Lightroom 3にアップグレード

現在RAW現像にはAdobeのLightroomを使っていますが、先日最新バージョンのLightroom 3が発売になり、早速アップグレードインストールしました。

Lightroom 3起動中
Lightroom 3起動中

インストールするとLR2は残したままでLR3が追加されます。LR3を最初に起動したときに、LR2のカタログファイルを変換するかどうか尋ねられ、LR2のカタログを残したままLR3用のカタログファイルを新規に作成することができます。現像プリセット等の設定もそのまま引き継がれますので、後はLR2をアンインストールしてLR2のカタログを削除すればすればアップグレード完了です。もちろんLR2のアプリとカタログを残しておくこともできますが、カタログファイルが同期されるわけではないので、今後LR3をメインに使うのであれば必要ないですから(念のためバックアップはとっておいた上で)削除しました。

1日ほど触ってみた感じでは、ノイズ処理が改善されているという噂は本当のようです。LR2よりはノイズ低減の効きが良くなっていると思います。DPPより少し効きが良く、Silkypixよりは弱いという印象です。レンズごとの補正が効くのも便利です。今までも手動で周辺減光の補正はできましたが、対応しているレンズであればクリック一つで最適化された補正がかかるのは楽ですね。純正レンズならDPPでより良い補正ができますけど、非純正レンズに対しては使えませんでしたから。

インターフェース的にはLR2とほとんど同じですから、戸惑うところはありません。これまで唯一気付いた変更は、読み込みのインターフェースです。カードからの読み込みの際に、これまではカード内のすべての写真がリストされ、読み込み済みの写真は手動でチェックを外す必要がありましたが、LR3では重複しない写真だけを自動的に選択することができます。

動作は気持ち重くなったような気もしないではないですが、上記のような改善点はアップグレードするだけの価値があるものだと思いますので、Lightroomユーザーにはアップグレードすることをお勧めします。もし気に入らなければ簡単に前のバージョンにも戻れますしね。

Dock内のAdobeアイコンたち
Dock内のAdobeアイコンたち

MacのDock内のアイコンも他のAdobe CS5シリーズと共通のものになりました。

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