X100Fを購入しました

店頭で触ってみて気に入りましたので、買いました。想定通りですね。以前所有していた初代X100もとても良いカメラで好きでしたので、それがさらに進化しているとなれば買わざるを得ません。

ちょうど先週末限定のプロモーションをやっていたのも背中を押してくれました。通常価格から$50引き、予備バッテリー(旧型でしたけど)・16GBのSDカード(いらないけど)・$10のフォトプリントクーポン(いらないけど)・防湿ケース(いらないけど)がついてきて、さらに純正レザーケース(これは嬉しい)もつけてくれました。バッテリーとレザーケースはもともと一緒に買うつもりでしたのでラッキーでした。X100Fは海外で買ってもちゃんと日本語に設定でき、説明書の言語と電源プラグの形状以外は世界共通です(日本製)。ちなみにソニーやパナソニックはこちらで買うと日本語にできないしビデオも60pが選べなかったりしますので要注意。

開封の儀はシンガポールの風習に従って店頭にて行われました。今回は店員に開封や設定をされてしまうのではなく、自分で中の袋を開けて(ちゃんと未開封でした)、バッテリーとメモリーカードを入れて、言語と時刻の設定をすることができたので良しとします。付けてくれたSDカードは容量も速度も足りないので、いつも使っている64GB・95MB/sのSDXCカードを別の店で買って帰りました。

X100は結構豪華でしっかりした化粧箱に入っていましたが、X100Fは紙製の箱に普通に入っているだけでちょっと残念。でもまあ現実的には箱より中身にお金を使ってくれた方がいいです。少し前にファームウェアのアップデートがあったのを知っているので、まずそれを適用してから初期設定です。

X100Fがやってきた
X100Fがやってきた

初代X100と違いケースを付けたままでもバッテリーやSDカードを取り出せるのはいいですね。USB充電時以外はケース付けっぱなしになりそうです。その他のアクセサリーもこれから揃えていかなくては。今回は液晶保護フィルムは貼りたいと思っていますので、次の日本出張の際にフィルムを買って貼ってもらいましょうかね。三角環とカバー、アクセサリーシューカバーをどうするかも考え中です(X100ではニコンのものに付け替えていました)。ソフトレリーズボタンも付けたいです。フードと保護フィルターもあったほうがいいのですが、これらを付けてしまうとレンズカバーとケースが使えないんですよね。

しばらくカメラ関係の物欲も撮影のモチベーションも下がっていましたが(そういえば今年に入ってからブログに1枚もあげてないです)、久しぶりに写真への意欲が湧いてきました。。まだ室内での試し撮りしかしていませんので、早くX100Fを持ち出して撮影したいです。

X100Fを触ってきた

先週末にX100Fの実機に触ってきました。こちらの家電量販店にはFujifilmのカメラを置いているところは少なく、カメラ専門店でも実機を展示しているところは少ないです(頼めば売り物のを開けて触らせてくれますけど)。国内に1つだけあるFujifilm Studio(直営ではなくカメラ店への委託です)なら確実ですのでそちらへ行ってきました。

触ってみて、ああやっぱりこれだ、と確信しました。予想通り、初代X100の不満点はかなり解消されている印象ですし、新機能も加わっています。ISO感度もダイヤルで操作できますし、MENU/OKボタンも押しやすくなっていました。フォーカスレバーも導入され、ボタンのカスタマイズもある程度できます。近接撮影もマクロモードへの切り替えなしにシームレスにできるのは助かります。デジタルテレコンバーターを使えば35mm相当だけでなく、50mm相当、70mm相当でも撮影できます。

一方気になった点もいくつかありました。AFは進化しているもののa7IIに比べるとちょっと迷いやすいかなと感じました。それでも初代X100ほど外すことはないだろうと思いますが。X100はどうだったか忘れましたが、シャッターボタンの半押しまでのストロークが長めで、ちょっと慣れが必要かも。あと、Qボタンは間違って押してしまうことが多そうです。

デジタルテレコンがRAWと両立しないのはSonyと同じですが、将来的にファームアップで改良されると嬉しいですね(Olympusのようにトリミング前のRAWを残してくれたらそれでいいです)。チルト液晶と手振れ補正もあれば完璧ですけど、それがないのも含めてのX100シリーズなのかなとも思うので、そこは許容します。

