「Miscellaneous」カテゴリーアーカイブ

2017年の抱負

あけましておめでとうございます。って、すでに1週間が経ちましたね。日本は今日は成人の日で、こちらシンガポールではいたって普通の月曜日。会社の同僚の中には年末の天皇誕生日から今日までずっと休暇中という人もいますが、こちらでは3日から通常営業です。今月末は旧正月でお休みですのでそこまでちょっと頑張って、また少し休みたいと思います。

今年は昨年よりも写真を撮りに出かけられるように頑張りたいです。カメラはもう暫くα7IIでいけそうかなと思いますが、もしα7IIIが魅力的なスペック(と手の出せる価格)で登場するようなら考えちゃうかも。でもボディよりもレンズが欲しいかな。24-240mmの高倍率ズームは便利なんですけど重いので、24-70mmの標準ズームか16-35mmの広角ズームがあってもいいかと考えています(F4通しの方です。GMは高すぎるしそもそも24-240mmと重さが変わらない)。でもやっぱり機材よりもまずは撮影することが大事ですよね。

年末に買ったPS4はやっぱり楽しい。もっと早くに買ってもっとたくさんのゲームを楽しんだらよかった。他にすることもたくさんあるのでゲームばっかりしてるわけにはいきませんが、とりあえず手持ちのゲームでまだやってないのをどんどん片付けて(3DSのポケモンSMも買っただけでほとんどプレイしてない)、それから次に買うゲームを考えます。

昨年はiPhone7を買わなかったので、今年の秋に出るであろうiPhone7s(多分)は買おうと思っています。ちょうどキャリアの2年契約の更新がありますので、同時契約で安く買えますから。その前に、春にはiPad Proも新型が出るという噂なので、そちらも買おうと考えています。今使っているのはiPad Air 2のWiFiモデルで、外に持ち出すことはほとんどないので、それなら大きい画面の12inchのiPad Proがいいかなと思っています。Apple Pencilを使ってホワイトボード代わりに子供に勉強を教えたりもできそうです。

今年もいろいろ買うことになると思いますが、買うだけで満足せずにしっかり使うこと、逆に言えば頻繁に使うものだけを買うようにするのが今年の目標です。

2016年振り返り

今年は写真に関しては低調な一年でした。まず年明け早々にRX100M3を落下させてしまい、夏にRX100M4に買い換えることになってしまいました。また水中撮影もできるTG-4を買いましたが、実際に水に漬けて使ったのは数回だけでした。コンデジは2台買いましたが、一眼はボディもカメラも買いませんでした。何も買わなかったのは2010年以来です。α7IIを持ち出して撮影する回数も非常に少なくて、撮影は専らコンデジでした。周辺機器はいくつか買いましたが、これらもまだ活躍の機会がない状態です。なぜかというと、ずっと肩を痛めていまして、重い機材で撮影したり持ち歩いたりするのが辛いんです。来年はしっかり治してもっと撮影に出歩きたいと思っています。

カメラにお金をつぎ込まない代わりに、今年はゲームを色々買いました。まあ、もともと私はゲーム大好きで結婚するまでは徹夜してでもやってましたからね。PS4は最近買ったばかりですが、もっと早くに買っておけばよかったと思いました。やっぱり携帯ゲームとは全然違います。速いし操作しやすいしゲームタイトルも多いし。3DSやWiiに比べると子供向けのゲームが少ないので私がメインで使うようになっちゃうと思いますが、家族に文句を言われない程度に楽しみます。

1月に購入したiMac 5Kはやっぱり買って良かったです。画面が大きいと作業をするのも動画を見るのも効率が良いです。加えて、マウスキーボードをゲーミング用のものに交換することでさらに快適に使えるようになりました。初めて購入したノイズキャンセリングヘッドホンMDR-1000Xもフル活用しており、出先ではiPhoneにつなげて音楽やゲーム、自宅ではiMacにつなげて動画やゲームに使っています。ゲームばっかりですね。PS Vitaにも使えますが、残念ながらPS4には使えません。PS4で使うにはサードパーティ製のUSB無線アダプタを買う必要があるようで、来年ちょっと試してみようと思っています。

