植物園 (1)

ようやく重い腰を上げて、昨年からの写真の整理を済ませました。というわけで、古い写真になりますが、蔵出しをしていきたいと思います。今回からCapture One Proによる出力です。といってもほとんどJPEG撮って出しです。

まずは昨年ボタニックガーデンに撮影に行ってきたときの写真です。マリーナ地域にあるガーデンズバイザベイではなく、シンガポールのほぼ中心にある植物園で、現時点でシンガポール唯一の世界遺産に登録されている場所です。

休日
休日
話は尽きません
話は尽きません

ここでのんびりとくつろいでいる人はとても多いです。広々としていますし、南国らしい植物に囲まれてとても雰囲気の良い場所です。

覗き見
覗き見

園内ではなぜか鶏をよく見かけます。近づくと(当然)逃げるので、望遠レンズで草の間から。

見ざる聞かざる
見ざる聞かざる

なぜか言わざるはいません・・・。

あづまや
あづまや

この日は標準レンズなし、あえて望遠レンズと2本の単焦点(35mmF2と56mmF1.3)のみで回りました。やはりXF56mmF1.2はボケ方が綺麗ですね。

プリンター買換え in シンガポール

シンガポールに来てからもずっとCanonのプリンター複合機を使っています。日本のモデルとブランド名と型番、プラグの形状が違うだけであとは同じ仕様です。マニュアルに日本語はありませんが、本体メニューは日本語での表示も可能です。日本ではPIXUSなのがこちらではPIXMA。ここ数年のモデルですと、型番が日本だと下2桁が30なのがこちらでは70になっています。

こちらに来てすぐの2013年に買ったのがPIXMA MG5470(PIXUS MG5430と同等)です。6年ほど使ってきましたが、ついに故障してしまいました。電源は入るのですがB200というエラーコードがでて何の操作も出来ず、トラブルシューティングを見ても修理に出せとしか書いてません。ネットで調べてみると結構有名な(?)現象らしいのですが、紹介されている対処法を試してみるも全く直らないので諦めました。古い機種ですし修理にお金を使うくらいなら最新の機種に買い換えることにしました。

新たに購入したのはPIXMA TS8270(PIXUS TS8230)。他社も含めて検討しましたが、使い慣れていることもありやっぱりCanon。印刷性能のスペック的には前の機種とそんなに変わらないのですが、体感的には印刷速度が速くなったように感じます。プリンター部分よりもWiFi通信の部分が改善されたからかもしれません。全体にコンパクトになったのも良いです。完全にタッチパネル操作になりましたが、全体的な使い勝手はさほど変わらない印象です。

概ね満足していますが、イマイチな点もあります。せっかく四角くコンパクトに収まったデザインなのに、給紙トレイにA4の紙をセットすると本体からはみ出してしまい美しくないです。また、排紙トレイと操作パネルは印刷時に閉じていると自動で開いてくれますが、印刷後に自動で収納してはくれません。出っ放し・開きっぱなしです。印刷後の書類が排紙トレイに残っている可能性を考えて自動では収納しないような設計になっているようなのですが、パネルとトレイを収納してくれるボタンとかあればいいのにと思います。

Adobeとお別れ

2月にLightroomからCapture One Proへ移行した後も、Adobe CCのフォトプランのサブスクリプションは一応継続していましたが、今月ついに解約しました。

折しも、Adobe CCで事前告知も事後報告もなしに直近2バージョンしか使えなくなるという変更が行われ炎上しています。CS6移行の全てのバージョンを使うことができることを売りにしていましたし、スタンドアローン版が無くなってしまった今は特定のバージョンを使用するために仕方なく月額制で契約していた人もいると思います。ネットの情報通りに第三者が保有するライセンスの問題で過去のバージョンを使えなくしたのなら、なおさら事前告知が必要だったはずで、事後報告すらしないというのは意味が分かりません。私のように基本最新バージョンを使っていて大きな影響はないユーザーでも、さすがにこれはひどいと思います。以前から、Lightroomが完全クラウド化してしまうのではないか・料金の大幅な増額があるのではないか、という不安がありましたが、今回の事件で完全に信頼することができなくなりました。

写真に関しては、アマチュアならAdobe以外の選択肢でもなんとか運用できると思いますが、プロや他の分野だとそう簡単ではないのでしょうね。クリエイティブ系でAdobeはデファクトスタンダード、寡占状態になってますから。私のようなもの1人が、しかも一番安いフォトプランを解約したところでAdobeには痛くも痒くもないでしょう。その割には解約ボタンを押すと次から次へと引き留めようとしてくるのにはちょっと笑いましたが。