総じて、ほぼ期待していた通りの良い感触を得ました。

というわけで。続きます。

X100Fが欲しい

旅行用のカメラを検討していて気になったのがFujifilmのX100F。レンズ交換式の一眼ではなく、レンズ固定のコンデジに分類されるものです。センサーはAPS-C。レンズは23mm F2の単焦点でズームはできません。大きなセンサーと明るいレンズのためにコンデジとしては大きく重いです。ミラーレス一眼のボディのみとほぼ同じくらいです。通常のコンデジと比べるとズーム域と携帯性で劣りますが、画質面では圧勝です。一眼と比べると、レンズ交換はできませんがその分レンズとセンサーが最適化されており、携帯性でも勝ります。

X100F
X100F

実は私は2011年の初代X100を持っていました。画質面とデザインに関しては大満足でした。ただし操作性は悪かったです。海外赴任に際し手持ち機材の整理を行い手放しましたが、X100での撮影は非常に楽しかったです。

旅行に際しては画質のX100Fと汎用性のRX100M4を組み合わせて持って行くのもいいなと思い始めました。X100を所有していた頃も、X100とPanasonicのLX5の2台体制で旅行に行ったことがあります。ほとんどの写真はX100で撮り、ズームが必要なときはLX5を使っていました。LX5と比べるとRX100M4は望遠が弱いですがデジタルテレコンで補えるでしょう。画質は上ですし。

X100Fはシリーズ4代目ということで、初代X100と比べるとかなり進化しています。X100で感じていた不満点(当時のレビュー)はほぼ解消されているのではないでしょうか。そのあたりは実機を触って確かめてみたいところです。センサー性能は当然良くなっており、画素数も倍になりました。画質面に関してはまったく心配していません。EVFや液晶の性能も上がっています。新機能もフィルムシミュレーションも追加されています。RAW現像に使っているLightroomとの親和性も上がって使いやすくなっているようです。

お値段はそれなりにしますし、旅行に関しては手持ちの機材でやりくりできないわけでもないです。ただ、このシリーズはデザインも好きだし、実際に撮影していて楽しいし、写真も他社とは違う雰囲気でいい感じに仕上がるんです。旅行とは関係なく、純粋に欲しくなってしまいました。

旅行に持って行くカメラは?

夏に旅行に行く予定を立てたので、持って行くカメラの検討をし始めました。

画質面から言えば当然フルサイズのa7II。これに高倍率ズームのSEL24240を組み合わせれば広角から望遠までカバーできます。室内用に標準単焦点のSEL55F18Zも持って行けば撮影機材としてはほぼ完璧でしょう。ただし、問題は非常に重いこと。特にSEL24240が大きく重いんですよね。家族旅行ですし、歩く時間・距離の長い旅行になりそうだし、大きくて重い機材を持ち歩くのも年齢とともに辛くなってきていますし。フルサイズ一式を持って行くのはちょっときついかなと思い始めました。

次点としては、数年前にイタリアに行った時の組み合わせ、a6000に標準ズームSEL1670Zと単焦点SEL24F18Z。a6000はもう3年以上前の機種ですがまだ現役で使えますし、レンズの写りも申し分ないです。フルサイズ機を持っている今APS-Cのボディに投資するのはどうかと思うものの、a6500にアップグレードしたらSEL24F18Zでも手振れ補正が効くなぁ、なんて考えたり。

携帯性と機能性を重視すれば、コンデジのRX100M4のみ。この場合望遠は70mmまでですが、おそらく足りるのでしょう。でもやはり画質面ではかなり劣ります。せっかくの旅行ですから、可能な限り画質は良いものがいいなと。投資してRX100M5にアップグレードすれば、AF速度・精度の向上により歩止まりは良くなるでしょうが、画質自体はそんなに変わらないのでしょうね。

どうせ追加投資するなら、いっそ別マウントでよりコンパクトなシステムを揃えてもいいんじゃない?と考えてみました。が、センサーサイズの小さなマイクロフォーサーズでも結構な重さになります。E-M1 MarkIIに評判の高倍率ズーム12-100mm F4を組み合わせるとフルサイズ並みになってしまいます(値段も)。FujifilmのXマウントは非常に評判が良くて気になっているのですが、こちらもボディ・レンズをどう組み合わせてもa6000オプションより軽くはならなさそうです。

