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今年の夏、うちの子は虫さんに興味をもちました。最初はカブトムシやクワガタのおもちゃを買ったり、本を読んだり、LaQで作ってみたりしていましたが、そのうち本物が欲しくなりました。
ばあばに虫取り網と虫かごを買ってもらい、近所の蝉を捕獲。まあ捕ったのはパパ&ママですし、息子網の中の蝉には怖がって近寄らず。かごに移すとうれしそうに眺めていました。でも、かごの中で次第に元気がなくなっていく蝉さんを見て、「逃がしてあげて」と言います。優しい子です。
その後、パパがシンガポールに出張している間に、今度は鈴虫さんを買ってもらいました。オス・メス2匹ずつの計4匹。ペット屋さんで土やら餌やらも用意してもらいました。蝉は触れなかったのに、手の上にのせて遊んだりしていました。
とっても良い声で鳴いてくれていた鈴虫さんたちですが、息子の興味が薄れていくにつれて元気がなくなってきて、あまり鳴かなくなってしまいました。そしてとうとう昨日、4匹のうち1匹がお亡くなりになってしまいました。息子も寂しくて悲しくて泣いてしまいました。「またペット屋さんで1匹買って」と言いますが、死んだらまた買えばいいと思ってもらっては困るので、買い足したりはしません。あと3回泣かないといけないのですが、おもちゃではない生命というものを少し勉強できたらいいなと思っています。
この1週間でオリンパスの新レンズが2本発売されたので、買い揃えちゃいました。
まずは望遠レンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rです。光学性能的にはRなしの旧型と全く同じということですが、せっかくE-P3に付けるなら新型のデザインが良かろうと発売を待っていました。
14-42mmと同じプラスチックマウントのため大きさの割に軽いです。旧型の方はどうか知りませんが、ズームリングは少し固めで、回すとプラスチック同士がこすれる感触がして、何だか安っぽい感じです。写りの方はまあこんなものかなと。悪くはないです。58mmの保護フィルターはKenkoからはシルバー枠が出ていないので、売却済のEF-Sレンズで使っていた手持ちの黒で我慢。
試し撮りは大阪駅にて。それぞれ望遠端と広角端で撮った写真です。
そして昨日発売になったM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8です。発売前から評判が高く、どれだけの写りをしてくれるかと期待していましたが、期待通り、すばらしいレンズだと感じました。
大きさは14-42mmとほぼ同じですが、持ってみると適度にずっしりとした重みを感じます。金属マウントで、取り付けは少々固め。F1.8と明るく焦点距離も35mm換算で90mmありますので、m4/3であっても背景がしっかり心地よくボケてくれます。ピントが合った部分は非常にシャープだと感じました。ただ、E-P3のAF精度もあってピントをしっかり合わせるのは少々難しいです。でもこの写りが標準レンズと同じ値段で手に入るのは大変お得だと思います。私のE-P3には昨日からこのレンズがずっと付きっぱなしです。気に入りました。唯一残念なのは、最短撮影距離が50cmと遠いこと。もう少しだけ寄れたら最高なんですが。
これで私のm4/3システムも、標準ズーム、望遠ズーム、そして単焦点が2本揃いました。7DのAPS-Cシステムと比べて足りないのは、広角と望遠の焦点距離があと少しと、マクロレンズですね。広角は9-18mmのズームか12mm F2かですが、私の使い方からすると12mmの方が画角的に興味があります。寄れますし、評判もいいです。マクロはm4/3用となると現状パナソニック・ライカの45mm F2.8の一択です。どちらも他のm4/3レンズと比べると高いんですよねぇ。マクロに関してはオリンパスからも近々レンズが発表されるかもという噂があるので、もうちょっとだけ様子を見てみようかな。
鬼のように暑かった昨年と比べると、今年は秋の訪れも早いかもしれませんね。最高気温こそまだ30度前後ありますが、朝晩がだいぶん涼しくなってきました。これから寒くなるまでの1〜2ヶ月が1年で最も好きな季節です。
蝉の鳴き声がすっかり消え、代わりに鈴虫の声が聞こえてきます。
というわけで、過ぎ行く夏を惜しんで、夏に採った蝉(のぬけがら)の写真です。アートフィルターのファンタジックフォーカスで、夏の雰囲気を残しつつちょっとノスタルジックに。
