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今日はシンガポールはナショナルデー、建国記念日で祝日でした。今年で建国52年になります。街中はにぎわっていたのでしょうが、郊外の私の家の近辺はさほど騒がしくもなく。ただ行き交う人々には国のカラーである赤い色の服を着た人が多かったように思います。
シンガポールにはナショナルサービス(NS)と呼ばれる徴兵があり、今年は制度ができて50周年にあたるということで、その関係のイベントも多くありました。外国人として住んでいる分には徴兵は関係ないと思われるかもしれませんが、実はちょっとだけ関係があります。もしPR、いわゆる永住権を取得しようと思うなら。
PRを取得すると、公立病院の受診料が安くなったり、公団の中古物件を買うことができたり、公立の学校にちょっとだけ入りやすくなったりします。もっとも大きなメリットは、CPFと呼ばれる積立基金に加入できること(というか強制加入です)。所得に応じた積立額の約半分を従業員が給料天引きで支払い、残りの金額を雇用主が支払って積立ます。定年までに積み立てた額を年金として受け取ることができるほか、定年前であっても一部を医療費や住宅購入資金として使うこともできます。
一方、PRのデメリットとしてはCPFの分だけ手取りが減ることと、PR2世の男子には徴兵の義務があること。すなわち、PR取得者本人には徴兵は課せられませんが、男の子がいる場合はその子に徴兵の義務が発生します。徴兵を逃れるためにPRを放棄すると、その子が将来シンガポールに赴任したりするときにビザがおりにくくなるかもしれません。子供を除いてPRの申請を行うとほぼ100%許可がおりません。
昔はPRも簡単に取れ、数年働いただけで、子供抜きで申請したとしても取得できていたようですが、今はなかなか取れないようです。私もシンガポールに来てもう4年ですが、まだPR申請していません。うちも男の子がいますので、PRは取得しない可能性が高いです。
我が家には15年以上前に購入したチェキがあります。ここ数年は出番がありませんが、今でもまだ使えます。撮ったその場でプリントできるというのはデジカメにはない魅力です。メールやSNSでシェアするのとはまた違った趣がありますし、そもそも相手がスマホやPCを使ってなくてプリントした写真を渡すしかないというケースもあります(うちの親です)。しかしチェキはプリントするまでどんな風に撮れたか分からず、撮り直しを繰り返すとフィルム代がかさみます。フィルムパックもそんなに安くないです。また、同じ写真を2枚以上プリントすることもできません。
そんなチェキの欠点(*)を解決したのが、5月に発売されたinstax SQUARE SQ10です。デジカメとチェキの融合。撮った写真を液晶画面で確認して、好きなものだけを何枚でもプリントできます。レビューを見てもなかなか魅力的だなと思いました。しかし、デジタルでの画質はデジカメやスマホに劣りますし、本体もフィルムも結構なお値段です。年に数回の「撮ったその場でプリントしたい」というニーズにそこまで投資する価値があるのかどうか。大きさもありますから毎日持ち歩くこともないでしょうしねぇ。ちなみに、SQ10で使うフィルムはその名のとおりスクエアフォーマットで、従来のフィルムより大きくそして値段も高いです。つまり、手持ちのチェキとフィルムの互換性はありません。
(*) 欠点ではなくチェキの特徴として、その一期一会を楽しむという考え方もあることは十分理解しています。
X100Fの説明書を読んで初めて知ったのですが、フジフイルムからはスマホの写真をチェキのフイルムに印刷できるinstax SHAREというプリンターが発売されているんですね。全くノーマークでした。大きさはチェキよりも小さく価格もSQ10より安い。これって実はSQ10より使い勝手がいいんじゃないでしょうか?スマホで撮影して、気に入った写真があったらその場でプリント。アプリ上で多少の加工が出来るのもSQ10と同じです。Wi-Fi接続とアプリ立ち上げの手間はありますが、SQ10より小さいので持ち歩きは楽ですよね。スマホはどうせいつも持ち歩いてるんだし。さらにX100Fなどのフジフイルムのカメラならスマホを介さずに直接プリントできます。フィルムも従来のチェキと同じものが使えます。
