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ただいま一時帰国中です。検討していたコンデジ選びですが、結局無難なところでRX100M4に落ち着きました。
ヨドバシに行って先日比較した3機種を実際に触ってみましたが、スペック比較同様にどれも一長一短で、それならば使い慣れたRX100シリーズということになりました。M3とM4を触り比べると、起動などの動作がM4のほうがちょっとだけ速い感じ。ファインダーもより高精細になり見やすいと感じました。ファインダーを収納しても電源がOFFにならないように設定できますしね。ISO AUTO時のシャッター低速限界の挙動も設定でき、低ISOで粘らせるのか高ISOでシャッター速度を上げるのか、場面によって適した挙動を選ぶことができます。この機能、むしろα7IIに欲しいですけどね。もっとも、3万円の差額を出すのに見合う性能差かと言われれば疑問ではあります。
G7X2は入荷まで3週間待ち。値段もこの3機種の中では一番安いですし、やはり人気のようです。グリップもこれが一番持ちやすいですし、ソニー資産がないand/orメイン機がキヤノンなら文句なしにG7X2でしょうね。
TX1は手にとって見るとちょっと大きい(RX100M4比)。しかもグリップが滑りやすいのが気になりました。ファインダーはRX100M4と比較してはいけないレベルでした。まあ高倍率ズームなので望遠ではファインダーが無いよりはあったほうがいいのは確かですが、もう少し良いファインダーを搭載して液晶のチルトもできればと思いました。
そんなわけでRX100M4を購入してきました。M3は売却。外傷の分減額はありましたが、それ以外の減額はなし。ん?ということは中身も大丈夫だったのか?それなら買い換えなくても良かったということでは・・・?まあ先に書いたように性能は底上げされていますしM3よりも快適に使えるはずです。
なお、帰国中はMacがないのでLightroomが使えないため、写真の現像・アップロードもできません。どれだけ撮影するかも分かりませんが、写真の掲載は帰国後ということで。
RX100M3は落下以来なんだか信頼できず、出番があまりありません(日食を撮った程度)。一方TG-4はまだ防水機能が発揮できるような場所に持っていく機会がなく、かといって普通の用途には画質がイマイチ。こちらも出番がありません。
そんなわけで、やっぱりTG-4は特殊な場面用ということにして、普段使い用にRX100M3の代わりとなるカメラが欲しいです。この夏また日本に一時帰国しますので、そこで買ってこようと思います。本当は夏に発売される新機種が欲しいですが(RX100M4は昨年の今頃に発表されて1ヶ月後に発売)、熊本地震の影響で新機種の発表・発売が遅れそうです。現行機種であっても新機種発表後なら値段も下がりますし、発表を待ってから買えると良いのですが。
とりあえず現時点で手に入る機種の中から選んでみます。条件としては1インチセンサー(以上)でボディがあまり大きくないもの。そうすると大体次の3機種に絞られました:ソニー:Cyber-shot DSC-RX100 IV、パナソニック:LUMIX DMC-TX1、キヤノン:PowerShot G7X Mark II。気になる点を表にして比較してみました。
RX100M4 | TX1 | G7X2 | |
ズーム範囲 | 24mm - 70mm | 25mm - 250mm | 24mm - 100mm |
F値 | F1.8-2.8 | F2.8-5.9 | F1.8-2.8 |
EVF | あり | あり | なし |
液晶 | チルト | 固定 | チルト |
タッチパネル | 非対応 | 対応 | 対応 |
4K動画 | 可能 | 可能 | 不可 |
ハイフレームレート | 対応 | 対応 | 非対応 |
値段 | 110,000円ぐらい | 80,000円ぐらい | 70,000円ぐらい |
3機種の中で最も優れているものは赤、最も劣っているものを青でハイライトしました。同じ記述でもよりスペックが高いもの、利便性が高いものの方を赤にしています。これ以外の点、ISO感度とか最短撮影距離とか大きさとかはほぼほぼ同等かなと思います。
大本命はRX100M4。M3を使っていましたから使い勝手も同じですし、手持ちの充電池・充電器がそのまま使えます。メインのミラーレスもソニーですしね。ただし値段はこの中で最も高いですし、タッチパネルにも対応していません。