今年も海外出張等仕事でバタバタして、夏を満喫したとは言いがたいですが、E-P3を持って行ったシンガポール出張は公私ともに充実して過ごすことができ、なかなか思い出深い夏でした。
先週1週間、シンガポールに出張で行ってきました。東南アジアはバンコクに行ったことはありますが、シンガポールは初めて。急に決まった仕事とはいえ、ちょっと楽しみにしていました。
シンガポール航空の昼の便で6時間半の快適な空の旅。エコノミーですけど。昨年のアメリカ出張で使った某航空会社とは雲泥の差でした。
ほぼ赤道直下なのでどんだけ暑いのだろうと思いましたが、日本の真夏よりも少し過ごしやすい感じ。湿度は高いですけど。屋内は冷房が効いていて快適、場所によっては効きすぎて寒いくらい。
毎日ほとんど仕事の用事が入っていて自由にできる時間は限られていましたが、せっかく来たのだから少しだけ観光もしてきました。お決まりのアレも写真に収めてきましたよ。
マリーナ地区には新しい建物がどんどん建っていて、このマーライオンが見つめる先には最近話題のあのホテル、地上191mのプールで有名なマリーナ・ベイ・サンズがあります。
マリーナ・ベイ・サンズの西側には巨大な観覧車、シンガポールフライヤーがあり、これにも乗ってみました。夜だったので、このホテルを見下ろしての夜景を撮影してみました。
シンガポールの名物料理はチキンライス(海南鶏飯)。鶏肉を茹でたスープで炊いたご飯に、その鶏肉をのせて食べます。有名な店ではなく、泊まったホテル近くのフードコートで食べたのですが、それでもとても美味しかったです。しかも激安。S$3.5でしたから、たったの200円ちょっとです。
今回のお供のカメラは買ったばかりのE-P3。上の2枚は標準ズーム、下の2枚はパンケーキレンズでの撮影です。仕事でしかも海外となると、一眼レフだとちょっと場違いだし荷物になりますが、ミラーレスはビジネスバッグに入れて持って行けます。購入したのはこの出張が決まる前でしたが、買って正解だったと思います。
最近のオリンパスのカメラで好評なのが、アートフィルター。複雑な後処理なしで簡単に独特な雰囲気の写真が撮れるのが人気で、他社も同様の機能をどんどん取り入れてきています。
私は基本RAW撮影ですし、正直なところ、特に興味はありませんでした。必要なら手間はかかっても現像やレタッチで似たような効果の写真は作れるしなぁと考えていました。
LightroomのE-P3への対応がまだなので、オリンパス純正のOlympus Viewer 2を使って現像をしていますが、その際アートフィルターを後からいろいろかけて試してみたら、これが結構おもしろい!前にも書いたようにいろいろと欠点の多いOV2ですが、この1点だけでLR3の対応後も併用して使いたいと思わせてくれます。
そんなわけで、E-P3で撮った写真をいくつかのフィルター適用例も含めて紹介します。
まずは、撮影時設定のままでRAWをOV2でストレート現像したものです。WBオート、仕上がりNatural、諧調標準、その他のパラメータも補正無し。
比較的落ち着いた発色に感じます。Lightroomだともっと派手めに出るでしょうね。標準ズームの望遠端ですが、いい感じのボケです。
つづいて、アートフィルターのクロスプロセスを適用してみました。
がらりと雰囲気が変わって、とても濃い緑になりました。この被写体には結構マッチした仕上がりではないでしょうか。
今度は、ポップアート。ついでに仕上がりをVividに、さらにアートフィルターの追加効果でソフトフォーカスも適用してみました。
ちょっとファンタジーな感じ(?)です。いじりすぎな感もありますが、これはこれで面白いかも。
最後に、10種類のアートフィルターの中で最も人気があるらしい、ドラマチックトーン。
もちろん適用する写真にも依るんですが、この写真に関しては私は前の2枚のほうが好きかな。ドラマチックトーンは劇的に絵を変えてくれますが、他の人の作例を見るとどれも似たような雰囲気の写真になっていて個性が出しにくいと感じています。このフィルターを使って作品を作るなら被写体とかで工夫しないといけませんね。
まだ試してないフィルターや効果もたくさんありますし、3枚目の作例のように仕上がり設定や追加効果と組み合わせるとさらにバリエーションが広がります。撮影後もいろいろ楽しめますね。
鴨川沿い、川床の近辺には猫さんたちがいっぱいいました。そんな中、一匹の黒猫くんの捕り物に遭遇しました。
止まっているトンボに気付かれないように抜き足差し足でゆっくりと近づいていく黒猫くん。
そして、意を決してトンボに飛びかかる!