平成最後の日

平成も今日で終わり、明日から令和。まさか代替わりの時に海外で暮らしているとは、30年前どころか10年前にも予想していませんでした。こちらでは当然ゴールデンウィークの10連休などもなく、今日は普通に仕事してます(明日は祝日ですが)。連休を利用してシンガポールにいらっしゃる日本人のみなさんは、マーライオンが来週まで閉鎖されていることにご注意ください。

天皇の退位と即位、元号の変更、そして異例の大型連休など、日本の出来事はこちらでも新聞やニュースで取り上げられているようです。とはいえ私の情報源は日本のテレビ番組やウェブサイトなわけですが、この機会に元号や天皇制に関しての情報を見聞きしたり自分で調べたりしています。実生活に置いては元号よりも西暦を使ったほうが明らかに便利なのは確かですが、それとは別に日本の文化として元号や天皇制は維持していって欲しいと個人的には思います。このブログであまり個人の信念や政治や宗教に関わることは書きたくないのでこれ以上は触れませんが。

元号が変わったからといって何も変わらないのですが(特に海外では)、最近色々と緩んでいるので、なんとなく気分一新してがんばろうかな。

Amazonのアフィリエイトリンクが死亡

この投稿日は4/1ですが、エイプリルフールネタではありません。いたって真面目な話です。

このブログで商品などを紹介する際にはAmazonへのリンクと画像を使用しています。アフィリエイトでガッツリ儲けようという意図はなく、デザイン的にもいいし投稿も楽なので、AmazonJSというWordPressのプラグインを使用してリンクと画像を挿入しています。先月はちょっと用事があってブログ記事は1回しか投稿できませんでしたが、その時には何の問題も無くAmazonへのリンクが表示されていました。ところが昨日久しぶりに投稿でもしようかと自分のブログを見てみると、投稿中のAmazonアフィリエイトリンクが全く表示されないではありませんか。以前同様な現象が起きた時はProduct Advertising API(PA-API)の認証キーを再生成することで解決したので、今回も同じ方法を試してみましたがダメでした。

調べてみると、WordPressやAmazonJS側の問題ではなく、私のPA-APIが無効になっている可能性が高いようです。今年に入ってPA-APIの利用ポリシーに改定があり、1ヶ月以上アフィリエイトの売り上げが無い場合にPA-APIの利用ができなくなるとのことです。売り上げレポートを見てみると、2月には売り上げがありましたが、3月に入ってからは確かに売り上げがありません。うーん。

PA-APIを使わずにAmazonの商品ページから生成するリンクに置き換えてもいいのですが、数が多いのでちょっとやる気がおきません。アフィリエイトの売上実績があればPA-APIを再び利用できるようになるみたいですので、見た目は悪いですが、しばらくこのままで放置して様子を見たいと思います。左のカメラ・レンズのAmazonへのリンクは生きているので、そちらが利用されることを祈るのみです。いつまでも復活しないようなら、コツコツとリンクを書き換えましょうかね・・・。

私のような弱小ブログのオーナーにはこの30日ルールは厳しすぎます。今までも1ヶ月売り上げが無いことなんてしょっちゅうあります。せめて90日ぐらいにしてもらえないですかね。

Fit Boxing

ここ数年で体重が増えてきています。自己最高記録に迫る勢い。なんとかしないといけません。しかし走るのは嫌いだし、ジムも長続きしそうにありません。また、炭水化物抜きなどの極端な食事制限はしたくありません(もちろん節制はしますけど)。やはり自分に合ったやり方・長続きするやり方でないと効果は無いと思っています。

そこで、評判のNintendo Switch用ソフト、Fit Boxingを試してみることにしました。大好きなゲームで毎日ノルマをこなしていく形なら長続きするだろうと考えました。

日常生活で腕の筋肉を使うことがほとんど無いので、初日からすぐに筋肉痛になりました。最初はおすすめの35分のメニューをやったのですが、腕が上がらなくて顔を洗うのもつらい状態になってしまったので、次の日から15分の短いメニューに変更。まずは少しずつ体を慣らしていこうと。腕の筋肉痛は数日で治りましたが、膝の屈伸を使う動きが入ってくると今度は腿が筋肉痛になり、さらに腰をひねる動作が入って腰痛も・・・。まさに日頃の運動不足のツケが出ました。

ソフトに関しては不満な点がいくつかあり、特にコントローラーの反応が悪いのは気になります。パンチを出しても反応せずにMissになってしまうことも多く、かと思えばリズムを取っているだけでパンチを出していないのに反応してしまうこともあります。私が想定されている動きをしていないという可能性もありますが。そのためスコアはあまり高くありません。でもリズムゲームとしてスコアを競うより、きちんと体を動かすことの方が私には重要なので、あまり気にし過ぎないようにしています。

現時点で始めてから約1ヶ月続いています。どこにも出かけず(着替えず)家でさっとできるのが長続きの要因でしょう。平日は夜しかできないので、15分ぐらいのメニューが結果的にちょうどいい感じです。正直、まだ体重に顕著な減少は見られませんが、コツコツ気長に続けてみようと思います。