先日シンガポールで購入し、日本に一時帰国する際に持って行きました。親にその場でプリントした写真を手渡したら喜んでくれました。買ってよかったです。プリントの画質的にはアナログのチェキで撮影&プリントしたほうが良いらしいのですが、SQUAREにしろSHAREにしろ、画質よりもプリントして渡したり集めたりする体験と即時性が大事だと思います。プリント自体はかなり速いです。現像できるまでの時間トータルで考えたらプリンターでの印刷より遅いくらいですけど、この現像待ちの時間を共有するのも楽しいものです。旅行の写真とか、10枚だけ選んでプリントして余白にコメントとか書いてアルバムに入れておくとか良いかもしれませんね。最近は撮った写真はPCで鑑賞するだけでほとんどプリントしてなかったのですが、これからはチェキプリントして楽しむ機会も増えるかもしれません。
X100Fにペンタックスのフジツボフードをつけるとデザイン的にはいい感じになりました(X100Fのレンズフード (1))。そのままレザーケースのカバーも閉まりますし、これでいいかなと思ったのですが、気になることが。
まずはマルミのUVフィルターがちょっと不安です。一応レンズには干渉しないようですが、枠も厚いし本当に大丈夫なのか。そして画質面。なにしろ安いフィルターです。これまでレンズにつかってきたどのフィルターよりも下のグレードで、コーティングとかの処理も特に無いようです。おそらく気にならない程度だとは思うのですが。。。
フィルターの装着を諦めると、今度はレンズの保護が気になります。撮影時はともかく、ケース収納時はできればレンズキャップ、最低でも保護フィルターをつけておきたいのです。鞄の中でどんな衝撃をうけたり埃が入ったりするか分かりませんので。フードの上からでは本体付属のレンズキャップは装着できませんので、このペンタックスのフード用のレンズキャップを用意しましたが、これをつけた状態でレザーケースのカバーを閉じると少し浮いてしまうんですよね。そしてこのキャップはねじ込み式なので、付け外しがとても面倒です。そういえば、初代X100の時に買ったユーエヌのフジツボフードも、ねじ込み式のキャップが面倒で結局使わなくなったのでした。
そんなわけで、やっぱり純正フードを使うことにしました。使うたびに装着する必要はありますが、バヨネット式なので、ねじ込みキャップの付け外しよりは面倒じゃありません。アダプターリングを装着したままでもレザーケースが閉めれるようになりましたしね。さらに試してみると、アダプターリング・保護フィルター・付属レンズキャップを全て装着した状態でも、レザーケースのカバーが閉まることが分かりました。もしかしたらちょっと浮いているのかもしれませんが、フジツボフードとキャップの状態よりは明らかにマシでした。
なので、これまた純正の保護フィルターPRF-49Sを購入。普段はアダプターリング+保護フィルター+レンズカバーでレザーケースに入れておき、撮影時はレンズカバーを外してフードを装着。これでいくことにします。
レンズの保護、ホールドの安定性、そしてゴースト・フレアの防止という本来の目的のため、X100Fにもちゃんとレンズフードをつけることにします。フードをつけた状態では付属のレンズキャップは使えませんしレザーケースのカバーも閉まりませんので、そこをどうするかが考えどころです。
第一案はフジツボフード。レザーケースのレンズ部分がX100Fでは若干大きくなったおかげで、フジツボフードを装着した状態でもカバーを閉じることができるらしいという情報がありましたので、試してみることにしました。
純正であれフジツボであれ、フードを装着するためには、レンズ先端のフロントリングを外して代わりにアダプターリングを装着する必要があります。サードパーティー製もいくつかありますが、精度とデザインの統一性を考えて純正で。アダプターリング単体AR-X100でも販売されていますが、純正フードLH-X100にはアダプターリングが付属しています。後々やっぱり純正フードを使うかもしれないことも考えて、ここはLH-X100を買っておくことにします。
本題のフジツボフードは、定番のペンタックスのフードMH-RE49。X100Fとのデザインの親和性もこれが一番良いです。初代X100ではユーエヌのフードを買っていましたが、どうやらすでに廃盤になっている模様。
アダプターリングにペンタックスのフードをつけた状態でレザーケースに入れてみると、確かにカバーを閉じることができてそうです。リングとフードの間にフィルターをはさむと閉じれなくなります。このフードは先端内側にも30.5mmのネジきりがされていてフィルターを装着することができるので、マルミのUVフィルターをつけてみました。内側からフィルターをつければ厚さはそのまま。ちなみに、ハクバの同等品だと枠が少し厚くて、近接フォーカス時に繰り出したレンズに干渉してしまうようなので要注意です。