が、あっさりと逃げられてしまいました。
お前のせいだと言わんばかりに悔しそうにカメラを睨みつけます。
ここらの猫たちは飼い猫なんでしょうか、近づいて写真を取っても逃げません。
3枚ともX100で撮った写真をトリミングしています。ピントさえ合っていれば等倍近くまでトリミングしてもそれなりに使えるX100の解像度はすばらしいです。同時に、こんな時はやっぱりズームできる方が便利。人慣れしてない猫だったらここまで近づく事すらできませんからね。
画質重視でじっくり構えてX100か、チャンスを逃さず臨機応変に使えるE-P3か、2台のお散歩カメラの使い分けに悩むところです。
昨日の写真に写っていたE-P3と共に使っているアクセサリ類について少々。
電子ビューファインダーVF-2は本体と同時購入で割引してもらいました。X100を使って分かったのですが、やっぱりファインダーを覗いて撮影すると構えが安定して手振れが抑えられます。X100と違って手振れ補正があるとはいえ、安定している方が良いに決まってます。さらに、90度上向きにも出来るので、ローアングル撮影にも便利。
保護フィルターは念のため付けておきました。まだ子供がレンズに触ってしまう危険性もありますので。いつも使っているKenkoの37mmシルバー枠です。Kenkoの保護フィルタでシルバーの色があるサイズは限られているので、40-150mmを購入した場合には黒で我慢するか、Marumiのカラーフィルターを使うかしかないですね。現行の40-150mmなら黒の方が逆に良いのですが、秋に出るタイプだと微妙なところ。
ストラップはオリンパス純正本革ストラップCSS-S109LLⅡのブラウン。本体に付属のものは斜めがけするには長さが短いので。そしてこちらの方が付属のものよりデザインもおしゃれ。斜めがけというと女子カメラっぽいですが、実際にやってみるととても便利です。
カメラケースはエレコムの GRAPH GEAR。純正の本革ケースは大きすぎるし、ジャケットだとレンズや液晶画面を保護できない。他にもケースをいろいろと見てみましたが、なかなかサイズと用途に合うものがありませんでした。諦めかけていたところで見つけたのがこのケース。マチのファスナーを閉じると 17mm パンケーキ装着時、開くと 14-42mm 標準レンズ装着時のサイズにピッタリ合います。出し入れも簡単で、斜めがけから撮影にさっと移れます。レンズキャッップを入れるポケットが付いているのもちょっとうれしいです。柔らかい素材なので、撮影中は丸めて他の鞄に放り込んでおけます。値段もとても安いですし、おすすめです。
オリンパス純正のソフトケースCS-24は、交換レンズ+小物入れとして使っています。本来はコンバーターレンズ用のケースで、フィッシュアイ・ワイド・マクロの3つのコンバーターが入るようになっています。私は交換レンズ1本(17mmまたは14-42mm)、VF-2、予備のバッテリー&SDカードを入れています。ピッタリです。中仕切りは取り外しが可能なので、40-150mmを購入した際はそれと17mmもしくはVF-2または予備バッテリーを必要に応じて入れようと思っています。
あとは交換レンズをもう少し増やしたいなと考えています。
上述の40-150mmの望遠レンズは必須です。今すぐに必要というわけでもないので、秋の新型待ち。性能は現行のものと同じらしいので、待ちきれなくなったら買っちゃうかもですが。
E-P3と同時発売の12mm F2.0にはかなり惹かれています。なんと言っても質感がすばらしい。換算24mmの画角は7D + 15-85mmやLX5で慣れているので、使えなくはないです。ちょっと広いけど。オリンパスの純正レンズには明るいレンズがあまりなくて17mmパンケーキもF2.8ですから、もう一段明るいというのも魅力。もう少し安ければなぁ。
そういう点では秋に発売予定の45mm F1.8も良さそうなんですが、ただ換算90mmはちょっと長すぎかな。値段とデザインは良いのですが。20~30mmの間の焦点距離でF1.4~2.0の間の明るさの単焦点があればいいのに。