で、富士フイルムのカメラを眺めていてふと気づいたもうひとつのオプション。それはX100Fです。長くなるのでまた次回。

Apple Storeついに上陸

本日、シンガポール初(東南アジア初)のApple Storeがオープンしました。場所はOrchard。東京で言えば銀座、大阪で言えば心斎橋に当たる場所です(どちらにもApple Storeがありますよね)。

これまでシンガポールにApple Storeがなかったのが不思議なくらいです。オンラインショッピングはありましたが実店舗はなく、Premium Resellerや量販店で買っていました。まあ、そこらじゅうのショッピングモールに最低1店はありますから、通常の購入(カスタマイズとかしない場合)に関しては全く問題がなかったのですけどね。しかし、修理とかになると面倒で、国内に2か所しかない代理店に持ち込み(それも長い順番待ちをしないといけない)、そこから国外に修理に出されて最低1週間は手元に戻ってきません。新品交換も代替機の貸し出しもなし。これからはApple Storeに持ち込めば、予約してから行くこともできるし、修理や交換にかかる日数も少なくて済むはずと期待しています。少なくともGenius Barの人たちはResellerや量販店の人よりも詳しいでしょうから、これまでよりは適切な対応をしてもらえるんじゃないかと思います。

Apple Storeの上陸でResellerの数や品揃えがどう変化するかはチェックしておきたいと思います。巷の安く修理してくれるような業者はそのまま生き延びそうですけど。今現在特に買うものもないですしオープン当初は人も多く混雑してそうなので(周辺国からの客も含め徹夜組が結構並んでいたらしいです)、しばらくしてから空いてそうな時に様子を見に行ってこようと思います。

祝日と有給休暇

昨日の投稿で祝日について触れたので、今日もその話をもう少しだけ。

現在日本の祝日は16日ありますね。会社によっても違ってくるでしょうけど、年末年始とお盆の休みを入れると、年間の休日数は20~25日ぐらいあると思います。海外にいて日本の人たちと仕事をすると分かりますけど、これかなり多いです。日本はしょっちゅう休んでいると感じます。シンガポールの祝日は年間で11日。日本の半分ほどです。

一方で、日本人は有給休暇の取得率が低いと言われます。勤続年数によって異なりますが、年間で20日の有給休暇があるとして、50%の取得率なら祝日・休日と合わせて30日を超える日数を休んでいる計算になります。シンガポールでも年間の有給休暇は20日ほど。100%取得したとして休みの日数はやっと日本と同じかまだ少ないぐらいです。

日本人は働きすぎ、会社が有給休暇を取らせてくれないから祝日を増やして休ませている、などと言われますが、果たしてどうでしょうか。いや、もちろん会社や個人の状況によって本当に祝日すら休まずに働いていらっしゃる方はいらっしゃるでしょうし、そういった人たちにはなんとかして休ませてあげるべきだと思います。でも、祝日を増やすよりも有給休暇の取り方・取らせ方を改善するべきで、これ以上祝日を増やすべきではないと思います。

ちなみに、日本とシンガポールの休みの違いは単純に祝日の数だけではありません。まず振替休日。日本は土曜日が祝日になっても振替はありませんが、シンガポールでは企業は翌月曜日が休みになります。学校は休みになりません。育児休暇も出産直後だけでなく、一番下の子が7歳になるまでは年間6日、12歳になるまでは年間2日取ることができます。もちろん父親もです。あと、年次有給休暇とは別に有給の病気休暇があります。こうして比べると、祝日で全国民に一律休みを与える日本よりも、個人のニーズに合わせてフレキシブルに休みを活用できるシンガポールの方が今の社会には適していると思うのですが、どうでしょうか?みんなが一斉に移動するために起こる渋滞・ラッシュも緩和できますしね。

政治家さんたちにもっと頑張ってもらって改革してほしいところですが、日本の政治家からしてシンガポールに比べて休み過ぎな印象なんですよね。まず彼らの働き方から改革しないとダメなのかも。

GWなんて無かったですよ

日本の皆さんは明日で終わるゴールデンウィークを惜しんでいらっしゃるころでしょうか。当然ながら、シンガポールにそんなものはありませんでしたよ、ええ(泣)。4〜5月は今年は4/14、5/1、5/10が祝日で休みですが、それ以外はいたって普通通り。(「今年は」と書いたのは、5/1を除いて日付固定ではなく毎年変わるためです。)

しかも今週半ばから体調を崩してしまって、仕事すら片付けられない状態です。常に微熱があり時々高くなり、エアコンを止めてても寒くて震えてしまったりしてます。こんな暑い国に暮らしているのに。症状はそれだけ。鼻も喉もお腹も特に問題はありません。なんなんでしょうね。