パナソニックのTX1はそのズーム域の広さに惹かれます。4K動画を利用した4Kフォトやフォーカスシフトはなかなか面白そうです。しかしF値が1段以上暗いことに加え、液晶がチルトしないのは痛い。
G7X2は先代のG7Xの欠点を色々改良して、液晶のチルトができるようになりましたしレンズ周りのホイールのクリック音を消すこともできるようになりました。しかし相変わらずEVFに非対応です。
特にTX1はとても気になりますが、やはりRX100M4に行くのが一番無難な気がします。あとは来月中にRX100M5の発表があるのかどうか。そして、そこまで待てるかどうか。
今朝は日食が観測できました。日本ではちょっとかける程度でしたが、ここシンガポールでは80%ぐらい欠けるのを見ることができました。もう少し南のインドネシアでは皆既日食でした。
このブログに記録している日本での日食観測は、まず2009年の部分日食。この時の大阪は今回のシンガポールと同じくらいの欠け方でした。そして前回2012年は金環日食でした。この時に購入した日食グラスをなぜかシンガポールにも持参しており、今回の部分日食観測に大いに役立ちました。妻は自宅で、子供は学校でそれぞれ持参の日食グラスを使用して観測できたようで良かったです。私は出社途中にちょっとだけ寄り道して観測・撮影しました。
上の写真はコンデジ(RX100III)のレンズ前面に日食グラスを密着させて撮りました。NDフィルターON、露出補正-3、全画素超解像ズームでJPEG撮影です。ちょっとだけ後処理しています。ISOオートの解除を忘れていたためISO6400まで上がってしまいました。デジタルズームでもっと拡大した写真も撮りましたが、さすがに荒くてダメです。レンズと日食グラスの間で光が反射しますしハレーションも起きて写真に収めるのは難しいです。やっぱり一眼にND10000フィルターじゃないとうまくはいかないようです。
ちなみに現地の人は日食グラスなど持っておらず、普通のサングラスや裸眼で見ていてオイオイという感じでした。普通にスマホで写真撮ってましたが、太陽が欠けて多少日差しが弱くなっているとはいえ撮れるわけないです。ミラーレスのカメラにNDフィルターで撮影している人もいましたが、径の合わないフィルターをレンズ前にかざすだけ、それも多分ND10000ではなく普通のND8っぽく見えました。雲も少なかったですし、みんなセンサーがいかれちゃってないかと他人事ながら心配でした。
マレーシア・ジョホールバルのレゴランドに再び行ってきました。2年ぶりです。
前回は1泊で、レゴランドとウォーターパークそれぞれを半日ずつ回りましたが、特にウォーターパークをもうちょっと楽しみたいなと思い、今回は2泊しました。が、最終日は子供の体調がすぐれず早めに帰ることになったので、レゴランドの方は結局半日しか遊んでないのでちょっと消化不良。ウォーターパークは丸々1日滞在して満喫できて良かったです。近いうちにまた訪れようと思います。ツアーではなく公共交通機関を使えば、シンガポール国内のセントーサで遊ぶより実は安上がりだったりします。
レゴランド内の写真は2年前にそこそこ撮りましたので、今回はコンデジのみの持参で、写真よりもアトラクションに集中して楽しみました。ランド内の一角はスターウォーズコーナーになっており、ショートムービーやジオラマが楽しめました。
ちなみに、RX100M3の落下事件が起こったのがここでした。ダースベーダーの写真は落下前、ウォーターパークの写真が落下後です。ぱっと見ちゃんと写っているんですが、精密機器なので微妙な狂いが出ているのかどうなのか、未だ判断がつかないでいるところです。
α7IIにはカスタムボタンが4つあります。それ以外にも機能の割り当てが変更できるキーが幾つかあり、自分の好みで使い勝手をカスタマイズすることができます。また、ファンクションキーを押すと表示されるファンクションメニューも自由に設定でき、非常に自由度は高いです。逆に、これらの設定を使わないと、メニュー画面から深い階層をたどって設定を変更しなくてはならず、いかにこのカスタムキー設定を活用するかが、α7シリーズをうまく使いこなす鍵だと思います。
私の現在の設定は以下のようになっています。
項目 | デフォルト値 | 設定値 |
---|---|---|
コントロールホイール | 未設定 | 未設定 |
カスタムボタン1 | ホワイトバランス | フォーカスモード |
カスタムボタン2 | フォーカスセット | フォーカスセット |
カスタムボタン3 | フォーカスモード | ズーム |