今年は旅行もあまり行けませんでした(日本にはちょっと長めに帰りましたが)。来年は家族でどこか旅行に行って、写真もいっぱい撮ってきたいですね。そのためには体調管理も大事です。もう若くないですし・・・。

「Death Note: Light up the NEW world」観てきました

シンガポールで日本の映画を観たシリーズ、今回は「デスノート」です。

Death Note: Light up the NEW world
Death Note: Light up the NEW world

日本での公開が10月末で、それから2週間ほどでシンガポールでも上映が始まりました。かなり早いです。前の映画版3作品もテレビで以前見て面白かったので公開を楽しみにしていました。今回の新作上映に合わせて原作のコミックも全巻読み、Huluで前作をもう一度観て、さらに前作と今作をつなぐHulu限定の特別版3作も観て、もう予習バッチリでした。公開2日目に早速観に行きました。

そんな風に期待して臨んだ今作ですが、期待が大きかった分ちょっと物足りなかったというのが正直なところです。Huluの特別版の方が面白かったかもしれません。

少々ネタバレかもしれませんが感想をちょっとだけ書きますね。特に後半の展開がイマイチだと感じました。展開が速すぎるというか唐突というか、とにかく説明と描写が足りません。特に真の新キラに関してさらっと流しすぎです。前作と同じトリックを使うのもどうかと思います。

前作を見てなくて今作で初めてデスノートを見るんだったらまた違った感想だったかもしれませんが、何しろ前作や特別版が良かっただけに、ファンほどがっかりしているみたいですね。

実際シンガポールの人たちも前作のファン(というか藤原竜也のファン)が多く、私が観た回は満員で、前回観た「シン・ゴジラ」よりも明らかに多くの客が入っていました。でも口コミでの評価は日本と同じで芳しくありません。

ちなみに日本で大人気だった「君の名は。」もこちらでも上映されていて、こちらはシンガポールの人にも大好評です。妻が観に行ったのですがどうも彼女には不評だったようです。多分私の好みにも合わないだろうと思うので観に行ってません。

今週からはポケモンの映画をやっています。今夏に日本で公開されたやつです。一時帰国の時に子供と一緒に観に行ったので、これはパスかな。また次にいい映画がやってくるのを楽しみに待ちます。

VPSからCloudへ

今月からブログのホスト先を、VPSからクラウドサービスに移転しました。

VPSは4年前から借りていたのですが、その主な理由は自分でVPNのサーバーを持ちたかったためです。その時すでに海外赴任のことは決まっていましたので、幾つかのサービスを海外からも引き続き使うためには日本国内にVPNが必要でした。なにしろ初めてのVPSで色々苦戦しましたが、ネットで色々と情報を集めてなんとかVPNサーバーを立ち上げることに成功しました。

ところが数ヶ月前、iPhoneをiOS 10にアップデートすると共に使えなくなりました。原因は、PPTPというプロトコルのサポートが打ち切られたため。Macの方はまだアップデートしていませんが、SierraからはMacでも使えなくなっているようです。非常に困りました。

違うプロトコルのVPNを立ち上げようとも思いましたが、どうやら非常に面倒な感じ。ネットで得られる情報はどれも難解で、もう私の頭にはいっぱいいっぱい。勉強にかけている時間もないのでギブアップし、有料のVPNサービスを使うことにしました。共用になる分スピードは遅くなる時間帯もありますが、iOS 10でも問題なく使えるようになりました。

そうなると、ブログのためだけにVPSを借りるのは勿体無い。VPNのために追加で費用もかかりますし、定期的にVPSのアップデートやセキュリティの事を考えたりするのも重荷です。もうVPSじゃなくても普通のブログサービスでいいじゃないかと。移転先を色々探している時にたまたま見つけたのがWordPressに特化したクラウドサービス。速度も速そうだし値段も安い。

引越しは案外簡単で、やることはFTPでテーマ・プラグイン・アップロード済み写真を移動して、phpmyadminでWordPress関係のテーブルをエクスポート・インポートし、そして独自ドメインのDNS設定をアップデートして新WordPressの方を指定してやれば完成です。これらの作業がすべて終わるまで(ドメインの設定が反映されるまで)は新WordPressの方には一切アクセスしないことと、データベースの整合性をなるべく保つためにテーブルのエクスポート・インポートを素早くやるのがポイントでしょうか。