結果、このような感じになりました。フジのカメラにペンタックスのロゴなのがちょっとあれですけど、全体的にはいい雰囲気です。
しかし、これで決まり、とはいきませんでした。続きます。
初代X100と同様に、X100Fも少しドレスアップしてみます。(参照:X100ぷち・ドレスアップ その1、その2)
まずケースは本体と同時購入(というかサービスしてくれた)純正のLC-X100Fブラウン。ストラップもケースに付属のものを使っており、ちょっと硬めですが使っているうちに馴染んでくると思います。デザインも質感もいい感じです。
X100で使っていたものと比べて、ケースをつけたままバッテリーとSDカードにアクセスできるのと、レンズ部分のカバーも少し大きくなっているのが良いです。アダプターリングとレンズキャップを装着した状態でもカバーが閉まります。
逆に気になるのは、シャッターボタンやFnボタンを押す時にケースに指が触れてしまうこと。X100では全くそういうことはなかったと思います。ストラップ取り付け部分に引っ掛ける部分の形状・大きさが変わったのか、本体のストラップ取り付け部の位置が変わったのか。両機の写真を見比べてもらうと分かると思います(X100・X100F)。操作を妨げるほどではないのですけどね。
他社のケースと開く方向が逆なので、液晶画面を見るためだけにレンズ部分から全開する必要があること、三脚が使えなくなってしまうことは相変わらずです。
アクセサリーシューと三角環にはX100の時と同じニコンのカバーを付けました。X100では三角環ごとニコンのものに交換しましたが、X100F付属の三角環でもニコンのカバーが使えました。ケースを頻繁に付け外しする必要はなくなったとはいえ、このタイプのカバーのほうがすっきりします。
そしてシャッターボタンです。やはり取り付けたほうがシャッターを押しやすいですしね。今回は赤のボタンを付けてみました。ワンポイントでいいアクセントになります。
X100で使っていたものと比べると凹凸が逆ですし、ちょっと背も高い感じなので、ケースを閉める時に気をつけないと。ネジが緩んで外れやすいというクチコミもあるので、予備にもう一個買っておきました。
今使っているタブレット端末はiPad Air 2。発売直後に買ったのでもう2年半以上使っています。性能的に全く問題はないのですが、Apple Pencilが使いたくて、iPad Proが欲しいなあと思っていました。
Apple Pencilが使いたい主な理由は
という3つです。
どれも指や市販のスタイラスでもできなくはないのですが、実際にやってみると思うようにいきません。指先もペン先も太すぎるのです。思い通りの位置に音符が書けなかったり、字がきれいに書けなかったり。そしてこれらの用途には画面が大きいほうが良い。これまでのiPad Proは12.9インチモデルが後発の9.7インチモデルにスペック的に劣っていましたが、今月発売になった新機種では12.9インチも10.5インチも同等の性能です。
というわけで、早速新しくなったiPad Proの12.9インチモデルを買いました。
容量は64GB。今のiPad Air 2も64GBで十分足りてますし256GBも必要なさそうなので節約。色は本当はスペースグレーにしたかったのですが在庫が無く、これまで所有しているiPhone/iPadと同じゴールドで。Apple PencilとSmart Keyboardも購入し、今回は液晶保護フィルムと背面ケースも用意しました。過去のiPadはフィルムもケースもつけずカバーだけで使ってきましたが、特に液晶面はApple Pencilを使うならちゃんと保護しておいたほうが良さそうなので。
大きな画面と左右に付いたスピーカーは動画を観るにはとても良いです。Apple PencilはもちろんSmart Keyboardも思った以上に使いやすくていいですね。性能面ではこれまでのところ正直iPad Air 2との差は感じていません。iOS11になれば優位性が実感できるかもしれません。そして、分かってはいたことですが、やはり大きくて重いです。外出時に持ち出すことはないでしょう。なので、iPad Air 2もそのまま併用することにします。上に書いたような用途や動画鑑賞にはPro、それ以外のゲーム・音楽などはAir 2という風に使い分ければお互いの容量も節約できていいかなと思っています。