カスタムボタン4 | 未設定 | 画質 |
中央ボタン | 瞳AF | スタンダード |
左ボタン | ドライブモード | ドライブモード |
右ボタン | ISO感度 | ISO感度 |
下ボタン | 未設定 | ホワイトバランス |
AELボタン | 押す間AEL | 再押しAEL |
AF/MFボタン | 押す間AF/MFコントロール | 再押しAF/MFコントロール |
フォーカスホールドボタン | フォーカスホールド | フォーカスホールド |
各項目について簡単に説明します。
コントロールホイールは、α7II以前はISO感度が設定されていたようですが、知らない間にホイールが回って設定が変わってしまっていたということが多かったようで、未設定がデフォルトになりました。なので、ここはそのままで。
カスタムボタンは1・2がシャッターボタンの近く、3が背面右上、4が背面右下です。撮影時に最も押しやすいのは1と2ですから、ここに頻繁に設定を変えるものを割り当てておきたいと思います。一番よく使うのはフォーカスのモードとエリアの変更なので、この2つをC1とC2に設定します。ホワイトバランスは基本オートでそんなに変更しないので、下ボタンへ移動。
C3をズーム、C4を画質にしたのは、超解像ズームをすぐに使えるようにするためです。別途ズームの設定で超解像ズームを有効にしておく必要があります。普段はRAW+JPEGで撮影しているのですが、超解像ズームを使うためには画質をRAW以外に設定する必要があるので。ピクチャーエフェクトも同様ですね。昨年の秋〜冬は子供の行事で240mmを超えるズームを使う必要があることが多かったのでこのような設定にしていますが、今後はまた違った機能に割り当てるかもしれません。
中央ボタンはα6000のデフォルト設定であったスタンダードに。このスタンダードというのは中ボタンにだけ設定でき、押すことでAFスポットを上下左右キーで移動できるようになります(AF-Sの場合)。これがとても便利なのです。もちろん、他社のカメラのように専用のキーでダイレクトに移動できるのがベストではありますが。デフォルトの瞳AFはシャッターを半押ししながら中央ボタンを押す必要があるのでちょっと操作しにくいので私は使用しません。
上下左右ボタンは基本的にデフォルトのままです。未設定だった下ボタンにC1から移動させてきたホワイトバランス。ちなみに上ボタンは液晶・ファインダーの表示情報切り替えで固定されておりカスタマイズ不可です。
AELとAF/MFボタンは操作性を考えて押す間ではなく再押し(トグル)に。フォーカスホールドボタンは、手持ちのレンズだとSEL90M28Gにしかありませんが、デフォルトのフォーカスホールドのままが便利です。
ファンクションメニューのほうは、基本的にカスタムキーに設定済みの項目を他のものに置き換えてアクセスしやすくした感じです。
ドライブモード | フラッシュモード | 調光補正 | フォーカスモード | フォーカスエリア | 露出補正 -> 画質 |
ISO感度 -> 顔検出/スマイルシャッター |
測光モード | ホワイトバランス | DRO/オートHDR | クリエイティブスタイル | 撮影モード -> ピクチャーエフェクト |
露出補正はダイヤルで変更すると-3~+3、メニューから変更すると-5~+5(ただし露出補正ダイヤルが0の位置でないといけない)なので、ファンクションメニューかカスタムキーに残しておきたい気持ちはありましたが、実際にそんな極端な補正をすることもないのでダイヤルで一元管理することにしました。顔検出とピクチャーエフェクトはそんなに使うことはありませんが、時々使おうと思った時にメニューからたどるのも面倒なのでここに置いておきます。シーンモードやオートモードはまず使うことがないので、撮影モードはメニューに必要ありません。
ちなみに、RX100IIIもほぼ同様になるよう設定しています。1つしかないカスタムキー(α7IIのC4の位置)には再押しAF/MFコントロールを割り当てています。RX100IIIにはAELボタンもありませんから、再押しAELも欲しいところですが、露出の精度よりAFの制度のほうが気になったので。また、下ボタンは露出補正に固定です。右ボタンをフラッシュモードからα7IIと同じISO感度に変更しました。ファンクションメニューではデフォルトだとクリエイティブスタイルの代わりにNDフィルタの項目があり、これは残しておきたいので、ドライブモードを画質に、露出補正・ISO感度・撮影モードをそれぞれクリエイティブスタイル・顔検出/スマイルシャッター・ピクチャーエフェクトに変更し、α7IIとほぼ同じ使い勝手になるようにしています。