クラウド型のWordPressサービスの場合、wp-contents以外のフォルダにはアクセスできないことが多く、例えばwp-configを利用したカスタマイズは同等の機能を提供しているプラグインに置き換える必要がありました。また一部のプラグインは使用が禁止されているため削除しました。多少の制限はあるものの、この移転により表示速度が速くなった気がしますし、メンテナンスコストも金銭的コストも下げることができ、私的には大正解でした。

「SHIN GODZILLA」観てきました

溜まった仕事やらの片付けがたくさんあって、一時帰国中の写真の整理にまで手が回りません・・・。

そんな中、今日は映画「シン・ゴジラ」を観てきました。ええ、シンガポールで、です。

SHIN GODZILLA

シンガポールでも日本の映画が上映されることは珍しくありません。が、まだ日本で公開されて間もない映画がこんなに早く来るのは珍しいです。帰国中に日本で上映されていましたが観る時間がなく、すぐにシンガポールにもやってくるのが分かっていましたので楽しみにしていました。

日本での評判が非常に良いというのは聞いていましたが、確かにとても面白かったです。ネタバレは避けますが、昭和のゴジラの音楽が使われていたり、庵野・樋口コンビが監督ということでエヴァンゲリオンネタも随所に見られました(音楽、字幕、その他もろもろ)。もちろんストーリーも良かったです。昔の特撮怪獣ものではなく、子供よりも大人が楽しめる映画ですね。ただし、どうやら地元の人たちの間での評判はイマイチのようです。セリフが多く字幕をたくさん読まないといけないことと、日本ならではの慣習が理解できないのが原因みたいです。

こちらで日本の映画が上映される際は、音声は日本語のままです。それに中国語と英語の二ヶ国語で字幕が入ります。日本での上映の際に挿入されていた日本語の字幕は削除され、それも中国語と英語の字幕に差し替えられます。なので外国語のセリフと状況説明の字幕は英語で読まないといけなくなります。それでも大部分を占める日本語でのセリフを母国語で聞き取ることができるのは大変助かります。ハリウッド映画を日本語字幕なしで見る(その場合は英語字幕もなく中国語字幕のみなので、英語を聞き取らないといけない)のは辛いですからね。

映画の料金は平日昼間だと日本円にして600円ほど。休日だとちょっと高くなりますがそれでも1,000円程度です。日本で観るよりずっとお安いです。困ることは、上映期間が明示されないこと。上映開始日はもちろん分かるのですが、いつまで上映されているのかが分からないのです。多くの場合日本より短めで、翌週に観にいこうと思っているとすでに終わっていることも多いです。ですから観たい映画があったらすぐに観に行かなくてはなりません。「SHIN GODZILLA」は先に述べたように地元の人へのウケはそんなに良くないようですから、1週間ぐらいで終わっちゃうかもしれません。

さて、次はいつ・どの日本映画が来るでしょうか。

ソニー詣で

東京に来ています。今回は滞在期間も短く実質1日しか歩き回る時間も無いので、どこに行こうかと考えた結果、上野公園の散策(詳細と写真はまた帰国後に)と銀座のソニーストア訪問に決めました。

銀座のソニービルは建て替えのため、今年度いっぱいで閉鎖。その後2年間で解体、さらに2年間はイベントスペース(空き地)として開放、そこから新ビルの建設を行い2022年に完成という流れのようです。ソニーストア・ショールームも来月いっぱいで営業終了、9月末から別の場所で営業再開だそうです。昨年の帰国時に気に入ってまた行きたいと思っていたのですが、現在の場所のソニーストアを訪れるのはこれが最後。

ちなみに、大阪のハービスエントにもソニーストアがありよく訪れていたのですが、銀座のものとは規模がぜんぜん違います。シンガポールのソニーストアなんて言うに及ばず。銀座のソニーストアを知ってしまうと他のものは家電量販店のソニーコーナーとたいして変わらなく思えてしまいます。

今は特に購入を検討している製品も無く(RX100M4はすでに買っちゃいましたから)、ただ展示してある製品を見て回るだけでした。でもこういうウィンドーショッピングが楽しいんですよね。

