昧

ひらかたパークで今日まで開催されていた、「きかんしゃトーマスとなかまたち ソドー島ツアー」というイベントに先々週行ってきました。トーマス大好きなうちの子は大喜び。

トーマスの仲間たち
トーマスの仲間たち

ちょっと遊べる展示物がいっぱいあって、必死になって指示に従って遊んでました。ボールもしっかり投げれるようになりましたし、すごく楽しんでいました。

ナイスシュート
ナイスシュート

プレイコーナーもあって動くトーマスの客車に乗りました。ところがレンズの通信エラーが出て動いているところの写真を撮ることができませんでした。故障ではなくレンズを一旦外して付け直すと問題なく復帰しましたが、よりによって肝心なところでそんなエラーが出るとは。

疾走!
疾走!

せっかく遊園地に来たので、乗り物にもいくつか乗りました。中でも、うちの子はこの車の乗り物がとても気に入ったようで2回も乗りました。子供専用なんですけど、結構速いしアップダウンも大きいです。流し撮りしたわけではないですが、それっぽくスピードも感じられる写真になりました。

関西圏の遊園地は閉園が相次いで、今はこのひらパーぐらいしかありません。京阪沿線はうちからはちょっと行きにくいんですけど、なかなか面白かったのでまた子供を連れて行きたいと思っています。