店頭で触ってみて気に入りましたので、買いました。想定通りですね。以前所有していた初代X100もとても良いカメラで好きでしたので、それがさらに進化しているとなれば買わざるを得ません。
ちょうど先週末限定のプロモーションをやっていたのも背中を押してくれました。通常価格から$50引き、予備バッテリー(旧型でしたけど)・16GBのSDカード(いらないけど)・$10のフォトプリントクーポン(いらないけど)・防湿ケース(いらないけど)がついてきて、さらに純正レザーケース(これは嬉しい)もつけてくれました。バッテリーとレザーケースはもともと一緒に買うつもりでしたのでラッキーでした。X100Fは海外で買ってもちゃんと日本語に設定でき、説明書の言語と電源プラグの形状以外は世界共通です(日本製)。ちなみにソニーやパナソニックはこちらで買うと日本語にできないしビデオも60pが選べなかったりしますので要注意。
開封の儀はシンガポールの風習に従って店頭にて行われました。今回は店員に開封や設定をされてしまうのではなく、自分で中の袋を開けて(ちゃんと未開封でした)、バッテリーとメモリーカードを入れて、言語と時刻の設定をすることができたので良しとします。付けてくれたSDカードは容量も速度も足りないので、いつも使っている64GB・95MB/sのSDXCカードを別の店で買って帰りました。
X100は結構豪華でしっかりした化粧箱に入っていましたが、X100Fは紙製の箱に普通に入っているだけでちょっと残念。でもまあ現実的には箱より中身にお金を使ってくれた方がいいです。少し前にファームウェアのアップデートがあったのを知っているので、まずそれを適用してから初期設定です。
初代X100と違いケースを付けたままでもバッテリーやSDカードを取り出せるのはいいですね。USB充電時以外はケース付けっぱなしになりそうです。その他のアクセサリーもこれから揃えていかなくては。今回は液晶保護フィルムは貼りたいと思っていますので、次の日本出張の際にフィルムを買って貼ってもらいましょうかね。三角環とカバー、アクセサリーシューカバーをどうするかも考え中です(X100ではニコンのものに付け替えていました)。ソフトレリーズボタンも付けたいです。フードと保護フィルターもあったほうがいいのですが、これらを付けてしまうとレンズカバーとケースが使えないんですよね。
しばらくカメラ関係の物欲も撮影のモチベーションも下がっていましたが(そういえば今年に入ってからブログに1枚もあげてないです)、久しぶりに写真への意欲が湧いてきました。。まだ室内での試し撮りしかしていませんので、早くX100Fを持ち出して撮影したいです。
先週末にX100Fの実機に触ってきました。こちらの家電量販店にはFujifilmのカメラを置いているところは少なく、カメラ専門店でも実機を展示しているところは少ないです(頼めば売り物のを開けて触らせてくれますけど)。国内に1つだけあるFujifilm Studio(直営ではなくカメラ店への委託です)なら確実ですのでそちらへ行ってきました。
触ってみて、ああやっぱりこれだ、と確信しました。予想通り、初代X100の不満点はかなり解消されている印象ですし、新機能も加わっています。ISO感度もダイヤルで操作できますし、MENU/OKボタンも押しやすくなっていました。フォーカスレバーも導入され、ボタンのカスタマイズもある程度できます。近接撮影もマクロモードへの切り替えなしにシームレスにできるのは助かります。デジタルテレコンバーターを使えば35mm相当だけでなく、50mm相当、70mm相当でも撮影できます。
一方気になった点もいくつかありました。AFは進化しているもののa7IIに比べるとちょっと迷いやすいかなと感じました。それでも初代X100ほど外すことはないだろうと思いますが。X100はどうだったか忘れましたが、シャッターボタンの半押しまでのストロークが長めで、ちょっと慣れが必要かも。あと、Qボタンは間違って押してしまうことが多そうです。
デジタルテレコンがRAWと両立しないのはSonyと同じですが、将来的にファームアップで改良されると嬉しいですね(Olympusのようにトリミング前のRAWを残してくれたらそれでいいです)。チルト液晶と手振れ補正もあれば完璧ですけど、それがないのも含めてのX100シリーズなのかなとも思うので、そこは許容します。