ちょうどお昼ごろに訪れたので、昼食もソニービルの中で。6Fにある「あるでん亭」でカルボナーラをいただきました。店名のとおりのアルデンテで美味しくいただきました。

新しいルーターの方が遅いなんて・・・

当地では光ファイバーのインターネット回線を契約して使っています。2年前に契約した時には最高速度だった500Mbpsです。契約期間が2年でしたので、もうすぐ期限切れ。現在はこれまでより安い金額で1Gbpsのプランが提供されているので、そちらの方に再契約しました。

ワイヤレスルーターはキャリアーの方からレンタルしているのですが、新しいプランではルーターも新しいものにする必要がある(正確には、新プランのスピードを出すには今のルーターではダメ)ということでしたので、新しいルーターを受け取ってきました。そう、こちらでは持ってきてくれないんです。最初は設置工事があるので持ってきてくれましたが、その後ルーターに不具合があって交換する必要があった時も持っていく必要がありました。今回、古いルーターを返す必要はないようで(2年の契約を満了すればそのままもらえるらしい)、仕事帰りに新しいのをピックアップしてきました。

で、早速繋いでみたのですが、スピードが出ません・・・。共に802.11acのデュアルバンド対応で、古いものが多分トータル1300Mbps、新しいものがトータル2400Mbps。5GHzの信号なら古いものが最高867Mbpsの所、新しいものは1300Mbpsは出るはずです。しかし、iMacの転送レートを見てみると、以前のルーターでは最高値の867Mbps出ていたのに、新しいルーターにすると200Mbps程度、最高でも450Mbps前後しか出ません。Speedtestのサイトで回線速度を調べてみると新しいルーターの方が速い(約250Mbps vs. 100~150Mbps)のですが、体感速度は明らかに落ちています。おそらくルーターの有線部分は性能が上がっているのものの無線部分に何か問題があるものと思われます。

できる範囲で設定を変えてみたりしましたが、特に変化なし。速度低下はWindows PCで特に顕著でした。私のiMacはまだ使用に耐えられる範囲だったのでもう少し様子を見ようと思い1週間程度そのまま使ってみましたが、ついにiMacですら動画のストリーミングが止まってしまうことが分かったので我慢の限界。先に書いたように、幸い以前のルーターは手元に残っていますので、そちらに戻しました。契約している最高速度はでないかもしれませんが、使い物にならない速度になるよりはマシです。月々の支払いも以前よりは安くなってますし。ただこのままにしておくのは気持ち悪いので、頃合いを見てサポートに連絡してルーターを交換してもらおうとは思います。英語で症状を伝えたり交渉したりするのも面倒ですし、交換となればまたルーターをこちらから持っていかなければならないのでなかなか重い腰が上がりませんが。

新年快乐 恭喜发财

今日は旧暦の元旦です。シンガポールでも暦の正月よりも旧正月の方を祝います。今日・明日は祝日でお休み。スーパーやレストランも休みのところが多いです。

タイトルのは中国語での新年の挨拶。町中にこれらの言葉が溢れています。今日は朝から太鼓の音が聞こえてきます。ライオンダンスと呼ばれるものが街や建物の中で踊られているためです。日本の獅子舞に似ていますが、もっと派手でアクロバティックで、そしてうるさいです。YouTubeで検索すると色々出てくると思うので興味があれば見てみてください。

一昨年は縁起の良い午年ということで、昨年は建国50周年ということで、大変盛り上がっていましたが、今年はそういった特別な意味がないためか、比較的おとなしい感じがします。

まあ、私達はもう1ヶ月前に正月は祝ってしまいましたし、今回は普通に4連休として過ごしています。

W杯予選 in シンガポール

11/12の木曜日、サッカー日本代表のW杯予選の対シンガポール戦が当地で行われました。日本代表の試合が、それも練習試合ではなく真剣勝負がシンガポールで見られる機会は滅多にありませんから、発売と同時にチケットをゲットしました。日本にいた時でさえ代表の試合を生で見る機会はありませんでしたから(関西だと試合が行われる頻度も少なくチケットを手に入れるのも難しいですからね)、とても楽しみにしておりました。

席はアウェイ(日本)側。当然周りは日本人だらけ。この国に来てから、これだけ多くの日本人をまとめて見ることは初めてです。私たちのような在住の人ももちろん多く来ていましたが、日本からのツアーで来た人もかなり多かったようです。