Capture One Pro購入完了

約1ヶ月の試用を経て、Capture One Pro 12を正式に購入することにしました。Capture One ProにはFujifilm専用とSony専用もありますが、両方のメーカーのカメラを持っているのに加え時々Olympusも使っているので、メーカー限定でない通常版を購入です。

金額的には、永久ライセンス+アップグレード(ほぼ毎年)の方が長期的には安くなりますが、今年になってからアンバサダー経由の割引クーポンが無くなってしまった影響もあり、5年以上使ってやっと買い切りの方が安くなる試算になります。将来的にまたLightroomに戻ってくる可能性もありますし、Adobe同様にサブスクリプションのみになってしまう可能性もありますし、5年先のことは分からないので、 とりあえずサブスクリプション(年一括支払い)にしておきました。

現在のAdobe CCのフォトプランよりも高くなってしまいましたが、いいんです、払う価値があると感じたのですから。Adobeのサブスクリプションはもうしばらくは続けますが、Capture One一本でいける自信がついたらサスペンドするつもりです。

試用期間はほとんど写真の管理方法の研究に費やしてしまったので、現像に関してはまだまだ十分に試せていません。Lightroomで出来ていたのにCapture Oneでは出来ないことが色々ありますが、それをカバーするための私なりのやり方を試行錯誤していました。なんとなくまとまってきたので、これからは時間をかけて現像操作を勉強・練習していきます。

LightroomからCapture One Proへ

ブログを遡って見てみると、最初にLightroomを購入したのがちょうど9年前で、まだバージョンが2の頃でした。そこからバージョンアップの度に新機能の追加や性能の向上があり、大変使いやすく優秀なソフトへと成長してきました。私も気に入って使ってきました。しかし、とある事情により9年ぶりに現像ソフトの再検討を始めることとなりました。

Lightroomで動画の再生ができなくなってしまったのです。最近の動画のほとんどは問題なく再生できるのですが、昔の動画がサムネイルすら表示されず、再生もできません。Lightroomを再インストールしてカタログを新規で作り直しても、読み込むことができなくなっています。MacのFinderでは全く問題なく表示・再生されます。

動画を撮ることは滅多にないのですが、たまに過去の動画を再生してみることはあります。そんな時にサムネイルすら表示されないのでは全く使い物になりません。いつからこの現象が起こったのか分かりませんが、直接の原因はLightroomではなく、MacOSのアップグレードが関係している可能性はあります。Mojaveから写真や動画の扱いに関して変更になった点が多々ありますので。

もちろんLightroomは写真の管理と現像に特化し、別のソフトで動画の管理を行うというてもあります。しかし以前書いたように(Lightroomの将来は?)、これからのLightroomとAdobeの方向性が私の環境と合わなくなってしまうのではという不安があり、あえてLightroomとは別のソフトを試してみることにしました。

といっても、ほぼCapture One Pro決めうちです。現像処理に定評があり、しっかりした管理機能もあるものと言えばCapture One Pro以外に思いつきませんでした。

Capture One Pro 12
Capture One Pro 12

Fujifilmのフィルムシミュレーションが公式に対応しているのはLightroomとCapture One Pro 12だけです。いくつかの比較記事を見る限り、Capture OneのほうがLightroomよりもフィルムシミュレーションの再現度は高いと感じました。またレイヤーとマスクを使った現像作業は非常に高機能で使いやすそう。

Lightroomでは再生できなくなってしまった動画もCapture One Proなら読み込めることが確認できました。一部Capture One Pro内では音声だけしか再生されず、映像を見るにはコンテキストメニューから「Finderと一緒に再生」を選択してQuick Timeで再生する必要があるファイルもあります。それでもサムネイルは表示されるので動画を一覧して再生する動画を選ぶという使い方は可能です。

一方で、管理機能に関してはLightroomにはまだまだ及ばない印象。でも運用である程度はカバーできそうです。使い方に関して日本語での情報は少なく、英語のチュートリアル動画が最も詳しく役に立つリソースです。頻繁にWebinarが配信されているのも好印象です。

動画管理の問題がきっかけで試し始めたCapture One Proですが、その現像機能の素晴らしさなどからすっかりファンになってしまいました。購入して移行する可能性は高いと思われます。現在は試用期間を利用してCapture One Proでどのように画像を管理していくのが良いか試しているところです。その後に現像作業を少しずつ覚えていくことになります。昨年からの写真が未公開のまま溜まっていますが、選定・公開はもう少し先ということで。