新年早々、やらかしてしまいました。
家族でプールに遊びに行っていて、写真を撮っていたのですよ。持って行っていたのはコンデジ、RX100III。プールサイドから撮っていたのですがちょっと遠いのでプールの中まで入って撮ろうとしたら、カメラのケースをプールの中に落としてしまいました。慌てて拾ってプールサイドへ。ベンチの上にカメラを置いて濡れたケースを拭いていると、コツンという音が。ベンチからカメラが落下してしまいました。
ファインダー部分の角が欠けて塗装が剥げ、背面液晶にも傷が。まずはショックで頭が真っ白に。しばらく経って冷静になってから、本体に問題がないかをチェックしました。レンズ部分に傷はなく、電源を入れるとちゃんとレンズは出てきます。傷はあるものの、液晶もファインダーも映ってはいます。撮影をしてみると、AFがピシッと決まらない感じがするのですが、とりあえず撮影はできました。家に帰ってから拡大してみると、晴天で撮影した割にはピントがずれている気がするのですが、AF精度の問題なのか被写体ブレなのか、落としたことの影響なのか元からこんなもんだったのか、判断がつきません。
傷は痛々しいですが、しばらくはこのまま使ってみるしかなさそうです。使ってみてやはり内部が故障していると判断できたなら買い換えることになります。日本で買ったやつなのでこちらでの修理はできないですからね。外傷だけで済んでいることを祈りますが、買い換えるならRX100Vの発売まで待ちたいなぁ。
落としたのがα7IIじゃなくて良かったです。プールだからGoProを持って行けば良かったのですが、画質や電池の持ちの悪さから最近敬遠気味なんですよね。それにしても、iPhone 6s Plusに続いてRX100IIIも液晶に傷がつくとは。液晶保護フィルムは貼らない派なんですが、ちょっと信念が揺らぎます。
LX5を日本で売却して以来、STYLUS1が唯一の所有コンデジとなりました(妻使用のものは除く)。STYLUS1は非常に便利で良いカメラです。28mmから300mmまでカバーできるのは素晴らしい。F2.8と明るさもそこそこあります。が、やはり画質はセンサーサイズなりです。もちろんフルサイズやAPS-Cのミラーレスと比較せず、純粋にコンデジとしてみたら優秀な部類だともいます。でもフルサイズミラーレスのサブ機として併用するにはちょっと物足りない。フルサイズとAPS-C2台を持ち歩く体力はすでにないので、サブ機はコンデジがいいのです。高倍率を実現するためには仕方ないのですが、サイズもコンデジとしては大きめですしね。
そんなわけで、もっと画質が良く、もっと小さなコンデジが欲しいと思っていました。STYLUS1以上の画質となると、1インチセンサー搭載の機種ということになり、大きさも考慮に入れると、ソニーのRXシリーズかキヤノンのG7Xのどちらかになります。G7Xはファインダーが無いことと液晶が下にチルトしないのがどうしても許容できず、ソニーのRXIIIを買うことにしました。メインのカメラと同じメーカーだと便利なこともありますし。
RXシリーズの最新機種はMark4なんですが、あえて1つ前のMark3にしました。M4とM3の違いは主に動画性能(4KとかHFR)で静止画の性能・画質は同じということですので。もちろんファインダーが綺麗になっているのとか動画撮影中に静止画撮影もできるのは静止画メインであっても魅力的なのですが、値段が数万円違いますからね。コンデジに10万円以上出すのはちょっと躊躇します。
9月に購入して使い始めました。今回は買い替えではなく買い増しです。先月のサッカー観戦などの望遠が絶対必要な場合を除き、外出・旅行のお供(撮影が主目的ではない)はRX100になりました。大きさはLX5と変わらないぐらいなので会社に行く時も毎日持って行っています。仕事帰りに撮影する機会は今までのところありませんが、持っていることが大事ですから、常に持ち歩いています。画質はこれまたセンサーサイズなりでしょうか。ミラーレスと比べるとやはり劣ります。でもSTYLUS1よりは良くなったと思います。