その空白域を埋めようと思ったら、オリンパス純正ではなくパナソニックのレンズということになります。最新の25mm F1.4なんてスペック的にはまさにドンピシャ。(パンケーキと比較して)大きく重く、そしてシルバーの本体に黒レンズでも良ければ、アリですね。パナソニックのレンズで他に気になるのは20mm F1.7と45mmマクロかな。総じてパナソニックのレンズはオリンパスに比べて大きく重く、そしてデザインもイマイチなのが残念。
E-P3を購入して約2週間。斜めがけストラップやケースも調達して、快適に使っております。
そろそろE-P3で撮った写真を公開してレビューでも、と思うのですが、まだFlickrへのアップロードに至っておりません。
これまでの私の撮影後の写真公開・ブログ記事公開までのプロセスは
という流れになっており、完全にLightroomに依存しています。そして、そのLightroom (Adobe Camera Raw)がまだE-P3に対応していません。X100の時は発売2ヶ月後程度での対応でしたから、もうしばらくかかりそうです。現在の所、取り込みと現像には純正のOlympus Viewer 2を利用しています。当面の間はOV2で現像、LR3に取り込んでFlickrに公開という流れで行くしかないですかね。
現像の処理速度とかに関しては、やはりLR3の方がOV2よりも優れています。OV2は純正だけあって、カメラでできる設定をほぼ同等に後処理で再現できるのが魅力。キヤノンのDPPもそうですね。特にアートフィルタを何種類も試してみることができるのが楽しいです。X100はカメラで行えるフィルムシミュレーションを再現できる純正ソフトがないのが残念(付属のソフトは汎用のSilkypixベースでフィルムテイストはカメラのものとは違う仕上がりになります)。
LR3が対応した後もアートフィルタのためにOV2で別途現像してLR3に再取り込みすることも多いかなと思っていたのですが、OV2に致命的な欠点が・・・。現像パラメータを各画像に対して個別に保存できないのです。以前に現像をどのようなパラメータ設定で行ったか知るすべがないのは痛すぎます。現像パラメータのマイセッティングをファイルとして保存しておくことはできますが、マイセッティングにはアートフィルタの設定は保存されません。これは使いにくい。
そんなわけで、必要な時だけアートフィルタの選別と適用だけをOV2で行ってTIFFで出力、LR3に取り込んで調整という形になるかなと考えています。アートフィルタを使用しない場合はLR3だけですべての処理は済ませると(E-P3に対応後)。とにかく、なるべく早くLR3が対応してくれることを望みます。
(2011-08-07追記) さらにもう一点Olympus Viewer 2の致命的欠点が・・・。現像してTIFFで出力する際16bitで出力すると、撮影日やその他の撮影情報を含むExif情報が保持されず削除されてしまいます。これを回避するには、
(1) 多少の画質劣化を我慢してExif-TIFFで8bitで出力してLightroomで補正
(2) 16bitで出力してExifToolでExif情報をコピーしてからLightroomに取り込んで補正
(3) すべての補正をOlympus Viewer 2で済ませてExif-JPEGで出力する
のいずれか。(2)は面倒であまり現実的ではないです。画質劣化が許容範囲なら(1)、そうでなければカメラ内現像したと思って(3)という感じでしょうか。なかなか思った通りにはいかないものです。
久しぶりの京都。鴨川の河原をぶらぶらと歩いてきました。
遊び疲れてのどが渇いて、ごくごくごく。
X100で撮った写真は空の色と雲の解像感がいい感じ。
京都マルイの上にある伊之助という店で食べた、牛たん炭焼きとたんシチュー定食。
また本場・仙台に食べに行きたいなぁ。