総じて、ほぼ期待していた通りの良い感触を得ました。
というわけで。続きます。
旅行用のカメラを検討していて気になったのがFujifilmのX100F。レンズ交換式の一眼ではなく、レンズ固定のコンデジに分類されるものです。センサーはAPS-C。レンズは23mm F2の単焦点でズームはできません。大きなセンサーと明るいレンズのためにコンデジとしては大きく重いです。ミラーレス一眼のボディのみとほぼ同じくらいです。通常のコンデジと比べるとズーム域と携帯性で劣りますが、画質面では圧勝です。一眼と比べると、レンズ交換はできませんがその分レンズとセンサーが最適化されており、携帯性でも勝ります。
実は私は2011年の初代X100を持っていました。画質面とデザインに関しては大満足でした。ただし操作性は悪かったです。海外赴任に際し手持ち機材の整理を行い手放しましたが、X100での撮影は非常に楽しかったです。
旅行に際しては画質のX100Fと汎用性のRX100M4を組み合わせて持って行くのもいいなと思い始めました。X100を所有していた頃も、X100とPanasonicのLX5の2台体制で旅行に行ったことがあります。ほとんどの写真はX100で撮り、ズームが必要なときはLX5を使っていました。LX5と比べるとRX100M4は望遠が弱いですがデジタルテレコンで補えるでしょう。画質は上ですし。
X100Fはシリーズ4代目ということで、初代X100と比べるとかなり進化しています。X100で感じていた不満点(当時のレビュー)はほぼ解消されているのではないでしょうか。そのあたりは実機を触って確かめてみたいところです。センサー性能は当然良くなっており、画素数も倍になりました。画質面に関してはまったく心配していません。EVFや液晶の性能も上がっています。新機能もフィルムシミュレーションも追加されています。RAW現像に使っているLightroomとの親和性も上がって使いやすくなっているようです。
お値段はそれなりにしますし、旅行に関しては手持ちの機材でやりくりできないわけでもないです。ただ、このシリーズはデザインも好きだし、実際に撮影していて楽しいし、写真も他社とは違う雰囲気でいい感じに仕上がるんです。旅行とは関係なく、純粋に欲しくなってしまいました。
夏に旅行に行く予定を立てたので、持って行くカメラの検討をし始めました。
画質面から言えば当然フルサイズのa7II。これに高倍率ズームのSEL24240を組み合わせれば広角から望遠までカバーできます。室内用に標準単焦点のSEL55F18Zも持って行けば撮影機材としてはほぼ完璧でしょう。ただし、問題は非常に重いこと。特にSEL24240が大きく重いんですよね。家族旅行ですし、歩く時間・距離の長い旅行になりそうだし、大きくて重い機材を持ち歩くのも年齢とともに辛くなってきていますし。フルサイズ一式を持って行くのはちょっときついかなと思い始めました。
次点としては、数年前にイタリアに行った時の組み合わせ、a6000に標準ズームSEL1670Zと単焦点SEL24F18Z。a6000はもう3年以上前の機種ですがまだ現役で使えますし、レンズの写りも申し分ないです。フルサイズ機を持っている今APS-Cのボディに投資するのはどうかと思うものの、a6500にアップグレードしたらSEL24F18Zでも手振れ補正が効くなぁ、なんて考えたり。
携帯性と機能性を重視すれば、コンデジのRX100M4のみ。この場合望遠は70mmまでですが、おそらく足りるのでしょう。でもやはり画質面ではかなり劣ります。せっかくの旅行ですから、可能な限り画質は良いものがいいなと。投資してRX100M5にアップグレードすれば、AF速度・精度の向上により歩止まりは良くなるでしょうが、画質自体はそんなに変わらないのでしょうね。
どうせ追加投資するなら、いっそ別マウントでよりコンパクトなシステムを揃えてもいいんじゃない?と考えてみました。が、センサーサイズの小さなマイクロフォーサーズでも結構な重さになります。E-M1 MarkIIに評判の高倍率ズーム12-100mm F4を組み合わせるとフルサイズ並みになってしまいます(値段も)。FujifilmのXマウントは非常に評判が良くて気になっているのですが、こちらもボディ・レンズをどう組み合わせてもa6000オプションより軽くはならなさそうです。
で、富士フイルムのカメラを眺めていてふと気づいたもうひとつのオプション。それはX100Fです。長くなるのでまた次回。