操作性はミラーレスのαと共通しているところが多いので迷うことはありません。が、カスタマイズできるボタンが少なく、設定を変えるのにαと比べて1〜2ステップ余計に手間がかかるのがちょっとだけストレスです。ズームの望遠側が70mmまでなのも、あともう少しあればなぁという感じです。G7Xと同じ100mmまでいければほとんどのシーンをカバーできると思うのですが。あと、ファインダーを収納すると電源オフになってしまうのはやはり不便です。M4では改善されていて動作を選べるようになっているので、M3とM4を併売するのなら、この機能だけM3もファームウェアアップグレードで対応してくれたらいいのに。
この夏一時帰国するにあたり、日本でしか買えないもの・日本で買った方が安いものを買って来ようということになりました。そうなれば当然私はカメラとレンズを買いたいと思うわけで。
α6000には満足していましたが、どうせ買うならフルサイズのα7シリーズだろうと。NEX-6を購入時のダブルズームキットとして売るとSELP1650だけでなくSEL55210も手放すことになるわけで、となると変わりの望遠ズームを買わなければなりません。現状SEL55210以外ではフルサイズのSEL70200GもしくはSEL24240しかないので、フルサイズ用のレンズを買わなければならないのならボディもフルサイズにしたくなるのも当然の流れというわけです。
α7の各モデルは店頭で何回か触っていますが、手にしっくりくるのはやはり形状が一新されたα7IIです。でもα6000と併用するなら高感度に強いα7Sも魅力的です。α7(無印)はα7IIが出た今となっては価格以外のメリットはありません。α7RはAPS-Cレンズを使用しても十分な画素数が保てるという点では良いのですが、やはりAFと手振れが気になるのと、シャッター音の大きさがどうしても気になります。なので、α7IIとα7Sの二択です。が、いくら高感度のためとはいえ、α7Sの1200万画素という画素数は少なすぎると感じました。APS-Cモードだと500万画素になっちゃいます。それならα7IIの方にして差額でもう一本FEレンズを買う方がいいかなと。α7Sが異常に高感度に強いだけで、α7IIだってα6000に比べれば高感度性能もアップしますしね。夜景ばっかり撮るわけでもないし。
実は帰国前にα7RIIが発表されました。すべての面で自分が最も欲しいと思えるのはこのα7RIIです。APS-Cとして使っても1800万画素ありますし、高感度性能もα7Sほどではないにしろα7II以上です。当然α7IIと同じボディ形状に5軸手振れ補正。価格以外ほぼ完璧です。ただし残念なのは発売日が日本を離れた後であること。帰国中に買うことのできるモデルで手を打つか、待って一番良いものを買うか迷いましたが、前者を選びました。
そんなわけで購入するボディはα7IIに決定しました。
ちなみに買うのを断念したα7RIIですが、シンガポールでの価格設定はS$4099。現在のレートで換算すると34万円ほどと、日本で買うより安くなります。日本のモデルは言語設定が日本語のみ、ビデオ出力もNTSCのみですが、シンガポールのモデルは言語設定が日本語以外すべて選択可能、ビデオ出力もPALとNTSCを選ぶことができます。一見こちらのモデルの方が良いように思えます。メニューが英語でもよくて静止画オンリーならおそらくそれで正解です。でも、動画を60fpsで撮りたい場合は注意が必要です。PALだと50fpsになってしまいます。NTSCに切り替えれば60fpsが選べますが、そうするとカメラを起動するたびに「NTSCモードになっています」という警告が表示され、OKを押さないと撮影できません。これは非常に厄介です。私は動画は滅多に撮らないのですが、iPhoneやGoProで撮影した動画とカメラで撮影した動画を組み合わせて編集したいことがあり、そのためにはフレームレートも60fpsに揃える必要があります。なので、今回購入する新カメラはどうしても日本で買って帰りたかったのです。
使用した感想・レビューなどはまた改めて。FEレンズも何本か買い揃えました。値段の比較対象がα7RIIに変わったのでその分レンズにもお金を使っちゃいましたし、コンデジも追加しました。
やっぱりフルサイズはいいですね。なんというか、立体感が違います。以前は画質はセンサーサイズだけじゃない、携帯性と画質の両立という面ではm4/3が一番バランスが取れている、と考えていました。でもミラーレスのフルサイズが登場したことによって変わってきました。α7のボディはm4/3のE-M1より小さいぐらいです。レンズはAPS-Cやm4/3に比べて大きくなりますが、レンズ込みの重量でも以前使っていたAPS-Cの7Dと同じか軽いぐらいでフルサイズを持ち出すことができます。