New iPad Pro

昨年秋に発売されたiPad Pro、自分へのクリスマスプレゼントとして、昨年末に買いました。12.9インチ・WiFiモデル・64GB・Space Grayです。これまで使っていたiPad Proもまだ買ってから1年半ほどしか経っていませんでしたが、新型の魅力に負けてしまいました。新しくなったApple PencilとSmart Folioも同時購入。

画面サイズそのままで本体が小さくなった12.9インチか、本体サイズそのままで画面が大きくなった11インチか。私は前者を選びました。すでに12.9インチに慣れてしまっているので、画面を小さくしたくなかったので。容量はこれまでと同じ64GBで据え置き。これまでこの容量で足りなくて困ったことはありません。1TBモデルだけRAMの搭載量が多いそうですが、わずかのパフォーマンスアップのために倍近い金額は出せないです。

約1ヶ月毎日使っていますが、とても良いです。

まずアクセサリについてですが、マグネットで本体にくっついて充電できるようになったApple Pencilは予想通り便利です。これまでは使おうと思った時に電池がないということが多かったですが、これからは常にiPadに付けておけば電池切れの心配もほぼないですし、すぐそこにあるので使用頻度も増えると思います。

旧型でSmart Keyboardを使っていたので今回もSmart Keyboard Folioを買おうと思っていたのですが、こちらのApple Storeでは在庫切れで入荷までに1ヶ月以上かかるようだったので諦めてSmart Folioにしました。そもそも家の中でしか使わないので、長い文章を打つような作業はMacのほうでやってしまっていましたから、そんなに困ることもありません。Smart Folioは背面もカバーしてくれるので別途ケースを付ける必要もなく、結果的にかなりの軽量化となりました。おかげでゲームにもiPadを使うようになりました(これまでは手持ちでゲームをするには重すぎた)。

本体については、多少小さく軽くなったこととパフォーマンスの向上はもちろんありがたいです。それに加えて、音も良くなったように思います。毎日ゲームや動画試聴に使っていますが、画面の大きさと音の良さで、かなり快適です。

反対に、ホームボタンがなくなってFace IDになったのには未だ不便さを感じます。アンロックの際に必ずスワイプの動作が必要になりますし、Smart Folioを開いた状態からだと電源ボタンとスワイプの位置が離れているため手の移動距離が大きいです。そもそも部屋が暗いと顔を認識してくれず、パスコードの入力が必要になります。旧型だとホームボタンを押す動作だけで指紋認証も完了してすぐにアンロックできましたし、顔がよそ見していようが暗い部屋だろうが問題ありませんでしたので、ちょっと手間が増えました。ロックがかかるまでの時間を今までより少し長めにしておいたほうがいいかもしれません。

端子の形状がLighteningからUSB-Cに変わったのは、長期的には正しい方向なのでしょうが、短期的には面倒ですね。付属のケーブルは両端がUSB-Cのため、USB-C端子を持たないMac/PCのユーザーはそのままではコンピューターに接続することができません。Appleからは別売りケーブルも変換アダプタも用意されておらず、USB-A端子と接続するには市販のケーブルを買うしかありません。iPhoneとのACアダプタ&ケーブルの共有ももちろん出来なくなりました。もはやMacやPCとつないでバックアップ・同期をするといった使い方はAppleは想定しておらず、iCloudを利用しろということなのでしょうか。それとも新しいコンピューターに買い換えろと?

まあ、少々の不便さありますが、それを補って余りある快適さを得ることができたので、新しいiPad Proには総じて満足しています。ちなみに旧型iPad Proは妻のところに行き、電子楽譜として使われています。

Charging Cradle

先日の記事で書き忘れたことを1つ。Bose SoundLink Revolve/Revolve+を購入される場合は、ぜひCharging Cradleも購入されることをお勧めします。

最初は本体しか買ってなくて、持ち運ぶたびにmicro-USBケーブルを抜き差ししておりました。ところが、使い始めてわずか1週間ほどでmicro-USBの部分が大きく折れ曲がってしまっていました。付属のケーブルが脆いことに加えて妻の抜き差しが雑だったことが原因です。ケーブルを交換したところでまた同じことが起きる可能性が高いので、Cradleの購入に踏み切りました。

不慮の事態による購入ではありましたが、結果的には買ってよかったです。ケーブルの抜き差しをせずに持ち上げるだけで移動できるのはとっても楽です。本体にハンドルのついているRevolve+ですからより気軽にひょいっと持ち運べます。これにより利便性が大きく上がりました。

不満点をあげるならば、スピーカーを置く向きが固定されていること。せっかくの360度スピーカーなので、どの向きでも置けると良かったですね。あとCradleにはケーブルとACアダプタは付属していないので本体に付属のものを使うことになります。なので、結局汎用のケーブルに交換する必要はありました。せっかくのBoseロゴ入りのケーブルだったのですが、壊れてしまい残念です。・・・やっぱりRevolve+もう1台あってもいいかも。

Enjoy Photo & More!