来週は色々と忙しく、寝込んでいる暇はありません。そして次の週末からは出張も入ってます。そのため、なんとかしてこの週末で治してしまわないといけません。本当は明日は花の撮影に出かけるつもりだったのですが、大事をとっておとなしくしておくことにします。

α9雑感

先週、α9が発表されましたね。プロ向けのフルサイズミラーレス、キヤノンなら1DX2シリーズ、ニコンならD5に当たる感じですかね。

1DX2やD5に比べると日本での価格はお手頃に感じますが、果たして同等の性能を実務で発揮できるかどうかですね。まあ私はプロじゃないですし、飛びモノ・動きモノは撮らないので買う予定はないです。α9のスペックをα7シリーズと比べると個人的には高速連写以外に大きな違いと魅力を感じないので、α9の登場でα7シリーズの後継機がどのようなスペックでくるのかが気になります。

α9で改良・進化した点でα7シリーズにも採用して欲しいのは、左肩のAFモードダイヤル、スティックコントローラーによるダイレクトAF点選択、そして容量がアップした新バッテリーです。当然新バッテリーは既存のα7M2では使えないんですよね?同じ形状・大きさで容量を増やしてくれたらありがたかったんですが。

今年中に発売されるという噂のα7M3がこの新デザイン・新機能・新バッテリーを採用してくるかどうかが気になります。もしα7M3の価格がM2に比べてかなり高くなるようなら、α9の登場で安くなるかもしれない(ならないかもしれない)α7R2という選択肢もありますが、とにかく今は様子見。それよりももっとα7M2を使う機会を増やしてあげないといけません。

今度のルーターはどうかな?

約2ヶ月のごぶさたでした。まだ引越しは終わってません。諸手続き・片付け・新居の準備に大忙しです。新居の契約はすでに始まっており、しばらくは2軒借りている状態です。幸い距離が近いので、貴重品・壊れ物・精密機器は手持ちで少しずつ運んでいます。

今日は新居の方にファイバーインターネットが開通しました。ターミナルポイントとルーターもに最新のものに交換してくれました。昨年契約更新の際に交換してもらったルーターは性能がイマイチで、結局古いルーターを使い続けていました(新しいルーターの方が遅いなんて・・・)。1Gbpsの回線契約なのに500Mbpsまでしか対応してないルーターを使い続けるという勿体無いことをしていたわけですが、今回のルーターは大丈夫そうです。今のところ。まだ数時間しか使ってませんけどね。もちろん1Gbps対応ですし、転送速度も867Mbpsは出ています。

今回のルーターはデフォルトの設定ではSSIDは一つだけで、デバイスの対応状況・電波状況に応じて自動的に5GHzと2.4GHzのどちらかが割り当てられるようになっていました。ところがちょっと距離が離れただけで5GHzではなく2.4GHzでの接続になってしまうようで、通信速度が全く上がりませんでした。なので従来通り5GHzと2.4GHzで別のSSIDになるように設定を変えてもらいました。

旧居でもそうだったのですが、リビングにルーターを置くとベッドルームでは信号がとても弱くなるので、長いLANケーブルを使ってベッドルーム近くにルーターを移動させています。こうすることで私の仕事部屋では300Mbpsを超える通信速度が出ています。旧居で古いルーターを使っている時はせいぜい250Mbpsだったので、新しいルーターでちゃんと改善されているようで一安心。

更新できない日々

今年に入ってからブログの投稿頻度が落ちております。仕事もですが家のことでも色々と手のかかることがあり、ちょっと時間の余裕がない感じです。そのためブログに書くようなネタもなく、投稿が滞っている状況です。

シンガポールに来てもうすぐ4年になりますが、初めて島内での引越しを行う予定です。引越しが終わって落ち着くまではこんな感じかもしれません。引越ししようと決めた途端に家電やらなんやら色々と不具合が出て直す必要が出てきたりしています。あるあるですね。色々とやることがあってあたふたしています。

春には出張も組まれており(その準備・企画にも結構時間を取られています)、その際に東京で1日だけ時間を使うことができそうです。この機会にまたカメラかレンズを買ってきたいと思っていますが、今のような撮影頻度だと本当に必要なのか?と家族に白い目で見られそうです。

Enjoy Photo & More!