実はホームのシンガポール側の席の方が値段が安く設定されており、そちらに席を取った日本人の知り合いの方も多かったです。実際ホーム側にも青いユニフォームの人がたくさん。さすがに日本のホームのような雰囲気、というわけにはいきませんが、完全アウェイというわけでもないかなという感じです。

さて、試合の方は3-0で日本の勝利でしたが、もっと点が取れていてもおかしくなかったです。もちろんキーパーの好セーブもありましたが、そもそももっと早い段階でもっとシュートを打っても良かったんじゃないでしょうかね。昔から日本の選手はミドルシュートの精度が低すぎます。ゴール前で落ち着いて確実に決めるのが大事なのはもちろんですが、そのゴール前でDFやキーパーのプレッシャーをあまり受けないで済むようにお膳立てするのも大事だと思うんです。そのために、ミドルシュートもあるんだ、打てば決まるんだというのを見せておかないとダメだと思うんですよね。

この試合では柏木の良いパスさばきが目立っていましたね。あまりプレッシャーを受けていなかったからというのもあるでしょうけれど、この調子でもっと精度を上げていって強豪相手であっても同じようなプレーができるようになってほしいと思います。吉田は相変わらずミスが多く、ひやっとする場面が何回かありました。宇佐美のゴールを横取りするよりも、本職のディフェンスをもっとしっかりやってほしいです。

そして最悪だったのが酒井宏樹。相変わらずクロスの精度が悪すぎます。なんで歴代の代表監督は彼を招集して使い続けるんでしょう。タチが悪いことに、ポジショニングはいいんですよね。だからと言ってパスを出すと、とんでもないボールを上げやがるんです。途中からは彼にパスを出せば大きなチャンスになる場面でも誰もパスを出さなくなったように見えました。

あと、もっと背の高い選手が出てきてほしいと思いました。確かに吉田も森重もジャンプ力があって競り合いでは勝っていましたが、ジャンプしない状態では決して高くないシンガポールとそんなに差はなかったです。いるだけで相手にプレッシャーをあたえられる大きな選手が欲しいですね。

シンガポールのナショナルスタジアムでサッカーを観戦するのはこれが2度目でした。いいスタジアムなんですが、客席の傾斜がちょっとゆるすぎですかね。イタリアで行ったサンシーロとかは結構傾斜がきつくて、席にたどり着くのはちょっとしんどいですが、試合は見やすかったです。あと、新設のスタジアムのくせに席の間隔は狭く、ドリンクホルダーもありません。日本の野球場のように落ち着いてのんびり観戦するようにはできてないのかな。

ヘイズに苦しむ

シンガポールは現在ヘイズに悩まされています。

ヘイズとは、隣のインドネシア・スマトラ島などの山焼きによる煙が飛来することで空気が汚染されることです。焦げくさい臭い、白い煙による視界不良、そして何より健康被害が懸念されます。ヘイズのひどさはPSIという指標で表され、100以下なら問題なし、100を超えるとUnhealthy、200を超えるとVery Unhealthy、300を超えるとHazardousとなります。先週は300を超え、金曜日はすべての小中学校が休校になりました。

2年前にもヘイズがひどい時期があり、その時はPSIが400を超えましたが、2週間ほどで通常のレベルに下がりました。今回はピークのPSIは2年前より低いものの、8月末から始まって未だにおさまっておらず、2ヶ月以上にわたって苦しめられています。頻繁にPSIが200を超え、100以下に下がっても翌日にはまた200まで上がります。トータルでは2年前よりも今回の方が健康や経済への影響は遥かに大きいと思われます。

私もヘイズのおかげで体調がすぐれない日が続いています。花粉症に似た症状が出る人が多く、私の場合は喉の痛み・鼻水・目のかゆみ・頭痛といった症状に加え、呼吸が細くなってすごく息苦しさを感じています。おかげで仕事もはかどらず(!)、もちろん屋外に写真を撮りに出ることもできず。

中国のように国内に原因があるのでしたら、シンガポール政府もすぐに有効な対策をとれるのでしょうが、なにぶん原因が他国にあるため思うように対処できないのが歯がゆいところです。本格的に雨季に入る11月まで続くと言われていますが、さすがにうんざりです。早く治ってくれと祈る毎日です。